核兵器についてもっと考えてほしいんですって。考えればいいのではない

8月6日のツイッターでこんな文言を見た。発信したのは反核運動の担い手だったように思う。「次に核兵器について考えるのが来年の8月6日であってほしくない」。一般的に言って3日後だったろうけれど。

それは反核思想のいい子ちゃんへの期待である。目標の違う思想の持ち主には当てはまらない。反核運動をする人々にとって、「核兵器について考える」中身は核の廃絶へ道のりであり、具体的な行動が期待されるに違いない。反核思想と対立する立場の人が「核兵器について考える」のは彼[女]らにとって害になる。

そして、(わたしのように) 解決策を求めるわけでもなく、考えあぐねるだけの「動かない人間」が日本じゅうにいても、反核思想・運動にはいい影響がない。

「核兵器について考える」と一口に言ったところで、実質はさまざま。彼[女]らが考慮に入れているとは考えにくかった。

ありがたいことです。目に留めてくださった あなたの心にも喜びを。