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N1分析やってみたが…

こんにちは、10INC.のPRチームです。

毎日暑い日が続いてますね。
こんな暑い日には、弊社の「燻製ダイニング5」で一杯いかがでしょうか?
地下1Fにあるので、ヒヤッとして、避暑として最適です♪

今回の記事は、お客様からよく聞く「やってみたけどうまくいかない」お悩みを元に、そのリサーチ手法や分析手法がどうしたら有効的に活用できるのか?を10INC.の目線で解説していく「〇〇やってみたが…」シリーズです。


【今日のお悩み】

シーズ発想の製品の売り方を模索したい。

弊社のコア技術で、新しいヘルスケア商品を開発したんですが…
シーズ発想のこの製品をどうやって売っていけばいいのか、頭を悩ませているんです(悩)
まずは顧客のニーズを知ることで、何かヒントを得られればと思い、色々と調べていたら、「N1分析」という手法があることを知って、やってみました。手始めに、製品カテゴリーに興味関心のある人にインタビューを行ってみたのですが、次のアクションにつなげることができないんです…。

【解説】

■N1分析とは…?

西口一希さんが提唱された手法で、特定の顧客を一人だけを抽出し、その人の商品やサービスへの考え方や意見を徹底的に深掘りし、顧客を理解する、リサーチの手法です。言い換えれば、究極のIDI(デプスインタビュー)です!

■お悩み解決ポイント

今回のケースでは、ターゲット顧客の整理、ベネフィット(機能的価値/情緒的価値)を丁寧に整理することが抜けていた様です。

① そのマーケットには、どんな人がどのくらいいるのか?(定量的情報)
② 商品ベネフィット
③ ターゲット顧客が製品を使う上でのメリット(仮説)

「誰」に「何を」を整理した後、適切な対象者に深くお話を聞くことで、より具体的な戦略や戦術の立案に繋げやすくなると考えます。このようなケースだと、まずは社内ワークショップを行いJOB理論などのフレームを使って整理してみるのがよいのではないでしょうか?
10INC.ではN1分析はもちろんですが、社内ワークショップの企画~ファシリテーションのご提案も可能です!

これら要素の整理整頓ができたら、N1を徹底的に深堀ることで、マーケティング戦略に活かせるはずです。

■10INC.MEMO

コンサルタントの米澤から一言    

インタビュー調査に慣れていないお客様からご相談をいただく場合、「知りたいポイントをどう聞くか」に目が行き過ぎているケースがあります。今回のポイントにあるように、実際のインタビュー内容を決める前にマーケットの俯瞰を行い、「誰に話を聞くべきなのか」をしっかり検討することが何よりもまず重要です。

10INC.は豊富な実績を持つコンサルタントが多数在籍しています。
外資/内資問わず、事業会社や代理店出身のコンサルタントも多く、マーケティングリサーチの企画~実施だけでなくマーケティング戦略立案、施策提案まで対応可能です。

貴社の課題を丁寧にヒアリングし、課題解決に向けて、ご提案させていただきます。ちょっとしたお悩みでも構いません。お気軽にご相談ください!


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