市川春子短編集にあるヴァイオライトのストーリーがよく分からなくてTwitterで調べたら皆わかってなさそうだったので自分なりの解釈書きます
めちゃくちゃネタバレします

個人的にはすみれは雷の化身、飛行機に接触した贖罪として未来を助けてそこでちょっと友情が芽生えて、、みたいな切ない友情モノとして読みました

砂糖で体が崩れちゃったのはなんなんだろう、、、 
そういう化学反応があるのかなって思って調べたけど砂糖は電気を通さない旨の記事しか出てこなかった  くわしい人教えてください
飛行機の残骸(白いクズや透明なの)で体を形成してたっぽいからそれ関連とか？ 
けどわざわざすみれが砂糖をすくった意味もわからないし未来もなんでこぼしたんだろう 
直前の未来は体調が悪そうだったけどなんだろう？高山病とかかな

なんにせよ崩れゆく体で未来を助けようとするすみれは健気だった ネクタイで身体を繋いで引っ張るのかっこいいなあ
というかこのシーンは崖から落ちそうになるのも含めて山ではぐれた時と同じことしてるんだなあ
未来が崖に落ちそうになる(暗くて道が見えなかった？)のをすみれはまた助けようとするけど、身体がほぼ崩れているせいで目の前で未来は焼死、ぎゅうと手を掴んでも炭になって崩れていってしまうの辛いなあ
その後の雨はすみれの悲しみを表してるのかなと思ったり この時の嵐でまた別の船を沈没させてしまって、その船の残骸でまた人の姿として戻ってきて炭になって消えてしまった未来を未だ探し続けている、、っていう解釈で読みました！

最後に女の子として戻ってきてるのは多分沈没した船が女子校(or共学)でその制服を使ってるからかな

人外と仲良くなれても共存することは出来ないというメッセージなのかな
気になるところはいっぱいあるけど個人的には結構好きでした 他の人の解釈も知りたいです