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スノーモービル!

最近カナダ人と話した時にスノーモービルの話題になり、過去にスノーモービルに乗った事を思い出し、過去の日記を探してみた。2007年の話なので、今では内容が変わっているかもしれないが、当時の日記を載せておく。

スノーモービルを借りる場所に到着。フロントの人に聞くと、「私がガイドブックに載っているマークだ。今日予約して今日やるのは無理無理。準備に1~2日はかかる。 今週末やるなら予約しておくよ」

次の週、現場に行くとスノーモービルが並んでいる。ちょっと太目のおねぇちゃんが出迎える。

ウェア、靴、ヘルメット、体にあったサイズを何度も探して出してくれる。ここできちんとしたサイズを借りておかないと後で後悔することになる。ちなみに私はめがねが曇るので、フルフェイスでなく、ジェットへルにした。

店の人に2サイクルか4サイクルかどちらがいいかと聞くと、今は4サイクルしか国が認めていないという。おそらく500~600cc。バイクは中型免許しか持っていないから500ccに乗るのは初めてだ。しかもターボ付!

カナダとアメリカではスノーモービルにライセンスはいらない。16歳から乗れるらしい。とても危険だ。

アクセルは親指で操作するもので、途中で大きくスノーモービルがバウンドするとアクセルが抜けやすく、押しなおすと「ボーン!」と加速する。個人的にはバイクタイプのスロットルがいい。ハンドルにはヒーターが付いていてとても快適。ヒーターの切替はON/OFFか、HiとLoの切り替え、3段階切替といろいろ種類があるのが分かった。一番いいのはバック走行も可能だった。同じ値段でも違いがありすぎる。

森の中を延々と抜け、高圧送電線の下を走り抜ける。高圧送電線の下は公的に利用可能な道路で、町と町を結ぶスノーモービル専用の道路となっている。後は公道の横とか、政府が農夫にお金を払って畑を道路にしている。
友人に話を聞くとアメリカの場合は州政府がスノーモービルユーザーから税金を徴収し、道路整備に割り当てているそうだ。アメリカではお金持ちがスノーモービルに乗ってカナダへ旅行したりする。裕福な人は2年に1回買い換えそれが中古市場に流れ出る。ちなみにカナダとアメリカの国境は湖が国境になっているところがあるが、冬は湖が凍るのでスノーモービルを使えば簡単にカナダへ入国できるそうだ。

スタート前

先頭の姉ちゃんは初心者相手でもやたら飛ばしてくれる。50~60マイルぐらい出ているだろうか。加速もターボが付いているのですばらしい。とてもエキサイティングな乗り物だ。

途中止まっておじさんが話しかけてきた。本日$125払えばレークの上を楽しめるよと言う。何時間やるの?と聞くと3h。「いや、それは無理」

最後はレークの上のパウダースノーの上を駆け抜ける。先頭はおやじ。70マイルは出たか。バウンドが激しくスピードメーターを見る暇もない。おやじ速え~!追いつけ!エンジン全開!もうたまらん!!!!

支払いは最初$100と聞いていたが$50という。安い!あまりにも楽しかったので$60払う。「また来いよ!」のあいさつ。後で友人に聞くとアメリカでは一般的には$70ぐらい払うそうだ。

いやー楽しかった。


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