ポテりこ事件
自分の心を大切にして生きると決めて、2ヶ月が経った。記録をつけ始めたスタートは11月26日だった。その日付に、特に意味はないが、何かが変わるタイミングだったのだろう。
自分が望む未来を選んでいく!
希望をこころに置いて。
今読み返してみたら、ノートの表紙の裏にそう書かれていた。ノートには、取り入れたい考え方を書き記している。毎日、少しずつ。そのノートはすでに一冊終わり、次のノートに移っている。
最近すごく楽になった。まず、人の目を気にしなくなった。人がどう思うかにとらわれなくなった。悲観的な想像をしなくなった。
つい最近、こんなことがあった。
空港で、「ポテりこ」を買った時の話。
新千歳空港で、飛行機が出発するのを待っている間、少し小腹が空いて、何か食べようかぶらぶら歩いていた。初めは、アイスにしようと思ったが、すぐ隣にある「ポテりこ」を売っているお店が気になった。
気になる!
その気持ちは、いい兆候。見逃さずにキャッチする。
この頃は、計画やルールをほぼ作っていない。もし、「アイスを絶対に食べる!」と強く決め込んでいたとしたら、この小さな「気になる」はキャッチすることもなく通り過ぎていっていただろう。
ということで、さっそく「ポテりこ」を買うことに。チーズ味とサラダ味があったが、チーズ味は売り切れていたので、サラダ味。
数分待って、焼きあがったポテりこ。一口入れると、おいしさのあまり、「なにこれ!」と言ってしまいそうになる。
おいしい!!!
あぁ、しあわせ〜と思いながら、パクパク食べていたが、ゆっくり座って食べれるところないかなぁと思い、辺りを探そうと、持っていた紙袋に容器を入れようと思った、その瞬間、
・・・落ちた。
スローモーションのように再生されゆく、ポテりこがバラバラになって散らばっていくさま。
まだ、5、6本しか食べてないのに。がーん。。。
しかし、そこで今までとは、全く違う思考をしていた。(そのことに、後で気づく)
その時は、
あ、落ちた。拾おう。
食べたかったのになぁ。
悲しい。はい、終わり。
だったのだ。
中学生〜社会人数年間までの私だったら、
あ、落ちた。
なんで、こんなドジなんだろう。最悪。
やっぱり、わたしって何してもあかんなぁ。
そして、しばらく落ち込む。
数年前の私だったら、
あ、落ちた。
空港でめっちゃ目立つし恥ずかしい。
みんな見てる。嫌やな。
早くどっかに隠れたい。
そして、嫌な気持ちを引きずる。
今は、出来事とそれに伴う感情で完結していて、自分を否定することも他人の目を気にすることもなかった。(ちょこっと、恥ずかしいなとは思ったけど一瞬で消えた)
ポテりこ事件のおかげで、自分の思考が変革していっていると改めて気づけた。
こんな小さなところから、大切に大切にやっています。
サポートとそのお気持ちは、創作や家族の居場所づくりのために還元できたらと思ってます。