タピオカミルクティーポイ捨てに見る 実は損する本末転倒コスパ思考

とある女性が靴屋さんでお買い物、

本当は23cmがぴったりだけど、どのサイズでも値段は同じだから1番大きな28cmの靴を買った!...果たしてこれはコスパの良い買い物ですか?


SNSで映えると人気のタピオカミルクティー、その裏で容器のポイ捨てが問題になっています。ポイ捨てされている容器にはまだ中身が残っているものも。

残っているのに捨てられていることの要因であり、世の中に未だ蔓延しているのが、

"量と価格を基準にしたコスパ思考"

例えば冒頭で書いている靴の話、23cmと28cmの靴が同じ値段なら大きいサイズの方が買う側としては一応コスパが良いです。ただし、当然ですが自分に適したサイズを買わなければ結局ぶかぶかで履くことが出来ず、無駄になり損をします。

今回のタピオカミルクティーも、SNS映えさせることや味わうことが目的なら小さいサイズで事足りるはず。しかし"量と価格を基準にしたコスパ思考"から、本来自分に適した量を越えている上に、価格自体はより高い1つ2つ上のサイズを頼んでしまう。その結果中盤以降は飲み干すことが目的になり、人によっては捨てるという選択をするようになってしまうのです。


様々な場面やものに当てはまると思います、映画館におけるポップコーンや小さいものと比べコスパの良い大きめの調味料など。「本当はこれほど必要じゃないけど」という気持ちがあるのに買ってしまう...そしてエンドロールや賞味期限が切れたときに思うのです、

「捨てるくらいならあのとき食べ切れる量、使い切れるものを買っておけばよかった」と。


コスパとは量や価格云々はさほど関係なく、

"自分に適したものを選ぶ"ということが

真の意味で"コスパが良い"ではないでしょうか。


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