コープさんで夕飯キットを申し込むの巻

私は週4日のフルタイムで労働をしている。
朝9時45分から夜18時半まで。19時頃まで残業することもある。
定時であがると20時過ぎに家に到着する。週4日とは言え、仕事終わりに買い物をして、イチから食事の支度をするのは正直しんどいと根をあげたくなることもしばしば。

食事の支度で面倒だと感じるのは以下の点。
メニューを決めること、食材を購入すること、食材を切ったり合わせ調味料を作ること。実際に火を通す工程は特に苦ではない。

メニューに関して、食べたいものが思いつかないと同僚に「今日何食べたい?」「お昼何食べた?」と聞いて夕ご飯のヒントにしたりする。毎回同じ同僚に訊ねるとうざがられるので、日替わりで訊ねる人を変えている。ねえ、今日のお昼何?けっこううざい。

そしてこのたびこの苦行から解放されるために私はコープデリに加入することにした。
コープデリでは設定した曜日に夕ご飯のキットが届く。不在の場合には玄関前にキットと保冷剤の入ったボックスを置いてくれる。専用の鍵で開ける仕組み。

コープデリはあらかじめ切ってある野菜や、味の付いた肉や合わせ調味料がセットになっていて、10~15分、火を通す調理でメインのおかずができあがる。つまり私たち主婦は出勤前に炊飯のセットをしておけば何とかなるという画期的システムだ。金額は2人前で900円ほど。

コープの口コミにある通り、おかずは少し少なめだけど、メニューを決めなくていい、野菜や肉を切らなくてよいからすぐにできるという利点がある。カロリーの高いお弁当を買うときはちょっとした罪悪感がうまれるし、外食するとなると食費がかさむ。
コープデリそのものが安価なわけではないけど、トータルで計算したら月に数回外食するよりはずっと安く済んでいるはずだ。

先ほど述べたように、コープデリのおかずは我々食べざかりの夫婦にとっては量が物足りないというデメリットがある。
食材が少ない、味付けが濃いというご意見が口コミのツートップだけれど、我々夫婦は濃い味が好きなのでこれは問題ない。

量が少ない問題についてだけ、週に1回程度、私のちょっとした頑張りが必要になる。それはコープデリのキットにかさ増しさせるための食材を調達することだ。

用意するのは豚バラと豚こま、キャベツ半玉。
牛より豚の方が使い勝手が良い。鶏は解凍に時間がかかるので除外。

豚バラは5センチくらいの大きさに切って100グラムくらいの少量でラップをして冷凍する。豚こまも同じく冷凍。

野菜は、一番調理の汎用性が広く、比較的日持ちがするキャベツが良いと思う。

大量の肉を切って冷凍することで、いつでも解凍して料理のかさ増しをすることが可能だ。
冷凍する1パックの量を少なくすればレンジの解凍時間も短く済む。

併せてスーパーで購入した方が良いのが、味噌汁の具材。
油揚げはまとめ売りをしているものを購入し、油抜きしたあとに短冊切りにして冷凍する。
また、ニンジンやサトイモが入った根菜類の冷凍を購入すれば、手軽に豚汁をつくることもできる。具沢山の味噌汁でお腹を満たせば、カロリー的にも低く抑えられる気がする。

コープデリに申し込んで一番よかったことは、炊事への精神的負担が激減したことだ。

「あ、今日コープさんの日だ」と思うと通勤時の足取りも軽い。
いままで作ったことのない料理を口にすることもあった。コープキットは作り方を読めば誰にでも作れるし、工作気分で作れるから、料理が苦手な夫にもできるかもしれない。

すぐ夕飯の準備ができるから、あともう少しだけ残業しようかな、と思えるようになった。
もしかしたら、コープを利用したことで結果として収入がちょっとだけ増えるかもしれない。

大事なことは、しんどいと思ったら、しんどいままにしないで、思い切って文明の利器に頼ってしまうことではないかしら。

それ高いんじゃないの?それ味付け濃いんじゃないの?それ楽してない?

え?なんで楽しちゃだめなの?我々は、楽してなんぼの繰り返しの先端にいるんだよ。

なんて。いつまでコープさんを利用するかはわからないけど、とりあえず超ラクになった、ということだけ書きたかったんだ。

最後にコープのまわし者ではないことを書き残しておこう。

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