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沖縄行くぞ、2月だから ~3日目~


旅程3日日、月曜日。
朝食は近場のスーパーで前日に調達した惣菜その他をコンドミニアムのキッチンで温めるなどして。
コンドミニアムの建物に併設されているカフェで食べるという選択肢もあったけど、開店時間が沖縄らしくファジーだという話と、近隣のコンドミニアムからも客が来るので意外と混雑するという話があったので、部屋でゆっくりできる形にしました。
コンドミニアムタイプなら、なんなら前日の夜も自分たちで地の魚なんかを調達してきて酒盛りするというのもアリだったかもしれません。
2日目記事に書いたように、推しの子6話を見ながら朝食食べて、お通夜の雰囲気で3日目の行動開始です。

美ら海水族館


いい天気(暑い)

3日目にして旅程のメインディッシュ、美ら海水族館です。
平日とはいえ、油断はできないので8:30開館のタイミングで訪問。
いちおう、漫然とまわるよりはと思って事前に下調べした内容がこちらです。

◆裏側まるごとウォッチング
10:00/11:00/12:00/13:00​​​​​(1時間)
水族館3Fエントランス内 専用受付カウンター(15分前〆切)
5000円/グループ

◆「熱帯魚の海」水槽前プログラム
給餌解説
13:00/15:30

◆「黒潮の海」水槽前プログラム
水槽解説
11:30/13:30
給餌解説
9:30(ナンヨウマンタ)/15:00(ジンベエザメ)/17:00(ジンベエザメ)

◆黒潮探検
8:30~11:00(入場締切 10:45)/17:30~閉館まで(入場締切 閉館の15分前)

◆イルカラグーン イルカショー
10:30/11:30/13:00/15:00/17:00

◆ウミガメ館/マナティー館
8:30~17:30(入場無料)

https://churaumi.okinawa/

「裏側まるごとウォッチング」は、スタッフの解説付きで水槽の裏側を見学できるツアー。できれば参加したかったんですが、開館後すぐに10:00、11:00の回が満員に。
ツアーの添乗員の人だったり、旅慣れた人がスタートダッシュしたのかもしれません。
当日は午後の予定もあったので、今回は見送ることに。
とはいえ、美ら海水族館って那覇市内から距離があって旅行全体のスケジュールの中心に据えないと訪問できないので、次にいつ行けるかも分からず、返す返すも残念でした。

気を取り直して館内に入り、順路に従って進みつつ、今度は「黒潮の海」の9:30からの給餌解説を目指します。
水族館のWebサイトの説明だと、午後の2回がジンベエザメ、朝の1回はナンヨウマンタの給餌、というようにも見えますが、実際のところはジンベエザメの餌やりは1日3回あり、朝の1回のみナンヨウマンタの餌やりも行う、ということなので、給餌を見学するなら朝イチの回がベストです。

入館後すぐにサンゴの水槽があり、続いて「熱帯魚の海」個別の魚を見やすく小型の水槽に分けた個水槽と続きます。

個水槽の展示もなかなか凝っている

時間に合わせて途中の水槽は適宜スキップしたりしながら(当然後で戻れます)「黒潮の海」まで進み、水槽脇に併設されているCafe Ocean Blueに入店しました。

圧巻!

こちらのカフェは、普通席なら無料で入れるのですが、水槽に隣接した席を40分500円で確保できます。
この席は本当に水槽のすぐ近くになるので、椅子に座って飲み物等飲みつつ、間近でジンベエザメやナンヨウマンタの様子を見ることができます。
これは本当に素晴らしい体験だったので、朝イチから入れるのなら、是非体験してほしいです。
平日だったこともあってか、給餌の時間でも有料席に空席がありましたが、おそらく昼前辺りからは混雑して待ち時間が発生するんじゃないかと思います。

Youtube動画の概要欄にチャプターを打ちましたが、水面にプランクトンを混ぜた水を撒いたり、長柄の給餌器を使って水槽内に餌を散布したりしています。
マンタは餌のあるところに泳いでいって、宙返りしながら餌を取り込む様子が見られます。
ジンベエザメは、水面の餌を吸い込みながら移動して餌を摂りますが、時折立ち泳ぎのような姿で餌を取り込む様子が見られます。

ちなみに、カフェのメニュー自体は可もなく不可もなくという感じでしたが、薄いブルーのハーブティーや、マンタのラテアート等、映えるメニューはおさえていたので、インスタの民にはよろしいかと思います。

館内の飲食としては、4Fにオーシャンビューのレストランイノーがありますが、こちらは昼時すごい行列になっていたので、うまく立ち回らないとこちらでの食事は難しそうでした。

「黒潮の海」をカフェから堪能した後は、回り込んで下から水槽を見ることもできます。

マンカインドもおる

また「黒潮の海」からエレベーターで上階にあがって、水槽を上から見学する黒潮探検に参加することができます。
黒潮探検は、水槽の一段上のフロアから網越しに見学することができるプログラムですが、有料の裏側まるごとウォッチングでは、水槽のすぐ上から見学できるようでした。

「黒潮の海」から順路を少し戻ってサメ博士の部屋、サメ水槽には、おびただしい数のサメが泳いでおり、ちびっこに大人気でした。
白いサメはツマジロというそうで、国内だと美ら海水族館でしか見られないのだそうです。

その他、別棟としてウミガメ館、マナティー館が併設されています。
ウミガメについては餌やりのプログラムなどもあるようで、家族連れに人気の様子でした。

産卵も行われるみたい

最後に、イルカラグーンで開催されるイルカショーも見物して来ましたが、こちらはある意味どこの水族館でも見られるものかと思います。

裏側ツアーに参加しそこねたのは残念でしたが、午前いっぱいの時間の中で見られるものは一通り見られたと思います。
館内も広く、なんとなく行くと見られないようなものもあったので、今後訪問する人の参考になれば幸いです。

桜パーラー

この日はディナーにけっこう重い予約を入れていたので、沖縄独特のパーラー文化をどこかで経験しておきたいなという思いもあり、昼食は美ら海水族館から出てすぐのパーラーで軽めに摂りました。
沖縄のパーラーは、数百円程度の軽食を提供する屋台飯で、現地では若い人が食間に小腹を満たしたりするようなお店だそうです。

タコスサンドは体に良い(出典:エルドラファイブ)

値段も手頃で美味しかったです。
食後は、那覇市に向けて移動を開始。
この日、あとの予定は那覇市でのディナーのみだったため、事前にピックアップした候補地から適当に目的地を決めながらのドライブです。

今帰仁城跡

美ら海水族館と同じく、那覇市からはなかなか訪問しづらい観光スポット、今帰仁城跡に行ってきました。
このあたりの桜の木は寒緋桜で、1月頃から開花しているらしく、2月とはいえ28℃を超えるような陽気では葉桜も多かったです。

絶景!

本州に現存している比較的新しい城は、商業のための城が多いですが、今帰仁城は戦用の山城だな、ということがよく分かる険しい立地。
物見台からの眺望はまさに絶景でした。

首里城以上に体力を使いましたが、この規模の史跡がそのまま残っているというのは本州ではなかなかないことなので、素晴らしい体験でした。

併設の資料館では、民俗学的資料等の展示が見られます。

主張の強い千歯扱き

キャンプ・シュワブ

移動の途上、立ち寄るというほどではないのですが、基地問題に揺れる辺野古周辺をドライブしてきました。

この問題について気軽に何かを言えるようなこともないのですが、シンプルに工事が行われる前の様子を見ておこう、という動機です。

少しオーバーランしてから、キャンプ・シュワブ方面に向かったため、動画では基地前を通ってから折り返して帰ってくる様子が記録されています。
1回目に基地前を通った15時前に、いわゆる座り込みが開始されており、折り返して戻ってきたときにはダンプカーの車列ができている様子が写っています。

波上宮

宿泊ホテルのすぐ近くということで、ディナーに繰り出すついでに立ち寄ってみました。

ビーチと神社

境内に登る坂の途中、脇から階段を降りると、浜に降りることができます。
写真左に写っている崖の上が、境内になります。
那覇市内の都市部ですら海が美しく、沖縄はやっぱり海だな、と思いました。

HOTEL SANSUI NAHA

那覇市内のホテルで、14Fの3人部屋に投宿。
同じフロアにバーラウンジがあり、無料で飲み放題ということだったのですが、後述するディナーが重すぎたのと、推しの子視聴の会を優先したためにバーは利用できませんでした。

都市部のホテルということで、部屋は若干手狭でしたが(本部のコンドミニアムと比べてはいけない)2Fと屋上にプールがあったり、リゾートとして楽しめる工夫が凝らされていました。

大浴場も清潔で問題なかったのですが、配置が1Fと2Fということで、当たり前なのですが露天風呂は壁に囲まれており、外気が感じられるなーというくらいのものでした。
ちなみに、このホテル、駅方面から歩いてくるとモロに風俗街を歩くことになるので、そういう雰囲気が怖い人は海側から回り込んで行ったほうがいいかもしれません。

味と踊りの竜宮城うらしま

趣味で舞踊を修めている四国くんのたっての希望で、琉球舞踊のステージのある店でディナーです。
コースについてもイラブー(エラブウミヘビ)を食べてみたいという四国くんのオーダーで、那覇市内で両方をおさえる店はここだけだと思います。

Googleフォトコラージュに入り切らないフルコース

事前に覚悟していたことではありますが、写真にプラスして1品、デザートの沖縄ぜんざいが出てきます。なかなかのボリュームです。

右下の黒いのが、イラブー汁です。
昼間美ら海水族館で学んだところによると、一般にウミヘビと呼ばれるものには、爬虫類に分類されるもの(つまり、海中に潜ってるだけのただの蛇)と、ウツボなどの仲間であるウミヘビがおり、毒を持っているのは前者ということでしたが、このイラブーは前者になります。
つまり、我々はスネークイーターの実績を解除したということになります。
味はまぁ淡白な白身魚のようで悪くなかったのですが、小骨が多すぎて食べるのに苦労しました。

グルクン唐揚げや沖縄天ぷら、ジーマミー豆腐はもともと好きだったのですが、初めて食べたメニューではミヌダル(豚ロース肉の黒ゴマ和え)やタウムリンガク(田芋のきんとん)が美味しかったです。
ラフテーも甘めの味噌和えで食べると脂っこくなくて美味でした。

琉球舞踊は19時からの第一部が、かぎやで風、湊くり節、梅の香り、大漁、谷茶前の5演目で30分間。
20時からの第二部が、四つ竹、汀間当、いちゅび小、貫花、太鼓ばやしの5演目で30分間で、計1時間10演目が披露され、終演後に演者の方と記念撮影ができます。

「大漁」

平日で演目も料理のメニューもマニアックで、値段も1人あたり10kオーバーとそれなりなので、我々以外には老人会らしき集まりが2テーブルと、アメリカからと思しき観光客が1テーブルしか入っておらず、静かに鑑賞できました。

僕自身は舞踊がわかるわけではないのですが、四国くんは大満足のようだったので、よかったです。

続・推しの子 視聴の会

ホテルのフロントで延長ケーブルを借りてまで、推しの子視聴の会を継続開催し、無事ワンクールを見終えました。
四国くんも気に入ってくれたと思います。セカンドシーズンいつだろう、楽しみですね。



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