サイズ直しをしてくれない店員達

ワンピースも

わたしは人並み外れて体が小さい。SSサイズ(5号)でも、ワンピースはときどきブカブカである。買いに行くお店はだいたい決まっていて、5号サイズの扱い店だと体に合う服も多い。また、5号を買ってサイズ直しに出すこともできた。以前は……。

腕のいい技術者が減ったのだろうか。断られてばかりになってきた。サイズ直しの職人からは「自信がない」と、ショップ店員は「きれいに着てもらえないものは売りたくない」と。

理由を問いただす。直しがうまくできない可能性が高すぎるって。お客様がSSでも合わない体だからだって。

買いたいスカートをあきらめさせられる

スカートはもっと小さくなければ滑って回ってしまう。わたしは3号サイズを探し歩く。

その日は真緑の(笑)、ゴウジャスな総レースの、すねまでのタイトスカートを見つけた。丈も、ウェイストも詰めなければならない。その売り場の人は冷たかった。詰める寸法も測ってくれなかった。彼女はこんなふうに断るのだ。

「裾上げくらいしかしないですね」
「ふつうはしませんねえ」
「そういった、サイズを変える直しはめったにしないですね」
「お直しはここ(7階) じゃなくて4階なんですよ」
「できるかどうか。伺って聞いてみないと」
「そういう、つくりを変える直しはなかなかしないのでねえ」
「だいたいは簡単な裾上げしかしないですよ」
「生地を切るだけの裾上げが通常なんでねえ」
「そういう、裏地が付いているものはねえ」
「作り直すことになっちゃいますからねえ」
「(別のシンプルな素材のスカートを見せ、) こういう生地を切るのが普通なんでねえ」

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

ありがたいことです。当面(おそらくずっと)、投稿記事は無料公開です。 もっとふさわしいところに寄付を、と申したいところですが、ここで得られたお金はどなたかのサポートの資金にします。 目に留めてくださったあなたの心にも喜びを。

嬉しや (江戸時代か)
4

10h

■コメント欄への記入があると心が躍ります。■23時間をお布団で過ごすこともあるミス・アラフォー。関節痛やだるさとの戦いのなか、知的な情熱の向かう先は戦争、とりわけ核兵器です。■特技はダイエット。水道水を沸かしたお湯ばかり飲んでいます。■褒められるより意見される方が嬉しいです!
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。