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あなたの鬱はどこから?

メンタル面で体調が崩れると、たいがいのことが手につかなくなる。

体調不良のきっかけは、確か今月20日に起こった。がつんと頭を殴られるような衝撃があり、心がざわつき、一年前の怒りがふつふつと湧き、怒りの後に虚しさや自身に対する情けなさでいっぱいになった。

精神面で体調が崩れると、周囲で起こっている出来事を正確に把握できず、被害者意識が強く表れる。
自分自身のキャパが物凄く小さくなる感じ。
冷静になってはじめて自分本位の言動を猛省する。

精神不安で居ても立っても居られないときは、安定剤を服用し、寝て、目を覚ましたらまた薬を飲んで眠る、を繰り返す。

安定剤服用の繰り返しは、脳の萎縮や肝臓の負担につながるのだろうか。
仮にあったとしてもそれらを天秤にかけたとき、服用はやめないだろうと思う。長い目で見たら、仮に脳の萎縮があったとしても、肝臓に負担がかかったとしても、服用した方が長生きできると思うから。

心配症な夫は、私が倒れるたびに必要以上に寄り添ってくれる。
放っておいてくれたら直に治るから大丈夫だよと伝えても、病の程度がわからないから、と彼。
別の折には元通りになるか心配して疲れてしまう、と告げられたことがある。

「放って置けば治る」というのは、過去の経験から推測した私調べの思考でしかない。

夫の胸中はもっともだと思い、以降は鬱の程度を伝えるようにしている。今回は軽い鬱で、一週間くらいで良くなるであろう旨を説明した。

風呂に入るのがしんどくて、せめて髪だけでも洗おうと浴室に向かったら、夫が洗髪してくれると言う。
嫌な予感が脳裏をよぎったが、ありがたく彼の申し出を受け入れた。

予想通り、シャンプーは微妙、パジャマがぐっしょぐしょに濡れた。
今度は二人でお風呂に入ったときに、私が彼の髪を洗おう。
お兄さん、こういうとこ初めて?なんてふざけながら。

こうして文を綴れているので、だいぶ回復した模様。
欠勤した分だけ、お給料はちょっと減っちゃうけど、私の大切な部分が回復したからいい、

と思い込むしかない。
お金はあとからついてくる。

あなたの鬱はどこから?
私の鬱は、過去の思い出から。
もういい加減、成仏してほしいよ。  

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