ひとで

物書き(作詞家)を目指している主婦です しがらみなく孤独に詩や駄文を書いていきます。

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最近の記事

正解のない世界

賛否両論あった元総理の国葬は 滞りなく執り行われ 宗教と政治の癒着は深く膿んでいて 戦争はまだ続いている 季節は夏から秋に変わり 時間も時事も過ぎるのに 貴方だけいない… あんなことがあったよ こんなことがあったよ 帰ったら貴方に話そうっと思っては ふと我に返る 「ああ、貴方はもういないんだ…」 触れること話すことも 笑い合うことも 喧嘩することも 何もできない 私はこの先ずっと心の中で 返事のない貴方に話をするんだ 貴方を思いながら迷いながら 独りで 生きていかなくち

    • なんかもう全てがバカバカしい

      • 悪魔と罵られてもいい もう嘘をついて 関係を続けるのは止めよう

        • メンヘラ

          ヘラヘラヘラってる メンタルがヘラってる 今宵も君のせいでメンタルがヘラってる 気まぐれで優しい君にメンタルも身体も参ってる 君の全部が欲しくて 僕の全部をあげたくて だけど 君は僕を欲しがらないし 最後まで与えてはくれない。 恋ってめんどうで 愛ってよくわかんない 直ぐに満たされたい僕は 何度も相手を変えて リフレイン どんどん沼ってる めちゃめちゃ沼ってる 無責任な笑顔とその場だけの指切りに 今宵も騙されて心まで丸裸 愛されたいのに 満たされたいのに

        正解のない世界

          あれから…

          あれから、あの震災から10年… 「もう」と思う人「まだ」と思う人 人の数だけそれぞれに思う事はあるだろう。 あの日から何度もテレビで放送された 「津波」「火災」「瓦礫」の映像、 あの日たくさんの人の当たり前が 消えてなくなった…それも一瞬で。 それをみて私は苦しかった。 遠い場所でただ祈ることしか、 信じることしか、できなかったのが… (その状況は今でも変わらない) この10年で私はなにか変わっだろうか? 日々目の前で起こることに 精一杯で、何も変わらない。 変化に怯え

          あれから…

          別れ

          人混みで盗み見た貴方は相変わらずで 色付いた胸も色褪せた 全てを壊してでも欲しがった 2人で台無しにした未来 後ろ指さされても欲しがった 2人の叶わぬ未来 「さようなら 愛おしかった人」 「さようなら 夢見た結末」 私の知らない処で 私の知らない人と 先へ進めばいい 錫杖が夢の終わりを告げる 世の理 輪廻の万華鏡 純愛と言えるほど一途じゃあなくて 初恋と呼べるほと青くはなかった ピンヒールもタイトスカートも 甘いリップも手放して ようやくお花畑から解放された

          バス停

          今日も延着するバスを待ちながら ペラペラなLove Songで耳を塞ぐ 芸能人のゴシップ 知らない誰かの陰口 そんなものに心を乱されたくなくて そんなものに心を奪われたくなくて 卑屈な君に… 劣等感だらけの僕… 日に日に薄くなる時刻表に、 ホコリだらけのベンチ、そこにあるのに、 誰にも見向きされないのは、 君と僕みたいだ、自嘲を噛み殺して 35分遅れのバスに乗り込む 共感が欲しい僕を今日も 君は無視してスマホを手放せない 僕の弱さが仇になり マイナスばかりが積み上がる

          Color

          産声をあげた時から 凝り固まった常識を押し付けられて 同じ色で愛することを強要される 異質な色の愛だと言って 排除するなら納得するコタエを… 今日も手の中のディスプレイは 現実との落差を思い知らされる 性別の垣根なく 僕がどんな色の愛を描いても 悪でも不正解でもないのに… 捨て去りたい衝動を 投げ出したい熱量が ただ、溢れ出してしまう前に 白か黒かなんて愛には 当てはまらないのに どんなに傷ついても僕らは 愛することを失せない 興味本位の心配に 未知の色の愛への恐

          「ムダ毛」

          この世に無駄なモノなんて この世に無意味なモノなんて 存在しないと 誰かが御大層に言っていた だけどお前そんな弱さで何の意味があるの? だけどお前そんな弱さで何を守っているの? お前はいつも 私の何を守っているの? 不要なトコにばかり生えて 必要なトコには生えてこない バスルームでカミソリ片手に格闘して 脱毛機もワックスもその痛さに悶絶して クリームやフォームは肌荒れがおこる 何度も私を悩ませて処理を怠ると ズボラだとか女子力うんたらと 迷惑かけていないのにヒソヒ

          「ムダ毛」

          marionnette

          星が煌めく虚しい拠所 終わりの静寂が広がる 冷えたミルクティーの 渋いため息をまた見ないフリ 今宵も嫉妬の糸がまた手足を絡め取り 裏腹なココロとカラダで 貴方にいいように飲まれてく 貴方のいいように喰われてく 空っぽの逢瀬は愚鈍で無知な女で いることを強要する 「ワタシ、アナタノオ人形」 見えない糸に縛られて 貴方の為に演じるの 私、貴方のいい子のお人形 今日もまた貴方の望むまま演じるわ 絡みついた糸は ほつれ もつれ 2度と解けない 月が沈んだ侘しい部屋を 始まりの情

          marionnette

          半鐘

          月が赤く今日もしたり顔 瑠璃は脆しと今は昔 担ぎ担がれたマツリゴト 袋のネズミの虚しい言霊 罠にハマった風見鶏 緑青のマナコでぐるりくるり へそで茶を沸かすと陰口叩いてばかりじゃ 上手く踊れないだろ? 芽吹く命の美しさを羨んでいるなら もっと向き合って傷ついてもいいだろ? 爽やかに急かす 皐月 静かに照らす 長月 誰より何より強く想っていても 指咥えてるだけじゃ 何も変わらないだろ? 月のほとりの現し世 冥土の使いがものは試しと ワラにもすがる 身売りの市子

          「半魚人」

          楽園のような海の中 宝石のようなお魚も 珊瑚やイソギンチャクの花畑も 不釣り合いな「アタシ、半魚人。」 誰にも見つからないように 今日も仄暗い洞窟で 息を殺して身を屈めてる 「アタシ、半魚人。」 優雅に泳げなくて ボッチで海底をトボトボ歩く 「アタシ、半魚人。」 水かきじゃあなくて 大きな尾ビレが欲しかった ギョロ目じゃあなくて 大きな瞳が欲しかった 真夜中にこっそり 海面に顔を浮かべて 星空の美しさにあの子を重ね 卑屈になってゆく「アタシ、半魚人。」 岩場に腰か

          「半魚人」

          上手くオサまれなくて 上手くハマれない 歪な僕は ココじゃない何処かで 生きたいと望んでる 苦虫を噛み潰したような大人たちは 知らん顔で通り過ぎてゆく 薄ら笑いのクラスメイトは 歪な僕をハブいて友情ゴッコ 群れたがる乙女たちに ヘラヘラ強気な坊ちゃん 何処にも属せない僕は 箱庭ではぐれ猿 憂いても嘆いても 変わらない箱庭 この閉鎖空間は僕の凡て 上手くオサまれなくて 上手くハマれない 歪な僕は ココじゃない何処かで 生きたいと叫んでる 量産型の個性に 押し付けられ

          スキ♡ばかりが気になって 本当に満足するものを書いてなかったなヾ(_ _*)ハンセイ・・・ 次は納得いくまでアップしなーい! 色んな事が見え始めたから次はできる!!

          スキ♡ばかりが気になって 本当に満足するものを書いてなかったなヾ(_ _*)ハンセイ・・・ 次は納得いくまでアップしなーい! 色んな事が見え始めたから次はできる!!

          silent

          君の隣で息をしたい 君の隣で笑いたい 君の隣で眠りたい 君の隣で体温を感じたい 叶わない夢だと分かっていても とめどなく溢れ出る妄想 叶わない夢だと分かっていても 止まらない妄想 遮断機の降りた踏切 そよぐ風に優しい日差しの午後 木漏れ日に胸がザワつく 穏やかなありふれた日常が 続けば続くほど走りだしたくなる 早くナケと 自由な小鳥が責め立てる 喉に詰まった 感情をゆっくりと飲み込むんだ そして、進もう 君と話したい 君を笑顔にしたい 君を近くに感じたい 君の全てが知

          的外れ

          貴方はいつも何処かズレていて 問題の根本が分かってない… 悩むべき所はそこじゃなくて 他にあるのになぜ気づかないの? 噛み合わない会話 落ち葉のようにハラハラ風に舞う もう少し、最後まで話を聞いて 行動もよくズレていて 優先順位がよく分かっていない いつも貴方は 何処かズレていて何もかも的外れ 私はもう可愛い子供じゃないし 世の中の流れも変わってる 私の望はそんな贅沢なこと? 何をそんなに恐れていて 何をそんなに疑っているの? 愛されることが 護られることが こ