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息子のため?ミミズコンポストをはじめた経緯

今回は自分がなぜミミズコンポストをはじめたのかということをまとめておきます。

ミミズコンポストを始める以前は下の写真のような土に置くタイプのコンポスト容器を使って、生ゴミを処理していました。

https://www.city.oita.oita.jp/o143/kurashi/gomi/1140741955503.htmlより引用


ただ、季節によって虫が大量発生したり、逆に生ゴミがなかなか堆肥化されなかったり、完成した堆肥がカチカチであまり質のいいものではなさそうだったりと、
コンポスト初心者の自分にとっては扱いが難しく、あまり楽しさを感じていませんでした。

ただ、生ゴミを捨てることへの抵抗感はずっと感じていたのでとりあえずそのコンポストを使っていました。

ちなみにこの「ゴミを捨てることへの抵抗感」は小学3年生ごろに芽生えたという記憶があります。
きっかけはその当時好きだっ子が地域の廃品回収でリサイクル活動を率先して頑張っていたのを目撃したことだったと思います。

それによって生まれた不純な「減らそう、家庭ゴミ」的な思想をもった小学生の自分はそれ以降、
(地方都市の住宅街の)庭で新聞紙や雑紙、剪定枝を燃やし、火力がピークに達したら生ゴミを投入するという、
2023年の現在では絶対に許されないであろう活動を一人で始め、それらのゴミが灰になっていく様子を眺めては悦に浸っていました。

話はそれましたがそんな経緯があって、
生ゴミは家庭で処理したい、でもコンポストがうまくいかない、でも生ゴミをただ捨てるのは嫌だな‥と葛藤している時に、
youtubeでコンポスト関連の動画を漁っているなかでたまたま見つけたのが「ミミズコンポスト」でした。

バナナに集まるシマミミズ

今でも覚えていますが、大量のミミズが生ゴミに群がる映像をはじめて見た時は衝撃だったのですが、
不思議と気持ち悪いとかは全く感じず、むしろ自分もやってみたいと思いました。
また、ミミズが勝手に動きながら分解してくれるので他のコンポストのようにかき混ぜる必要がほぼないという紹介がされていて、そのような点もめんどくさがりな性格に合っているように感じました。

ミミズコンポストを君のために父は始めるよ

また、ちょうど息子が産まれたタイミングだったこともあり、生き物とも触れ合えて、生ゴミが土に変化していく過程も観察できる点も子供の学習としていいなとまだ生後2ヶ月の赤ん坊の寝顔を見ながら勝手に妄想していました。
この頃は、自分の父が部屋でミミズを大量に飼っているなんて思いもしなかったでしょう‥

思い立ったが的にそこからは、
ミミズコンポストの始め方的な動画やブログから知識を得て、
釣具屋でシマミミズを手に入れて小規模から実際に始めてみました。

開始から半年後くらいには、夢中になりすぎてミミズの養殖業者さんから2,000匹ほどのシマミミズを購入してしまい、
沼にどっぷりと浸かっていきました。

屋内で管理しているミミズコンポスト

今では、部屋に9つのコンテナ+屋外に2つの容器でミミズコンポストを運用しています。(むしろミミズを飼っている感覚になっています🪱)

最近は当初の生ゴミ処理の目的よりもミミズたちが元気に育ってくれるほうを重要視している気もしますが、
結果的に生ゴミは減って、ミミズ堆肥という素晴らしい土に生まれ変わっているので良しとしています。

以上が自分のミミズコンポストをはじめた経緯になります。
もし興味をもっていただければ是非、ミミズコンポストをはじめてみていただければ嬉しいです。

youtubeではミミズコンポストの始め方なども投稿しています。

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