見出し画像

ドイツのリースリング


生産地 ドイツ ラインガウ
生産者 クラス
品種 リースリング

りんごや和梨を思わせるような果実香。
味わいもりんごのようなほのかな甘みと、柑橘を思わせる爽やかさの両方が入り混じったようなイメージです。
味わいもりんごのようなほのかな甘みと、糖度の高いグレープフルーツのような柑橘を思わせる爽やかさの両方が入り混じったようなイメージです。
辛過ぎず心地よい口当たり。
硬質なリースリングというより、程よい柔らかさもあるフレンドリーなタイプ。


《ドイツ•ラインガウ地方 Rheingau》


ドイツワインは、ヨーロッパの主な生産地のなかでイギリスの次に北に位置する場所です。
冬は温暖で、夏は涼しく乾燥していることもあり、爽やかな白ワイン、甘口の白ワインや繊細な赤ワインが多く造られます。


ラインガウ地方は、ドイツ5大畑のうち4つを擁する銘醸地であり、タウヌス山地の森林が雨雲と冷風を遮り、ライン川の豊富な水量によって年間を通じて温暖な気候が得られるブドウ栽培には最適の環境です。

また、全生産地のうちでリースリングの栽培比率が最も高い地域で、ほぼ90%を占めるほか、輸出率が高い地域でもあります。
酸味が豊かな辛口あるいは中辛口のリースリング、ふくよかなシュペートブルグンダーの産地として知られています。
土壌の地質学的条件やライン川流域の理想的な気候条件はぶどうの生育に最適で、夏場にも充分な湿度が保たれています。

さらに、若手醸造家を育成するガイゼンハイム大学が位置するドイツワインをリードする産地でもあり、恵まれた環境と高い技術力によってドイツで最も高品質なリースリングが生産されています。


《生産者について》
クラス家は1630年から畑を所有していたという由緒ある栽培家。
現当主の曽祖父の時代からワインをつくり始め、現在のマティアス・クラスの代で醸造設備を一新しますます勢いづいています。
2014年に父のヴォルフガングからマティアスがワイングートを引き継ぎました。

マティアスはワイングートを引き継ぐ前は、バート(ハッテンハイム)、

シュロス・ラインハルツハウゼン、

シュロス・フォルラーツでケラーマイスターを務めていました。


バートではスパークリングワイン造りの基礎を、シュロス・ラインハルツハウゼンやシュロス・フォルラーツではリースリングのワイン造りの基盤を学び、これらワイナリーでの経験が現在のワイン造りに生かされています。


《リースリングについて》

ドイツの代表品種であるリースリング(Riesling)は、フランスの女王シャルドネに対抗できるブドウ品種です。

リースリングは白ワイン用のブドウ品種で、原産地はドイツと言われています。
冷涼な気候で造られたワインの味わいは涼やかで非常にエレガント。
なんといってもキリッと際立つ酸が最大の特徴です。
冷涼な気候がもたらす酸こそが、リースリングならではの特徴です。
甘口タイプは、ハチミツのような芳醇な味わいに。
辛口タイプは、リンゴや洋梨などの爽やかだけどフルーティーな味わいも。
甘口にも辛口にも変身するすごいブドウです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?