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HKTリフレッシュ&RESET

握手会もしばらくなく、そろそろ坂本愛玲菜さんに会いたいと思っていたところで、土曜日の『博多リフレッシュ』に彼女が出演することに狙い通り当選して博多へ飛んだ。……いや、飛んだと言いつつ行きは新幹線だった。モバイル枠当選のタイミングで土曜日の昼公演に間に合う便で一番安いのが、最近は3日前まで予約のEX早得になることが多い。東京・福岡便が伊丹や関西便くらいの値段になってくれたらありがたいのだけど…。

2020.02.15.Sat.
R24『博多リフレッシュ』
出演メンバー:秋吉優花・伊藤優絵瑠・上野遥・神志那結衣・坂口理子・坂本愛玲菜・田島芽瑠・馬場彩華・渕上舞・上島楓

R24の『博多リフレッシュ』公演は、当時3期生以降のメンバーで「フレッシュメンバー」として活動していたF24に対して2期生で始まった公演だ。10名の出演メンバーで、ワンハーフサイズも含めてたくさん楽曲を披露する。

2期生の卒業が相次いだことで追加メンバーを募集したことにより、出演したメンバーの魅力を16人公演よりもじっくりかついろんな角度から眺めることができる公演になった。

この日はなんと入場順ビンゴ抽選が2順! 端ではあるのものの、HKT劇場で初めて最前に座る。

初めてのセットリストではあるものの、これまでの公演やライブでなじみのある曲が多くて、どちらかというとミニコンサートに来た感覚。逆に言うとフルサイズで観てみたい楽曲も多くあったので、様々な面を観れることとのジレンマだと思った。

終演後は同じ公演に入っていた知人をお誘いして、天神せんべろ巡りをしてみた。天神駅には直結で様々なビルとつながっているが、ちょいちょいせんべろコースがあるので狙い目。これを読んでくれている方、福岡で公演連番する際は行きましょう。

例によって土曜夜の福岡は宿が高く、カプセルもない(ドミトリーはあっても苦手)ので久留米まで足を延ばして泊まった。久留米まで行くと安くて朝食つきのところもあるので、割りと好きだ。

せっかく筑後まで来ているので行ったことのなかった柳川観光でもしようと思ったところ、この日は朝は豪雨。あきらめて天神までゆっくり出て、アカデミー賞総ナメで話題の『パラサイト』を観た。面白い映画だったのだけれど、そのこと以上に横に来た身なりの綺麗なカップルが何を感じたのか気になった。特に隣の冴えないおっさんを警戒したのか席をわざわざ入れ替えた彼氏よ、僕らの列はそもそも僕の席との間に1つ席を空けられたんじゃないのか。

そこからまだ時間もあるので昼間の中洲をぶらり。昼間の中洲は、名古屋の錦の昼間を思い出す。ただ、錦より広い。さすが中洲。最近ごぶさただったソッチ方面のお店に足を運ぼうか悩みつつ、臭みのあるとんこつラーメンでかき消した。

2020.02.18.Sun.17:00〜
チームH『RESET』
秋吉優花・伊藤優絵瑠・上野遥・神志那結衣・坂口理子・田島芽瑠・田中美久・豊永阿紀・松岡菜摘・渡部愛加里・地頭江音々・今村麻莉愛・坂本愛玲菜・武田智加・工藤陽香・坂本りの

というわけで、翌日の『RESET』公演も当選が来ているので、再び渡辺通のスカラエスパシオに戻る。

前日のビンゴ順がよかったからと欲張ってしまうもので、結局23順。すごすごと後方ブロックに座った。

『RESET』はいろんなチームやっていて、それぞれに色がある。この日初めて観たRESETは、HKTらしいRESETだと感じた。

HKTの劇場公演は少し悪く言えばぬるっとしているし、よく言えば多様性が確保されていると思う。この日もそうだった。冒頭の『RESET』のパリッと振り付けを、パリッとメリハリつけて踊るのか、振りの大きさはほどほどにしてスマイルに重点を置くのか。振りのカウントがバラバラかというと必ずしもそういうわけではなくて、エッジの立てどころをどこに置くかという話。

僕の好みで言えば、上野遥さんとその弟子の上島楓さんのダンスはパリッとした具合が強くて好きだし、表現の大仰さという意味では豊永阿紀さんのやり方はとっても好きになる。

上述の子たちがその方面で評価が高い一方で、その方向性ではないダンスメンバーはもちろん、ダンスが得意でないメンバーもそのまま受け容れられているのがHKTのいいところになる。だからこそ短期で辞めるメンバーは少ないし(これは福岡という地域性も関係ありそう)、「全員で仲がいい」ことにつながっていくのだと思う。

誰もが認められる雰囲気を改めて感じるなかで観ていると、やはり自分にとってルックスが好きだということがめちゃめちゃ強いなと感じるのが冒頭の曲の流れではあった。統一感が低いからこそ、共通のものさしを捨てて自分の好み見たくなるわけだ。そもそも後方で角度によっては見えにくいメンバーもいる中で、追うなら好きなメンバーを必死に見ていたい。そうしてたどり着くのがえれたんになったところで、やはりえれたんが好きだと思う自分に改めて気づくのであった。

『RESET』公演は『毒蜘蛛』『オケラ』の色合いが違う2つが観察しがいのあるところであって、ここでの大人っぽさを感じたところにもまたまた惚れ惚れしてしまう(推しバカ)。

繰り返すけれど、やっぱり福岡は土日に来ようとすると旅費がかかる。それでも行きたいと思う何かが、どこにあるのかを改めて“リフレッシュ”そして“RESET”させてくれる2日間だった。

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