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【This_is_an_ex-campfire】ストーカーに遭ったのでやはりクラファンしようとしています

[検閲により削除されました]

表題の件でクラファン申請したらうっかりリジェクト食らって箔がついてしまいました。
参りましたね。いや参りました。

ただでさえ時間かかってたし最後の方なんかストレスでこれまで経験したこともなかった顎下腺炎(激痛)だかなんだかになってたのでこればかりは本当に[検閲により削除されました]ぼこぼこに[検閲により削除されました]爪とかを[検閲により削除されました]と思いました。

何よりもこれでは一方的にストーカー被害に遭った上で警察に

「こういう表立った活動してるとねーどうしてもリスクがねー」

「半年とか1年とかお休みしたら?」

と言われたのと同様で、こちらばかりが一方的に自分の作家活動に限度の見えない制約をかけられた挙句そんなことを言われなければならない理不尽の延長線上にいることに変わりありません。

今回起案していたプロジェクトはそういうものに対する抵抗の意味も込めたアンチテーゼの意図もありました。
でもまあ「危ない」つって止めるのも仕事だわな、わかる。

そういうわけで結局「普通のアート作品のクラファンならいいよ」とのことで、どの程度なら怒られないのかを探りながら改めて半月かけて再構成し、幾度に渡る修正を加えてやっとの思いで公開が実現した当たり障りのない残りカスみたいなのがこちら。

これは完全に、明らかにクラファンであり、完璧なまでに健全で、当たり障りがなく、この世にとって有益で、南村杞憂によって起案された「アートクラファン」で、コンプライアンス上何の問題もなく、この世に有益なアートプロジェクトであり、0から100まで馬鹿馬鹿しい、“EX-XXXXFIRE”です。(【This_is_an_ex-xxxxfire】非常に健全でしょうもない概要文より)

この度やっと公開までこぎつけるにあたってクラファンサイト担当者様には大変感謝しており頭が上がりませんし、もちろんコンプライアンスのことも考慮するのがお仕事ですし[検閲により削除されました]だしはっきり言って本当に[検閲により削除されました][検閲により削除されました]です。

そういうことなので以下に本来のクラファンコンセプト

【whereabouts_of_me】ストーカーに遭ったのでクラファンします

の本文全文を再掲載します。本クラファンへのご支援を検討する一材料としてご確認いただけますと幸いです。

「精力的にアーティスト活動をしてたらストーカーに遭っちゃったみたいで大〜変!!住所等々個人情報を割られて自宅に帰れず転々と土地を渡り歩く難民生活!!これからの生活と作家活動、一体どうなっちゃうの〜!!?次回『これ以上何かあったら興信所雇う』月の光は愛のメッセージ」(【whereabouts_of_me】従来の概要文より)

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はじめに

はじめまして、この度ストーカー被害に遭いました、アーティストの南村杞憂と申します。
おかげで半月以上一人で自宅に帰れませんでしたクソボケ
こうなった以上せっかくなのでこの千載一遇の経験をなんらかの形に仕上げたい、というか「そのくらいしないと割に合わない」と思い立ち、ここはひとつこの一連を記録化し私なりに“作品化”することによって清算し、加えて引越し費用を蓄えるためのクラウドファンディングを立ち上げました次第です。
怯えて過ごした以上に盛り上がっていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

ご挨拶と自己紹介

改めまして、南村杞憂(ナムラ キユウ)です。
アーティストをやっています。なんでも作るのが好きなのでマルチクリエイターという呼び名を使う時もあります。どっちでも大丈夫です。

普段はデジタルファブリケーション(デジタルデータを元に工作機械で創造物を制作する方法)を駆使して透明素材で作品制作をしています。
作品ジャンルは「コンセプチュアルアート」と言うのが1番しっくりくるかと思います。コンセプチュアルアートとは、平たく言うと視覚的に楽しむ部分以上に作品の背景にあるコンセプトを重要視する作品です。詳しく書くと長くなるので興味のある方は各自どうぞ調べてみてください。

撮影:manimanium

過去に制作した作品を挙げると、
・緊急事態宣言下の街中でフィールドレコーディングした環境音
・透明な仏壇と文字化け戒名の位牌
・喧嘩した相手への悪口で短歌を詠んで刺繍したハンカチ
・頓知気な文字列のネオン風サイン
・出会い系アプリで会った男の写真から彼らの平均顔を生成して鏡にプリントし、鑑賞者が前に立つと幾多もの男たちと鑑賞者が“重なる”且つ「相手を見ているようで自分を見ている」追体験を提示した作品
・出会い系アプリで会った男の名前を文字化けさせてガラス板に彫刻したものをパッケージングし、バーコードをつけて全員分並べ、消費行動をオマージュした作品
などなど、キモいかキモくないかで言うと時々キモい作品をあっさりした無機質な素材感で日々制作しています。

今回の魂胆を簡潔に言えば、今回の「ストーカー案件」を馬鹿馬鹿しくも丸ごと作品化して“使えるところを全部使ってやろう”という狙いがあります。
もっと平たく言うとマジでこの負の案件を薪にくべて一緒に盛り上がってくれる人とキャンプファイヤーしたい。
ただのストーカー案件=負の記憶として終わらせるには惜しい、もっとこの事件を元手にしてできることがある。
これだけの説明では全然意味不明なんですが、制作において私の場合は自分の経験の痕跡等をそのまま構成要素として作品化させる傾向がめっぽう強い作品作りをしています。
たとえば今回は早速「ストーカーに遭って自宅に帰れず各地を転々としながら暮らした期間のご飯や日用品のレシートを集めて1枚にした塩ビ製ポスター作品」を制作しました。

《whereabouts_of_me》(2020)

Twitterに上げたところ沢山のいいねをいただきました。ありがとうございます。(https://twitter.com/jocojocochijoco/status/1313075086685921282?s=21)
この頃は毎日デカい鞄を2つ持ち歩いていました。消耗する日用品を買い直した上に(怖くて自宅に取りに行けなかったため)さらにそれらを全て持ち歩かなければいけませんでした。出先で明日着る服を調達する時も敢えて少しいつもと雰囲気の違うものを選びました。使い捨てずに済む布マスクを買いました。ボロボロになった靴を買い直してバイト先宛に配達してもらいました。宅配の不在票が沢山溜まっていました。配達の営業所に事情を説明して保管期限を伸ばしてもらったり別の場所で受け取りにしたりしてそれぞれどうにかしてもらいました。
いや、なんでこっちが怯えて暮らさなあかんねん。
や〜もう腹立っちゃって腹立っちゃって腹立ちついでに良い作品ができてしまいました。
ほんとに今回の一件では沢山心配されることになってしまったし、色んなところを転々としたり、外でご飯を調達する費用だったりとやたらお金はかかるし。家賃だって家に居なくたって払ってるんですよねふざけんな
この怒り諸共この“素材”を何かに昇華したい。
そんな私にしかできない清算の手段が作品作りです。制作という方法でこの経験を作品にすることができる、これが負けん気の強い私の武器らしき武器です。
「じゃあそれを元手に引越し費用まで賄えるようにできたら最適解だよね?」
という発想は、ここまでくるとストーカー被害者とかアーティストというよりはもはやバーサーカーとかの発想に近いんですが、どうぞ一緒に盛り上がってくださる方がいらっしゃいましたら幸いです。

〈プロフィール〉
1995年生まれ、徳島県出身。
関西学院大学文学部卒、神戸大学大学院在学。
マルチクリエイターとしてデジタルファブリケーションを駆使し、関西を拠点に広く活動中。現在は「身体性の喪失と回復」を主なテーマに、インターネット、性、vaporwave等をモチーフに用いながら作品を制作している。
制作以外にも映像出演やラジオMCなども務め、現在は神戸のコミュニティFM「FM MOOV」にて毎週水曜18:35〜18:45放送中のラジオ番組「世界の音楽」でレギュラーパーソナリティーとして出演中。
大阪のギャラリー「アトリエ三月」のバー担当。
2021年12月現在、講談社主催オーディション「ミスiD2021」ファイナリスト。
好きなものはモンティ・パイソンと小林賢太郎と水曜どうでしょう。


【作品等はこちらからご覧いただけます】
Twitter https://twitter.com/jocojocochijoco
Instagram https://www.instagram.com/arimoshinaikoto/
HP http://yunakimura.wix.com/artworks
作品モーメント(Twitter) https://twitter.com/i/events/1260797736758083585

更新頻度: Twitter>>>Instagram>>>>>>>>>>>HP
(ホームページは更新できたらまた活動報告とかでお知らせしますね)

撮影:manimanium

以下、プロジェクトに至った経緯が気になる方向けに大変長い経緯のご説明を3分割でお届けします。

プロジェクトに至った経緯①:私の身に何が起こったか

以下、相手も見ている可能性を考え、丸ごと全ては書けないのですが書ける範囲で箇条書きで経緯を辿っていきます。

・9月某日の夜、ファンの一人から突然「今日すれ違っちゃいました……?」とメッセージが来たのが全ての始まり。「えっわかりません」と返すと「エレベーター降りた時なんですが」との抽象的な返信。私がその日エレベーターを降りた時に人がいた場所はオートロックの自宅エントランスのみだった。
・以前は直接的でここに書けないような性的なアプローチを言ってきたこともあり、私も多かれ少なかれ警戒をしていた相手でもあった。
・知人たちのアドバイスでその後交番へ。今回何があったか、また名前など相手について知っている情報等を伝え、一旦「数週間パトロールしてみます、それでもし数週間何事もなければ打ち切りで」となり、私もまあそんなもんだと思いそれで了承。
・ところが1、2時間後、警察の番号から着信。あとで数えたら5,6回の着信、なかなかの鬼電。何事かと思い折り返すと先ほどの交番の警官。
「さっきの件やけどね、警察署の方の刑事さんが詳しく話聞きたいそうでね、一回署まで来てもらってもいいですかね?」
想像していなかった対応の早さに驚く。火曜なら都合がいいけれど今晩は厳しい旨を伝える。この時点で日曜日。一旦それでお願いするも折り返しの着信がすぐに入る。
「ちょっとね……事が事なんでね……今日終電で帰って交通の足がないってことなら、刑事さんが車で迎えに行ったらいけるかな……?」
“事が事なんでね”……???しかも送迎付き………???
対応のあまりの迅速さに「この件というか相手絡みで私に明かせない別の事情があるのでは?」とすら勘ぐってしまう。
本当に終電で警察の方が迎えに来てくれ、深夜の1時半頃に自宅に帰される。
・そこからは管理会社に連絡をしたり遠方に行ったりと忙しくスケジュール通りに動き、疲れ果てて帰宅したその日にまた警察から「口頭警告に行ったが不在だったため差し紙をして来た」という旨の連絡。
・問題はその後。その日の夕方頃に知らない番号から着信があり、その直後以下のようなSMSが来た。

この頃は警察の方から動きがある毎にご連絡をいただいていたため、一見寝ぼけ頭で「刑事さんかな?」と思ったが明らかに不審。警察は個人番号から名乗りもせず連絡をとってくることはないし、折り返しかけさせるのであれば警察署の番号を指定してくるはず。迷惑メールにしても、私に名指し(木村は私の本名)で、証拠が残らないためなのかメールでのやりとりを拒否したこのSMSがこのタイミングで偶然届くとは思いがたい。
深夜に警察署に行った時に刑事さんに言われた「偶然じゃないと思うよ」の言葉が反芻される。
つまり私は住所と電話番号の両方を何らかの手段で握られた可能性がある。

自宅に帰れなかった頃のコンビニご飯

プロジェクトに至った経緯②:やられ損に迎え撃ちたい

ストーカーに遭った時、まず1番安全な選択は基本「引越しする」だと思います。
しかし、多くのストーキング被害者がおそらくそうであったように私も例外ではなく、あまつさえ現在学生の身分で、そんな大金をすぐに簡単に出せるような状況ではありません。親の財布を安易に頼る余裕もありません。
その上警察からは
「表立って活動してる以上こういうことになるのは避けられないからね」
「半年とか1年とか活動をお休みしても良いんじゃないかな」
「20代でしょ?まだまだ人生長いし」
と言われることもありました。警察は警察である立場上そう言うしかないことも分かります。ただそんなアドバイスをされても素直にきけるわけないですよね。あまりにもこちらばかり損なんだもの。悪いのはあっちのはずなのに。
多くのストーカー被害に遭ったことのある人々は基本的に一方的な「やられ損」を噛み締めて来たと思います。
あまつさえやり返すようなことはできないし、警察は何か明確に事件化しない限り動けないことがほとんどです。
私の場合は警察の動きも大変素早かったケースだったとは思いますが、場合によっては少なくない数が相談しても現実的ではない対応を求められたり有耶無耶になったりと、完全な泣き寝入りも余儀なくされていると思います。

泊めてもらった先の人にご馳走してもらったクソデカいピラフ

私の場合は、先日警察が口頭での注意を済ませてくれたそうです。ただ、かと言って私の住所は割れていますし、いつまで怯えておくべきなのかもわからないまま私は暮らしていく他ありません。
実際、本当に何かの思い違いや偶然であった可能性もゼロとは言えないかもしれません。しかし、如何様にも言えてしまうグレーゾーンである場合でも、グレーである以上警戒し続けないわけにもいかない、この「考え過ぎかな」「被害妄想じゃないよね」を往復する精神的な負担もまた大きくストレスになりました。 
安全を考えて自宅に帰ることができず、知人宅を毎日のように転々とし「ストーカー難民」をして過ごしましたが、毎日一番辛かったのは、連日朝起きて一番初めに考えるのが「今日どこで寝よう」だったことです。
ただ「誰かに頼り続けなければいけない生活がいつまで続くんだろう」と先の見えない不安の中で「泊めてください」とお願いし続ける私に「気にしなくていいよ」「いつでも頼ってね」と言ってくれる人たちばかりなのを再確認した機会だったのも確かでした。

転々としていた頃の自撮り

プロジェクトに至った経緯③:クラファンしちゃえばいいじゃん

そんな中、身近な人たちに相談していくうちに
「引越し費用クラファンしちゃえばええやん」
と言われたのが転機でした。
「ずっとストーカーのこと考えてるでしょ、暗い顔するほど相手の思う壺だよ」と不意に言われるほどそれまでずっと頭の中を満たし続けていた不安が端からたちまち“制作素材”に変わっていった瞬間でした。
相手も適当に言ったのかもしれないけどなんというか「あ、こうなった以上そうしていくしかないや」という腹が決まったのはこの時でした。
「まあ何かあったら、盛り上がっていこう」
これもこの経緯を話した時に別の知人が私に言った言葉でした。言葉としては適当なんだけど、この一連を作品化していこうと決めた日から私の表情は少し変わったんだと思います。だとしたらそれだけでも、その適当なニュアンスも含めてこの言葉にも結構意味があったと思います。
警察は口頭で警告を済ませてくれた、だからこれ以上何かしてくれることもまた何かない限り今のところはない。とは言え私は一抹の不安を抱えながら暮らしていくしかない。
じゃあどうせならこの一件を踏み台に、一緒に盛り上がってくれる人たちとなるべく盛り上がってやるのが私がお見舞いできる唯一のアクションだと思いました。
“半年とか1年とか活動をお休みする”?ごめんなさい、私にはできません。
今回のクラファンだって博打なんですが既に私にあるリスクは変わらないし、いっそそれを素材に盛り上がっちゃいたい。私の作るものは当たり障りがないよりは誰かにちょっと怒られるくらいでちょうどいいと思っています。
そういうわけで、グッズや作品を考案&試作し、このクラファンを立ち上げるに至ったわけです。
以上、プロジェクトに至る経緯を長々読んでくださりありがとうございます。
あと少し続くので頑張ってください。

ストーカー難民生活中のクソ重い鞄の中

このプロジェクトで実現したいこと

それでは具体的に何をするかですが、
私はこのクラウドファンディングを通して、まず引越し費用を工面します。
引越しの初期費用の最低金額程度(およそ20万円を想定)をいつでも引越しできる準備に充てるつもりです。
今の自宅も設備や立地も含め大変気に入っているのですが、遅かれ早かれ他所へ移らなければいけないリスクを想定外に抱えてしまった以上、最低限のいざという時の蓄えに充てたいと考えています。
また、目標金額(最低限の引越し初期費用準備20万円+リターン制作費5万円)を達成した場合、超過した金額の一部は
「これ以上何かあった場合直ちに興信所に依頼する費用」
にも充てたいと思っています。興信所とは、簡単に言うと民間の調査機関のことです。警察は明確に事件化しなければ動けませんが、民間の調査機関であればその限りではありません。それをここに私側の出方として示しておきたいと思います。
リターン品には今回の経験を記録化し、作品としての価値を付加したグッズやエディション付きの作品等を準備しております。

これまでの活動

作家活動は2015年頃から、本名の木村友南(キムラユウナ)名義でも活発に行っております。


〈今年の主な作家活動状況〉
2020.01 Art + Goods exhibition「サンガツオーバーフロウ」(阪急百貨店うめだ本店10階SOUQ)
2020.01 第2回「大阪アンデパンダン」(サロンモザイク)
2020.08 大阪個展「インターネット葬」(アトリエ三月)
2020.08 「タイポ展」(原宿デザインフェスタギャラリー)
2020.09 東京巡回個展「インターネット葬」(前衛喫茶マチモ)
2020.09 「処女展」(Room305)
2020.09 「whereabouts」(アトリエ三月)


〈今後の参加予定〉
2020.12 「アトリエ三月年末展」
2021.01 「第3回 大阪アンデパンダン」

資金の使い道

目標金額は25万円、これは最低限の引越し初期費用20万円+リターン制作費5万円の概算合計金額です。

リターンについて

現在リターン品として予定しているのは以下の通りです。

【グッズ】
¥3,000:お気持ちソックス×2セット
¥3,000:whereabouts_of_me ネックレス
¥3,000:非実在モーテルキー 
¥3,000:プロジェクト記録ZINE(タイトル未定)+塩ビ製クリアしおり
¥4,000:whereabouts_of_me マグカップ
¥5,000:whereabouts_of_me 半袖Tシャツ
¥5,000:whereabouts_of_me モバイルバッテリー&マルチケース
¥7,500:whereabouts_of_me パーカー

【数量限定作品】
¥8,490:《透過銃 whereabouts_of_me形式》(2020)〔エディション付き〕
¥20,000:塩ビ製ポスター作品《whereabouts_of_me》(2020)〔エディション付き〕
¥48,000:《16220-2575141式透過機関銃》(2020)〔先行受注生産作品〕

【グッズセット&作品オーダー】
¥10,000:その日暮らしセット(お気持ちソックス×1&Tシャツ&モバイルバッテリー&マルチケース)
¥30,000:グッズ全部盛りセット ※限定数アリ
¥100,000:オーダーメイド作品制作+希望グッズ3点 ※限定数アリ

リターンは追加の可能性もございます。
画像は全てサンプルですので都度必要に応じて若干の細かい仕様変更がある場合はご了承くださいませ。
また、状況次第では、制作に利用している工房に休業要請等が出されることも予想されるため、リターンの作成発送が予定よりも遅れてしまう可能性がございますが、ご理解の上ご支援いただけますと幸いです。

最後に

「少しでも足しにして」と毎日自宅外で生活するしかない私にいくらかお札を握らせてくれた人。
「応援するならこれしかないよなと思って」とわざわざ作品を買ってくれた友達。
「今日泊まるところ大丈夫?」と毎日のように細かく連絡をとってくれた先輩たち。
「いつでも泊まりに来て!」と私のために一人暮らしの部屋の片付けをして連絡をくれた友達。
わざわざ明け方まで深夜ドライブに連れて行ってくれた人。
毎日のように駅まで送ってくれたバイト先のオーナー。
泊めていただいた時にクラファンの構想を話すと興信所に依頼するアイデアを出してくれた人。
クラファン始まったらすぐに教えて!と言ってくれた沢山の人たち。
始まるのが遅くなってすいません。
その代わりまあまあ豊富にリターン品を用意できました。
どうぞご支援していただけましたら幸いです。
ちなみにもし万が一ストーカー本人からの支援があった場合は着払いでデカい岩とか送るつもりでいます。

奈良まで行った深夜ドライブ(早朝4時)

今回のプロジェクト始動にあたって、早速私は《whereabouts_of_me》(2020)という作品を作りました。
冒頭でも書いたように、各地を転々としながらストーカー難民生活を送っていた間に買ったご飯や日用品のレシートのいくつかを1枚のポスターにした塩ビ製の作品です。

ちなみにこの“whereabouts”というワードは9月半ばから10月頭にかけて大阪のアトリエ三月という私のバイト先でもあるギャラリーで開催されていた展覧会「whereabouts:sep」のタイトルから来ており、私もその展示に参加していました。
whereaboutsは日本語で「所在」。
私にとってあまりにもタイムリーで、このプロジェクトにタイトルをつけるとしたら間違いなく「これだ」と思いましたし、このタイミングだということが「やるしかない」ことを後押しするようでした。
“whereabouts_of_me”、これは「私の所在」という意味です。
私の所在を決めるものと言えば、今の私にとってはほとんど私が作り出す作品しかないと思います。
“ストーカーに遭ったのでクラファンします”
マジでコンセプトからろくでもないキャンプファイヤーですが、今回一緒にこの火をキワモノのお笑い草として囲んで盛り上がってくれる方がいらっしゃいましたら幸いです。

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“This is an ex-campfire”

It’s not pining, it’s passed on. This parrot is no more. It has ceased to be. It’s expired and gone to meet its maker. This is a late parrot. It’s a stiff. Berift of life, it rests in peace. If you hadn’t nailed it to the perch it would be pushing up the daisies. It’s flung down the curtain and joined the choir invisible. This! is an ex-parrot.(モンティ・パイソン『Dead Parrot』より)

ここまで読んでくれた方はありがとうございました。余談ですが今回のこの文章は10,000字近くあるんですが、リジェクトされたら編集画面及びページへのアクセスが不可能になるとは知らずに最終稿のコピーを取りそびれてしまった時はすこぶる萎えました。(が、奇跡的にPCの具合なのか何なのかなぜか後ほどコピーを得ることができ、今に至ります。)

ちなみに再起案に当たって動画も取ってみました。

間違えました。

こっちです。

以上、“このしんどかった現実を絶対に茶化してやるぞ”という強い意志を感じ取っていただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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