【不定期更新A'sニュース】ワイルドカード奪取したよ号

お ま た せ

本日8/23のNYYとのゲームに勝利し、CLEが敗戦したため遂にWCの首位に躍り出ました!やったね^^

PO進出を決めたわけでもないですが、「今年はもうダメなんだな...」という気持ちに何回もさせられたものの、カムバックしてくれた嬉しさがね、もうね。嬉しいよ、


天王山のHOU&NYYとの連戦を6勝1敗!

最もタフなシリーズになると見られていた8月の天王山を制しました。

HOUとの4連戦を3勝1敗、続くNYYとの3連戦をスウィープし、首の皮一枚繋がるかどうかという事前の悲観的予想を良い方に裏切る大健闘に、ファンは心を熱くしました\(^o^)/

特に熱かったのはHOUとの第一戦と第二戦。

第一戦の序盤はお互いのファインプレーの応酬で、ヒット性の当たりが飛び交っても全て好守がそれを阻むという異様な展開に。
試合はロースコアのまま進むのかなぁ、と思っていました。

ところが、4回表に鬼神 アレックス・ブレグマンがファイアーズの失投を見逃さずに先制2ランをレフトスタンドに突き刺して膠着を破ると、

4回裏にはお返しとばかりに、マット・オルソンが高々と打ち上げた当たりが左中間の一番深い所に着弾!これが3ランとなり、リードをもたらします。

その後は取られたら取り返すホームランの応酬に。

両チーム合わせて10本のホームランの応酬合戦は8回裏のチャップマンのソロHRで勝負あり。落とせない初戦を勝ち取りました。

続く第二戦は打って変わって、打線が沈黙。

相手先発・バーランダーの前に積み重なっていく ”無”。
内心察してはいたものの、手も足も出ない、消えるスラッターにバットだけは出る→空振りが繰り返されていました。

その中でA's先発タナー・ロアークも粘りのピッチング。
自らも好守を見せ、HOU打線をこちらも零封するピッチング(*^^*)

そして打線がついに応え、5回裏にマーク・キャナのソロHRが飛び出します。バーランダーのフィニッシュのパターンの一つである高めの4シームがやや低くきたところを叩く、失投(というほど悪い球ではないが)を逃さない集中力が光りました。

しかし、その次の6回表で無失点で持ちこたえていたロアークがついに2失点。
またしてもブレグマン&ブラントリーの”キラービーズ”にしてやられました。9月上旬に控えるヒューストンでのシリーズも、いかにこの二人を機能させないかが鍵となるでしょう。

「あぁ、ついに」
と気落ちしていたのも束の間。1アウトからマーカス・セミエンがセンターのフェンスが低い所を超えるソロHRをかけて同点に!
2-0のカウントから安易にストライクを取りに来たバーランダーの腰高の4シームを逃さないHRで、これにはバーランダーもしゃがみこんで悔しがっていました。

この瞬間は王者の”慢心”を垣間見た気がします。

CFキャナが2点目のタイムリーを放った打者走者のグリエルを二塁で刺したところでその前のイニングは終了しましたが、HOUのベンチは完全に表情が緩んでいました。
状況的には一点では足りない場面でしたが、「バーランダーならばこの一点で十分だ」というエースへの信頼が裏目に出てしまったのかもしれません。

その後、両軍自慢のリリーバーをつぎ込んで試合はゼロゼロ行進で進み、延長戦へ。
ここでA'sは延長11回から絶不調のルー・トリビーノをマウンドに。

すると、トリビーノは昨年に戻ったかのような快投で、サヨナラ勝ちを呼び込む活躍!
トリビーノはその後の2登板も無失点投球で完全復活の兆しを見せています。

トリビーノ含め、HOUとのシリーズを境にブルペン陣が復調の兆しを見せたのはとても大きいことです。
大健闘でチームを引っ張ったスターターの負担を減らせるのではと期待が持てます。


A.J.パクがついにベールを脱ぐ

2016年ドラフト全体6位の有望株、A.J.パクがTJ手術からカムバックし、ついにメジャーデビューを果たしました。

待ちに待った昇格にファンは沸き返りました!

デビュー登板では3人の打者と対し、プロファーのファインプレーのセカンドフライの1アウトが記念すべきMLB初アウトに。
ほとんどが98マイルを超える剛速球でしたが、空振りをなかなか奪えず、まだまだ発展途上にあるという印象を受けました。次回登板に期待大です。


マット・ハービー獲得

A'sはLAAからDFAを受けていたマット・ハービーとマイナー契約を結び、ハービーはAAAラスベガスでプレーしています。

最初の2先発で10 IP/5 H/2 ER/0 BB/11Kの文句ない成績を残していて、9月の昇格も視野に入りそうです。

ハービー曰く、LAAで求められたのは彼が過去にやってきたこととは食い違うようで、それが不振に繋がっていたと。
全盛期の姿を取り戻し、9月の戦いでミドルリリーバーとしてチームに貢献してくれることに期待しています。

個人的に鍵となるのは、昨年CINでプチ復活を果たした時に増やしたシンカーなのかなと思っています。
ハービーはもともとスピンレートが低いタイプで、球速が全盛期ほどではない今は高めに速球を投げ込む流行りのスタイルには適していません。シンカー系の速球主体でカーブ、スライダー、チェンジアップをバランス良く投げられるタイプの先発投手を好む傾向にあるA'sとは相性が良いと思うので、ぜひとも自分のスタイルで復活を果たしてほしいところです。


PO争いこれからの展望

これがA'sの残りの日程です。

赤くマークをつけたチームがコンテンダーで、青いマークは今季を完全に投げて全体1位の方を争うチームを示しています。

今回のHOU、NYYとのシリーズは好調でしたが、敵地に乗り込んだらどうなのか。ここで星を落とさないことが重要になりますし、シーズン最終盤に固まる同地区球団との連戦も気を抜けません。

いずれの3球団にも今季負け越しを経験しています。ここの戦いぶりが響いてくるはずです。

こちらはワイルドカードを争うTBのスケジュール。

確実に星を稼ぎたいチームとの対戦も、HOUやLADなどの強豪との対戦も控えています。ポイントは9月頭のCLEとの直接対決ではないでしょうか。

最後がCLEの日程ですが、かなりタフな日程といえるでしょう。

赤色コンテンダーとの対戦が多いだけでなく、そうでないLAAや9月に有望株の昇格が予想されるCWSも侮れない敵です。現在3ゲーム差につけているMINとの直接対決が6試合も残っているものの、MINは相当楽なスケジュールで戦えるため、A'sの敵はMINではなくCLEというのが濃厚でしょう。

思ったより、順調に山場を切り抜けられたA's。
目指すべきはワイルドカードの確保と、欲を言うならホームアドバンテージでしょう。HOUにもNYYにもホームでなら互角以上の戦いができることは証明済みですので、プレーオフで勝てない意識を払拭するためにもコロシアムで戦ってほしいものですね。


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