夢から逃げていた
前から本は読むほうだと思うけど、最近は語彙力を増やすような本や感性が養われる感じの本、詩集などの割合を増やしている。
理由は、やっぱりWEBライターじゃなくて詩人や随筆の人として生きてゆきたいから。いい加減気づいた。見過ごせなくなった。自分のやりたいことは「情報としての文章」じゃなくて、「感覚としての文章」。
前から分かってたけど、なんとなく「今は稼ぐことを優先しよう」と思って、WEBライターに注力する精神状態だった。
でもね、それじゃダメなんだよ。「やりたいことはお金をためてからやろう」だと、いつまでもやらない。なぜなら、目標もなくお金をためたところで、無限に「もっとお金ほしい」「もっとお金ほしい」になるから。
「お金ためてから〜」は、明確な数字の目標がない限り私には合わない。
あとね、WEBライターに注力しようとしてたのは、詩人になることからの逃げだった気がする。詩人は狭き門のきわみだ。おまけに私は文学に詳しくないし、めちゃめちゃ本を読んできたわけでもないし、創作も満足にしてない。なのに、夢だけ大きい。
叶える気がないくせに、夢だけ語ってた気がする。
それじゃ叶うわけないよね。当たり前だ。応募もしてない賞に入賞するわけがない。宝くじは買わなきゃ当たらないように、賞だって応募しない限り入賞するわけがない。
それに、今まで「好きな文章を」「好きなときに味わう」だけだった。勉強目線で文学を読んでいなかった。全部自分の気分。全部なんとなく。
それじゃダメだよね。当たり前。
叶えたい夢の方向に歩かなきゃ、目指す場所にたどり着くわけがない。
お金に目が眩んで、夢に言い訳してたなぁと気づいた。
そしたら、スッキリした。ライティングへの嫌悪感も緩和された。
これからは勉強として本を読むし、目的を持って芸術作品に触れる。心動かす行動を選んでゆく。計画的に創作して、賞を取りにいく。
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