ゆうしゃ

MAKAIの総合プロデューサー。 脚本・演出・作詞・ナレーション・音響をつとめる。

ゆうしゃ

MAKAIの総合プロデューサー。 脚本・演出・作詞・ナレーション・音響をつとめる。

マガジン

  • 小説 魔界綺談 安成慚愧 連載中

  • 眞邊明人の最強の話し方 完結

    眞邊明人の最強の話し方。 売れっ子研修講師が贈る話し方の「ノウハウ」決定版。

  • 人蟲・新説四谷怪談 完結

    四谷で発見された若い女性の白骨死体。そこからつながる四谷怪談の真相。陰陽探偵中津川玲子シリーズ第2弾

  • 小説 続ける女 完結。

    「小説 午前二時の女」の続編。 エリート官僚の餓死というショッキングな事件。 その事件に関わったある女性の物語。

  • 人蟲(改訂版)

    陰陽師中津川シリーズとして2012年に執筆。 そもそもは江戸時代と現代を行き来しながらストーリーが進む展開だったが、改定版では現代編だけにフォーカスして改訂を行う。

最近の記事

THE MAKAIという可能性。

THE MAKAI Fes.が終了。 出演してくれたKiBON2U、絶対倶楽部、NATSUMETALのみなさんに感謝。 「多幸感」というコンセプトの通りのハツラツしたパフォーマンスを見せてくれたKiBON2U、その名の通り、絶対的な自信に満ち溢れた素晴らしいプレイで観客を魅了してくれた絶対倶楽部、ボーカルのIBUKIが不調ながらもその高い演奏能力と歌謡曲の名曲を意外性抜群のメタルアレンジで衝撃を与えてくれたNATSUMETAL。いずれも最高のパフォーマンスだった。 そし

    • 第59回魔界を終えて。魔界はそれでも続いていく。

      令和の記念すべき第一回目となった第59回魔界〜誇りPride。 世界的チェリストのMarikoさんは迎え、新キャラクターとして夕顔の娘・朧役として、根倉稜珠を起用し、新曲「孤城の鬼」を初披露と、盛り込みまくりの回であった。 その一方で、ゴールデンウィークが挟んでいたため、リハーサルがなかなかできず、事実上、本番の前々日、前日のリハーサルでつくりあげるという不安だらけの回でもあった。 終えてみると、結果としてはクオリティにおいては過去最高の部類の出来であったように思う。

      • 令和という時代と享保という時代。

        平成から令和になった。 元号は日本における時代を象徴する言葉でもある。 日本の歴史そのものと言ってもいい。 歴史は輪廻する。どんなに科学が発達しても人間の集団というものは、ある一定の動きをするものである。 歴史を学ぶとそれがよくわかる。 それでは令和という時代は、過去の日本においてはどんな時代に相当するのであろう。 これはあくまでも私見であるが、ワタシは江戸時代、第八代徳川吉宗の時代、享保の時代と近いのではないかと思う。 昭和は激動の時代であった、平成にうつる前

        • 第58回魔界を終えて。魔界という世界を構築し続ける。

          「貪欲Greed」と題し、6年目を迎える、そして平成最後の魔界、そして通算58回となる魔界を終えた。 主役の鶴姫こと志田光のAEW所属の発表後、最初の回でもあり、魔界にとってもステップアップしたい回であった。 その一方で、映像出しの弥武さん、音効の浦畑さんと主要の裏方メンバーが欠席、リハーサルでもなかなかメンバーが揃わず、不安がいっぱいの回でもあった。 その中で、今までにないことを試みた。 それはアクションチームの導入である。 現在では日本屈指のアクションチームであ

        THE MAKAIという可能性。

        マガジン

        • 小説 魔界綺談 安成慚愧 連載中
          100本
        • 眞邊明人の最強の話し方 完結
          23本
        • 人蟲・新説四谷怪談 完結
          63本
        • 小説 続ける女 完結。
          19本
        • 人蟲(改訂版)
          5本
        • 安成慚愧102以降
          2本

        記事

          志田くんのAEW所属によせて。

          先日、魔界の鶴姫こと志田光のアメリカで旗揚げとなる新プロレス団体AEWの所属の記者会見を行いました。 既報どうり、現所属であるMAKAIプロジェクトの籍を抜くことなく、ダブル所属ということになります。したがって魔界にも引き続き鶴姫として出演もいたします。 契約関係の厳格なアメリカにおいて、この契約が許されたのは奇跡的なことでしょう。AEWが寛容であることと同時にそれだけ志田光という才能が欲しかったのだと思います。 志田くん自身も「魔界なくしての契約はありえない」と言って

          志田くんのAEW所属によせて。

          THEMAKAIは魔界の物語を描き出す。

          現体制の魔界音楽班のライブとしては昨年の12月の引き続き二度目となったTHE MAKAI act.1〜Sea of Princess。 二度目に関わらず今回をact.1としたのは理由があった。 それはこのライブが単なる魔界の音楽班のイベント的なライブではなく、魔界本編とは違った形での魔界の世界観の核となるコンテンツに発展させていくスタートになるもにいであったからである。 魔界は様々なジャンルのハイブリッドでその複雑な世界を描き出すものだ。通常の魔界本編はアクション(あえ

          THEMAKAIは魔界の物語を描き出す。

          KiBON2Uの多幸感の再出発。

           THE MAKAIの主催のライブショーがスタート。 THEMAKAI act.1〜Sea of Princessが無事に終了。平日の水曜日に関わらず超満員のフロア。魔界の民に感謝。 そのトップバッターをつとめたKiBON2Uについて。 今回のKiBON2Uはバンドとしての再出発の意味があった。 前回のギルティでのライブに対して、プロデューサーとしては少し厳しい評価を下していた。フロントのふたりと楽器陣の間の微妙な温度差があったのだ。 KiBON2Uはきぼんぬではな

          KiBON2Uの多幸感の再出発。

          THE MAKAI は新しい魔界の物語に。

          3月27日の新宿WILDSIDETOKYOで行われるTHE MAKAI act.1〜Sea of Princessについて。 今年は魔界音楽班のライブ活動を継続的に行うことを決めているが、今回はその初回。(ちなみに第2回はすでに6月2日に決定している。) 当初は、シンプルなライブ構成を考えていたのだが、魔界全体を俯瞰して魔界音楽班を考えた時に少し考え方を改めた。 魔界は「世界観」を提供しているコンテンツだ。これは魔界というプロジェクトすべてに関わる最重要コンセプトである

          THE MAKAI は新しい魔界の物語に。

          第57回魔界を終えて。高みへ向かって。

          第57回の魔界を終えた。 今回のテーマは「言葉」。 アクトリーグ時代のメンバーである植村好宏、渡猛、タイソン大屋、にいみ啓介、(小原正大、宇都宮快斗も後期のメンバー)まさに同志というべきメンバーと今回は演劇的なアプローチにフォーカスした回であった。途中、真田昌幸こと植村くんと楠木正成こと渡くんの即興の掛け合いは、軽妙ながらも言葉を武器として戦うという役者にしかできないものを表現したかった。 魔界は毎回、台本にはないドラマや出来事が起こる。 キャラクターと演じる中の人と

          第57回魔界を終えて。高みへ向かって。

          終えることの大事さ。

          昨日、昨年からほぼ一年間にわたった研修プログラムの最終回を終えた。 二日間、幕張で行われた研修を終えて、ようやく責任を全うできてホッとしている。 二社合同でのリーダー研修。 合同で行うコンセプトだったのが諸事情で、別々で進行する必要が生じ、中盤以降は二社の研修を同時に行うという感じになった。 プログラムも当初から大きく変更し、形にとらわれず目的に向かって、その場で変更していった。 毎回、臨機応変な対応が必要でプレッシャーが大きかったが、自分自身にも勉強になったし、反

          終えることの大事さ。

          第56回魔界を終えて。物語を追求する。

          2019年二度目の魔界を終えた。 「罪シリーズ三部作」の丁度、中間部にあたる2回目。 贖罪に続いて二回目は免罪と銘打った。 今年は、演出家・作家として追求しているのは「物語」。 魔界は、どうしても派手な戦いに目がいく。激しい音楽とぴったりシンクロする戦いは魔界ならではのものだし、はじめて来た魔界の民(観客)にとってはストーリーがわからなくても楽しめる重要な要素である。 魔界が連続ものというある種のマイナス面であるとっつきにくさをカバーしてきたのも事実。 しかしなが

          第56回魔界を終えて。物語を追求する。

          難しいは思考の「壁」。

          今週は合宿研修、一日研修、一日挟んで魔界と、教育とエンタテインメントが交錯するハードな一週間。 合宿研修は「ビジネスモデルを創造する」という思考系の研修だった。朝から晩までみっちり思考することだけに集中する研修だったが、講師側の自分自身にも気づきの大きい研修だった。 「難しい」という言葉が連発される研修会場だったが、受講者それぞれがその壁に立ち向かう姿が印象的だった。 「難しい」とはそもそも客観的な事実ではない。 その人が感じる抽象的な主観である。 なので、ある人に

          難しいは思考の「壁」。

          一年間の責任を果たす。

          今週は月曜、火曜は大阪である企業の次世代リーダー研修の最終回。 そして水曜日と金曜日は大手商社の指導社員研修の最終回。 共に一年間の研修プログラム。 一回限りの研修と違い、一年間継続の研修は本当に責任も重いし、それだけの気付きもある。 前者は一年間の総決算としてグループCEOへの事業プレゼン。 超多忙なCEOが前日から研修所に入り、受講生に講義を行い、懇親会にも出席。トップのやる気に翌日も凄まじい熱気の中、プレゼンが行われた。 一方の指導社員研修は一年間のまとめで

          一年間の責任を果たす。

          思考にないものは行動しない。

          今年は研修講師から脱却して、人材育成の大きな分野で活動していこうと思っている。 その中で最も重要な指標に置いているのが「思考」だ。 人は思考する生き物だ。 思考があるからこそ他の生物にはない成長と進化を遂げてきた。 つまり「思考」こそが成長と進化の鍵なのだ。 思考にも長期的な思考と短期的な思考があるが、注目しているのは短期的な思考である。短期的な思考とはずばり言うと、「イメージ」だ。頭の中に明確なイメージが湧くと、そのイメージが脳内を埋め、一気に行動に向かう。 腑

          思考にないものは行動しない。

          朱里選手のMAKAIプロジェクト所属に寄せて。

          魔界で霧隠才蔵を演じる朱里選手と魔界の運営会社であるMAKAIプロジェクトが所属契約を締結。 朱里選手のMAKAIプロジェクトへの参加は個人的に強い想いがあるので、ここに書き留めておきたいと思う。 朱里選手が魔界に参戦したのは魔界の2年目の冬からなので、付き合いとしては、2年半ほどになる。彼女のことはSMASHの頃から注目していたので、魔界に加わってもらって嬉しかったことを覚えている。 それから総合格闘技の世界に進出し、彼女の恩師ともいえる酒井正和さんの率いるパンクラス

          朱里選手のMAKAIプロジェクト所属に寄せて。

          第55回魔界を終えて。2019年のシリーズがはじまる。

          2019年の魔界の幕が開いた。 第55回魔界〜贖罪Penanceを無事に終えることができた。今回も満員御礼。ご来場いただいた皆さんには心より感謝。 年末年始進行だったため、10日間で制作した今回の魔界。 55回行ってもその緊張は解けることはない。 特に今回は昨年の12月を引き継ぎ、ストーリーの展開が激しくなる回で、場面転換も多く、舞台進行も複雑だったので、ケアレスミスがないよう、裏方を含め、全員の意識を高く維持する必要があった。 そのかいあって、ほぼノーミスで公演を

          第55回魔界を終えて。2019年のシリーズがはじまる。