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今日もきゃべつを洗えません

体がだるいです。おなかもペコペコです。目が回ります。台所へ行くのもつらいです。

きゃべつをむくには力が要ります。注意を払っても必ず破けてしまうので落胆します。たくさんの水を使うので葉物野菜を洗うのは重労働です。神経を尖らせても、ひだの奥まで洗う自信がありません。

まず洗いかごを流しに持ってくるのが手間です。水切り器(サラダスピナー)を出すのも、(何回にも分けて)水切りをするのも、水切り器を洗ってふせるのも疲れます。ただ、洗いかごと水切り器の片づけは、乾いたら母がしまってくれます。

問題のきゃべつですが、なんと、表面や凹凸の奥に残っている細かな水滴を、きゃべつ1枚ごとにキッチンペーパーで拭かなくてはなりません。

1玉のきゃべつを腐らせてしまう前に手を打ちたいです。そう思い続けて3日3晩が過ぎました。そのうちしびれを切らした母が食べるでしょう。
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後日談。わたしはきゃべつを洗えました。1日の労力を結集したらできました。腐っている部分を切って捨てるのには罪悪感が伴いました。

50分かかって、1玉の2/3を洗って、うち1/2を生で食べるのに20分。洗った分は翌日に回します。未洗浄の1/3は、母がわたしより念入りに洗って料理します。
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もっと後日談。母はきゃべつは腐ったと言い張り、捨ててしまいました。

ありがたいことです。目に留めてくださった あなたの心にも喜びを。