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活きた写真への近道(NDフィルター)

動きを止める写真に対して、ぶらす写真。ブラス為にシャッター速度を落とす、これは常識ですね。シャッター速度を落とすには絞りを絞れば、必然的にシャッター速度は落ちます。1段絞るごとにシャッター速度は倍になります。ただ、デジタルカメラの場合、適正絞りは存在する。例えば、50mmのレンズでしたらf5.6~f8.0、f8.0以上絞ると光の回折現象が起こり、被写体の輪郭が汚くなってしまう。そこでNDフィルターを使う。スタジオ撮影では、多灯ライティングや、大型ストロボを使用するのでNDは常識。特に光が一番綺麗に回るシャッター速度1/60前後に合わせるので各号数のNDは必需品ですが、意外に風景やロケ撮り時にPLフィルターを使う方は良く見かけますが、NDを使っている方はあまり見かけません。確かに面倒ですが1度使ってみてください。病みつきになるかもです(笑)

参考までに、NDの番手と、絞り段数はND2→1段、ND4→2段、ND8→3段、ND16→4段で、後は組み合わせで5段落とすにはND16+ND2、6段はND16+ND4と、重ねていけばOKです。

因みに、TOP画像はNIKON Df+AF50mm1:1.4にて、ISO100設定で、フィルター無しで、f8で1/8でしたが雲を流し30秒ほど露光をしたかったので、ND16の2枚重ねで32秒です。勿論三脚使用です(笑)

では、素敵な写真ライフを

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