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2023年、それぞれの4.8(プロレス)

今年の4.8は注目の試合が重なったけど、出てたレスラー達のデビュー戦の相手数珠繋ぎしてたら、たどるほどに今ホットな流れになってしまった。

青柳優馬→宮原健斗
4.8後楽園ホール、チャンピオンカーニバル2023開幕戦メイン。
青柳、宮原にシングル初勝利。
青柳の技術、何気に秋山準を1番継承してるのでは?エプロンから鉄柵へのカーフブランディング的な攻撃とか。
秋山に未来の四天王と目された中では唯一、宮原や野村直矢やジェイク・リーのような華は無いものの、ベストバウトマシーンとしては1番だし、フィニッシュの畳み掛けの説得力も盤石になってきた。
秋山直伝のジャンピングニーは封印?もう安齋勇馬のもの?(誰が教えた…?)
ずっと組んだり戦ったり。青柳の壁であり続ける宮原はデビュー戦の相手でもあった。

宮原健斗→SANADA
健介オフィスでレスラーとなった宮原健斗だけど、デビュー戦はなんと当時全日所属のSANADA。
4.8両国国技館、新日サクラジェネシス。 SANADA、オカダ・カズチカを破ってIWGPヘビー初戴冠。
全日本、W-1とエース中退し続けた末の旗艦タイトル獲得。(W-1解散して3年、エース格だった面々でヘビー(無差別)級シングルの旗艦タイトル獲ったのってこれ以外だとKAI@ドラゴンゲートくらいか。)
新フィニッシャーのデッドフォール(ハイスタの難波氏命名!!)というのは、ちょっとブリティッシュフォール(ジョニー・スミス!!)を思い起こさせるけど、多分全く関係ない。

SANADA→中嶋勝彦
SANADAのデビュー戦の相手が中嶋ってのはなかなか凄い。BUSHIと土方隆司を入れたタッグ戦だったが。
で、4.8 大阪南港ATCホール、NOAH。中嶋は今やGHCヘビー選手権者ジェイク・リー(チャンピオン・カーニバル前年度準優勝、、つまり青柳が勝利している、であり前々年度優勝者)と前哨戦。ジェイクとはキック対決でもあり。中嶋の弟弟子であり全日時代のジェイクの壁であった宮原の影もチラつく。

中嶋勝彦→石井智宏
中嶋のデビュー戦は石井。今はなきWJ。マグマだよ、マグマ。
石井、なんと4.8サクラジェネシスにカードなし。1.21横アリでマサ北宮、稲葉大樹とやり合ってたのが結構盛り上がってたのに現時点で線になってないのが残念。ちょっとNOAHに来てみてもいいのでは。元々石井のブレイク(新日の福岡国際センター大会で、「石井ちゃーん」と声援を送る女子中高生見た時に、本当にブレイクしたなと思った)の下地は田中将斗が作った部分も大きいと思っているので。

石井智宏→超電戦士バトレンジャーZ
WAR時代。石井、邪道外道、海野レフェリーとWARの残党の多い新日。もちろんクリス・ジェリコも。オカダや鷹木もウルティモ・ドラゴン創設の闘龍門出身であるからしてWARの末裔と言ってよく。

超電戦士バトレンジャー⇆三宅綾
FMW。両者共にデビュー戦(蝶野と武藤みたいだな)。2人は平塚で中学の同級生。リングスタッフとして全日本プロレスの興行に帯同していた三宅がリングアナの仲田龍から大仁田厚による新団体設立の話を聞き、2人はFMWに入門することになる(メジャー2団体では身長が足りずほぼ門前払い)。ドラマ。

最終的に何が言いたいかというと、三宅綾ブログが1年以上更新なくて心配だってこと!(最近のKENTAのバックステージコメント風に言うと)
中学卒業後全日にリングスタッフとして関わってた頃の話、FMWでの新弟子〜デビュー、WARでの天龍のいい話、IWAジャパン時代のスティーブ・ウィリアムスK-1参戦の裏話とか。一度G Spiritsあたりでまとめて話してほしくもある。

そんで、デビュー戦は本当に大事。


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