はじめに

人のゲームに関する読み物は結構面白いので、私も発信してみます。
その後に続くゲーセン通いの原体験と言えるできごとでした。
うすらぼんやりの記憶なので、「たぶん」「だったと思う」などの書き方がとても多いですが。

出会い

たぶん小学5年生くらいのできごと。私の小学5年生は1997年で、メタルスラッグは96年発売。
出会いは近所のおもちゃ屋。当時はおもちゃ屋に結構ネオジオの筐体が置いてあった。（4つセレクトのやつ）
何の経緯でおもちゃ屋に行っていたのかはよく思い出せないけど、当時は結構おもちゃ屋にチャリで通っていた。もしかしたらハイパーヨーヨー的な用事かも。
友達と一緒の時もあれば一人の時もあった。

そしてメタルスラッグ。初めて触ったゲーセンのゲーム。おもちゃ屋だけど。
ワンコイン100円、4機設定（デフォルトは3機）。もちろん難しくて全然進めず。3面冒頭くらいまではいってたか？
お金もなかったし連コインなんてほとんどできなかったと思う。

それからしばらくしてたぶん小学6年生。友達の中村君の家に遊びにいったら
プレステ版メタルスラッグがあるではないか。
猛烈に遊んだ。だって無料だし。連コインもしほうだい。
基本的には中村くんちで二人プレイで遊んだけど、貸してもらって家で一人でプレイすることもあったと思う。

攻略

当時はワンコインクリアを目標にとか、全然意識していないと思うけど
メタルスラッグはミスすると救った捕虜がリセットされてしまうから
ミスらないほうがボーナス点が入る、ということは知っていた。
あと、ボスの攻略においてそれまでにボムを貯め込むことが最重要で
ミスするとその貯めたボムが消えてしまうため、自然とノーミスを目指すようになっていった。

攻略本全盛の当時ですら普通のコンシューマゲームと違ってメタルスラッグの攻略本はなかったので、（厳密にはゲーメストとかで記事があったんだろうけど・・）
何度も繰り返しやって敵の配置と攻撃パターンを覚えて、だんだんうまくなったんだと思う。
その途中で、メタルスラッグ攻略で重要となる「乗り降り無敵※1」と「しゃがみボム連打※2」も気づいたのだと思う。
※1メタルスラッグや６面みどるそんの機銃から降りるときに、２秒くらい無敵になる仕様のこと。
※2メタルスラッグ搭乗時にしゃがみ状態だとボムを連射できる仕様。特に３，４面ボスを無効化可能な技。

隠し捕虜の話

２面の中ボス前に明らかに違和感のある場所があって、そこを打つと隠し捕虜が出現する。
でもそれは「打つと捕虜が出現する場所が２面の中ボス前にある」という認識でしかなく
隠し捕虜という制度も知らなかったし、実は各面いろんな場所に隠れているなんて思いもしてなかった。

で、初代メタルスラッグの１面って普通にプレイすると捕虜が６人しかいないんですよ。
ボス撃破後のステージリザルトで、助けた捕虜が１０人以上だとボーナスがあるんですが、
２面以降はこのボーナスが達成できるのに１面だけこれが達成できない。
そこに違和感があって、さらに「２面のあの場所で捕虜が出る場所があったな」と思考がつながった。
それで１面の中で隠れてそうなところ（ボス前の滝の付け根）を打ってみたら、出たんですよ。２人＊２で４人。

残念ながらはっきりとは覚えてないけど、これはかなり痺れるできごとだったんじゃないかな。
読んだ狙いがドンピシャで当たる感覚。
裏技・・とは意味が違うけど、当時は裏技を自分で探しあてたみたいな感覚だった。
それからは各面で探すようになった。

もう１個記憶にあるのが４面。
こっちは１面と違って隠し捕虜がいると読んでたわけじゃないけど
あるとき、４面冒頭でスクロールを動かさずにいると延々とモーデン兵が出てくることに気づいた。
遠くから打っているだけで延々と得点だけ入る。
一種のバグみたいに感じて、「え、これ得点ずっと入るんじゃない？」と思ってしばらく打ち続けていたら
突然捕虜と敵が上から降ってきたから驚いた。
こっちは驚きを伴ったからか結構はっきり覚えている。

コンバットスクール

それとコンバットスクール。これがよくできていました。
ステージ単位にタイムアタックするモードと、ノーミスでどれだけ進めるかのモード。
どちらもよく遊んだんだけど、コンバットスクールの優れたところは
「新人として入隊して、成績があがると女教官の態度が変化していく」というところ。
成績が上がるにつれてだんだん見直すようになったり、逆にツンになったり、
次はどうなるだろう？という好奇心を刺激して、攻略意欲を上げさせる作りになっていた。

それから

おもちゃ屋通いも続いていて、おもちゃ屋でも引き続きメタルスラッグしていた。
例によっておもちゃ屋で初めてワンコインクリアしたときの記憶は全然なくて
そんなに感動した覚えもない。だってプレステ版でさんざんやってたから。

まとめですが
メタルスラッグを通じて
「難しいゲームでもやりこめば上達する」
「ゲーセンのゲームでも１コインクリアできる」
という成功体験を積めました。
この経験によって数年後のゲーセン活動にもつながっていった。

おわり