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卒業発表は何度見ても慣れない

2020.02.02.Sun.
NGT48研究生『PARTYが始まるよ』公演
出演メンバー:
安藤千伽奈・大塚七海・小越春花・加藤美南・川越紗彩・小見山沙空・佐藤海里・曽我部優芽・高橋七実・對馬優菜子・寺田陽菜・富永夢有・藤崎未夢・古澤愛・古舘葵・真下華穂・三村妃乃・諸橋姫向

前日は茅野で高校演劇の関東大会。そこから大回りで鈍行+最低限の特急券で間に合わせようと思ったらまさかの乗り換えミスで高崎経由の新幹線フル利用になってしまった。

そしてせっかく間に合わせたのに昼公演はあと2人でキャンセル待ちからの入場ができず。ロビー観覧最前からのお見送りのみの入場に。トホホ(死語?)。

夜公演は遠方枠の指定席で安心して観覧していたら、最後に高橋七実さんの卒業発表(現体制のNGT48では「活動辞退」らしい)に立ち会うことになった。

壇上にいたメンバーの振る舞いを見る限りは、おそらくは研究生メンバーはこの日に発表することは知らなかったのだと思う。

終演後に研究生推しが長い人の話を聴いていると、騒動の中で卒業してもおかしくないメンバーではあったという。秋以降に通っていた自分としては、そんなことは感じさせないメンバーだったから本当にびっくりした。いや、それ以上に驚いたのが仲間たちだったということなんだろう。

今のNGT48のメンバーたちからは、意地悪な言い方をすると「共犯者と言われても構わない」とでも形容できそうな覚悟と団結力が見える。公演再開半年後にそれを高めてきてからの仲間の離脱は、様々な気持ちが錯綜すると思う。……というか、当事者ですらないのにそれが見えてしまう終演後だった…。

気づけば何度か卒業の発表に立ち会うことは重ねてきたけれども、その中でもこんなにお見送りで声がかけられない日はなかったと思う。

顔をなんとか上げられているだけのメンバーや、止まらない涙そのままでも笑顔で感謝を告げてくれるメンバーの顔を見ながらそんなに無理しなくていいと思いながら、最後の高橋七実さんのやさしい微笑みに「また公演行くからね!」と声をかけて劇場を出た。

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