J1リーグ第3節 セレッソ大阪vsサンフレッチェ広島 プレビュー

J1第3節 セレッソvs広島

通算 17勝4分22勝
セレッソホームでは 9勝2分11勝

予想外フォーメーションは双方共に3ー4ー2ー1。



注目は
1、船木vs佐々木
2、ヨニッチvsパトリック

1
右サイドに左利きをおくのは良くあるが、ロティーナはヴェルディで実践済み(安西兄弟)

神戸戦ではボールのタイミングが遅かったので、早いタイミングでボールを入れて1対1を作りたい。
そこから、ソウザ、柿谷、都倉がコンビネーションで揺さぶり、船木のキックの精度を生かしてフィニッシュの形を作りたい。

対する佐々木は日本代表にも選ばれるように日本を代表するDF。
しかし、縦の揺さぶりには弱い。(縦に突破と見せかけて切り返し等)
ここを狙って船木は積極的に仕掛けたい。

佐々木をサイドに釣りだし、吉野がカバーする為に左に寄る形になると、ジュビロ戦では吉野と野上の間が空く事があった。
(ジュビロの高橋の偽サイドバックでアンダーラップを仕掛けた時等)
なので、吉野の背後を狙ってクロス、柿谷や清武が飛び出して合わせて行く形を作りたい。

セレッソはこの形を作る為にも、前線3人のカウンター!(これが悪いとは言わない!むしろ好き(笑))
ではなく、5レーンを埋めた攻撃を仕掛けたい。

広島GK大迫の守備範囲も広いので半端なタイミングでのクロスは大迫の独壇場になる危険も。




2
戦術パトリックと呼ばれるように、1人で3人を振り払ってシュートまで持っていくパトリックのカウンターは強烈。
これをマッチアップするヨニッチがいかに止めるか。
木本、山下、奥埜でセカンドボールの回収と柴崎、野津田をしっかり監視したい。



チームとしてはミラーゲームの形になる。
3421は広島のお家芸なので、対策された時の攻略法もチームとして共有できているので、広島の方が形としては分がある。
しかし、システムではロティーナの采配の方に分があるので、これまでのリーグ2戦では守備的な采配だった。
名古屋戦では2失点してしまったが途中出場の赤崎に意外な(赤崎ファンの方すいません。)ゴールを決められたので、チームとしての守備に大きな綻びがあった訳ではない。
どれだけ得点の為のシステムを構築してくるのか注目したい。

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