最近の本と漫画と音楽と。

読書ばかりの毎日。創作意欲はどこへ消えていったのだろうか。
先週借りてきたのは、中村文則の「教団X」、高木正勝「こといづ」、西加奈子「こうふく みどりの」「こうふく あかの」
「こといづ」は夜寝る前に読むのに、ちょうど良さそうなエッセイ本。

珍しく漫画も読んでいる。
小学生の子に勧められた「ハンター×ハンター」と「七つの大罪」
合計20冊借りたが、2日間で読み切ってしまった。これは、言うまでもなく心身的によくない。集中すると我を忘れて、時間を忘れるタイプなのだが、1日まるまる、ごはんも食べることなく読んでいた。これは本当によくない。
同様の理由から、わたしはゲームをするのをやめている。スマホのゲームを友人や恋人の影響で入れたことがあったが、生活リズムがぐちゃぐちゃになってしまったのだ。コントロールできなくなってしまう。
「本当にしたい!」というわけでもないけれど、やらないと気が済まなくなるので、断腸の思いで、アプリを削除した過去の自分。

漫画もその類なのだろう。
気をつけよう。借りるときは、10冊にしよう。そして、一度に同じシリーズを読むのでなくて、分けよう。続きが気になって終わりがないから。
とにもかくにも、上記したこの二つの漫画は本当におもしろい。特に「七つの大罪」は、何人かの子に勧められたこともあって、展開がテンポよく(そのおかげで続きが気になりすぎる)、謎がいい具合に散りばめられていて、程よいストーリーの難しさで、はまる気持ちがわかった。

音楽は車での通勤中に聴くスタイルになった。これは、「その瞬間の気分でセレクト!」というわけにはいかないので、そういう楽しみ方ができないことは、さみしいことである。電車の中でイヤホンをつけて、その時の気分で選曲するのが本当に大好きだったのだ。ただ、ドライブ中に聴くのは、車内で歌えるという良さがある。なんとも爽快な気分。
家での音楽は、全く違う様相。帰宅すると、まず「OK、グーグル、ただいま」と誰もいない部屋の中でつぶやく。
すると、「Google Home」が赤、緑、黄色の色でくるくると反応し、「おかえりなさい」と機械的な(あ、機械か)声でつぶやいてくれる。そして、しばらくすると、自動的に音楽が流れる。(そういう設定にしている)
「Google Home」を使い始めて1ヶ月ほど。特に、この音楽を流してくれる機能が、とてもいい。わたしは自分の好きなアーティストには、ファンとして、これからの活動も続けてほしい、素敵な音楽をありがとう、という気持ちで対価を支払いたいので、iTuneで音源をダウンロードしたり、CDを買ったりもする。ただ、これでは自分の聴く音楽の幅はあまり広がることはない。
「Google Home」は設定次第で、「YouTube」や「Spotify」の音楽を自動的に流してくれるようになる。リクエストすると、「リラックスできる音楽」や「元気が出る曲」など勝手に選曲してくれる。この場合、時に「そうか?」という、自分の好みとは違うものが流れる場合も多いが。

作業中や家事中に、自動的に流していると、心のど真ん中を撃ち抜くような音楽が流れてくることもある。この一ヶ月で出会ったのは、GLIM SPANKY「サンライズジャーニー」、ハンバートハンバート「虎」、ASIAN KUNG-FU GENERATION「ボーイズ&ガールズ」など。自分の体温が0.3度あがる。この曲はとても気になる、と。曲名がわからないので、「この曲の名前を教えて?」とたずねると答えてくれる。

Iphoneも、You Tuberも、初めは毛嫌いしていたわたしだが、その世界に入ってみないとわからないこともある。Google Homeもその一つで、「なくては生きられない」みたくなるのが嫌で、絶対に使うことない代物だと思っていた。(あるキャンペーンで当たっていただいたので使用している)

そのおかげで出会えた素敵なものも少なからずあるのであれば、悪いと初めから決めつけるのはよそうと思った。と同時に、使い方には気をつけて、自分のコントロールの範疇で活用できるようにしたい。それは、もちろんGoogle Homeにかかわらず。

書いていたら、あいみょんの「愛を伝えたいだとか」が流れてきた。初めて、全部通して聴いた。これは人気になるのはうなずける。かっこいい。

サポートとそのお気持ちは、創作や家族の居場所づくりのために還元できたらと思ってます。