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CL愛知エクストラ2023 高崎実使用 ポストドラゴ

この度はポストドラゴダストの記事を
購入(無料)していただき
誠にありがとうございます。

この記事は使用目的
僕なりの構築論、戦術を
国語の平均成績3という
いいとも言えないし別段悪いとも言えない
頭で作成する文なので
多少拙い文、間違ってる言葉が
出ると思いますので
無料で記事公開させていただきます。

といっても有料にするほどの価値もなければ
ちゃんころ稼げるような
内容ではないのでね
よっぽど自信がなければできない所業です。

目次

・自己紹介
・戦績
・デッキ選択理由
・何故【〇〇】を採用したか
・デッキリスト&各種カード解説
・基本立ち回り解説
・環境デッキ各種立ち回り解説
・CL愛知戦績概要
・あとがき

【自己紹介】
高崎実という名義で声優
ポケモンカード動画投稿者として
活動しています。

主にエクストラレギュレーションの
対戦動画、解説動画などを上げており
多少良くも悪くもエクストラの界隈では
知名度があります。

チャンネルのリンクはコチラになります

毎月第一日曜に開催している
『ゆるふわポケカ会』という
東京の大鳥居という場所で
ポケモンカード の交流会
イベントスタッフとして
子供たちとポケモンカードをしています。
そのイベントではスタンダードはもちろん
エクストラの貸し出しデッキなども
しています。

【戦績】
戦績5-3 700人中98位

初CL &初完走になります。
基本エネ、カルボウ、ヒスイバクフーン
ゲットだぜ!!

【デッキ選択理由】

さて今回何故レジドラゴを使用したのか
それはこの2点

・カードパワーの高さ
・理不尽を押し付ける力の強さ

現在、このエクストラにおいて
最も強いデッキといえば
何ですかとエクストラを
現役でやってるプレイヤーに聞いたら
10人いたら半数はドラゴだと言います。
もう半数はルギアでしょう
何故みんなしてドラゴが強いと
口を揃えるのか

もはやエクストラでは言わずと知れた
レジドラゴスター
技、りゅうむそうは
自身のトラッシュにある
ドラゴンの技をこの技として使用できる。

これにより自分のトラッシュに
ドラゴンがあればある程、
技のレパートリーが増えて
盤面に応じて
色んなアクションを起こせます。

理不尽をおしつける力に関して
まずこのデッキ
上手くハマれば最速先行2ターン目で
龍無双からのタイムレスGX(追加ターン)
獲得が狙えるため
相手のシステム崩壊と自分の展開
これらを最速2ターン目で行えてしまう点
さらにはサイド2枚アタッカーなのに
300点叩き出したり、
アイアンローリングで軽減貼ったり、
妨害も出来てしまうので
ゲームのテンポを掴みやすいです。

現状先行2ターン目でその理不尽に
耐えられるデッキはごく僅かです。

これら二つの理由により
今回のCL愛知で使用したいと思い
レジドラゴを選択しました。

しかし何故ポストを採用したのか
そこについても触れたいと思います。

【何故トレーナーズポストを採用したか】

そもそも現存してるレジドラゴの
デッキタイプは大きく分けて二つ
特性を封じながら火力でゴリ押す
現時点で一番強いと言われる
ドラゴダスト

ターボブレイズでドラゴの課題点だった
エネ加速を補い、速度を上げた
レシラムドラゴ

この2種類が主に挙げられますが
僕も元々はダストドラゴを握ってて
エクバでも一回優勝できたし
これを本番でも持っていこうと
思ったのですが
ここで友人がこんな発言をしたのです。

【ダスト抜いてポスト入れて
 安定感ました方がいいんじゃね?】

その友人の名はソシ


普段はうちの動画の撮影だったり
ゆるふわの運営などをやってる人です
彼の最高戦績はCL横浜2021DAY1突破
※彼はこの戦績を一生擦ります。

そんな彼から出た一言は
僕のドラゴの構築に大きな影響を与えた。

事の発端はドラゴダストミラーの
練習をしてる際
ドラゴミラーは先に走らないと負け
そして事故率もそれなりにする。

実際僕もエクストラバトルの日に
何回かドラゴダストで参加してましたが
負けた試合の大半が事故、
試合になれば勝てるといった感じでして、
いまいち安定性に欠ける
という印象でした。

そこで安定性を上げるために
トレーナーズポストを採用して
サーチ札を確保して盤面を固めて
最速で殴った方が強くない?って
結論に至りました。
もちろんサーチ札に限らず
臨機応変にポストから
その時に合わせたトレーナーズを
拾えるチャンスがあります。

このようにデッキを実質56枚にして
回転札(ポスト)を採用した事で
安定感はかなり上がりました
事故率もかなり少ないです。

でもダストダスで蓋をしなければ
ルギアとかその辺キツくない?
そこは割り切ろうと当時の僕らは
割り切っていました。

しかし本番一週間前に
藍天『宮城時代の撮影メンバー』監修
エクストラボ【エクストラ専門Discord】
このグループからのタレコミで
ドラゴンルギアのテンプレートが発掘

当時の僕はドラゴンルギアなんて
『速度で押し切れば問題ない
こちとら安定感増してナンスを前に建てて
時間稼げるポストドラゴぞ?』

しかしルギアを組んで回してみると

『あれ?これドラゴに強くね?』

現在エクストラの環境tier1に君臨する
ドラゴンルギア
そのデッキに採用されている
ガブリアス&ギラティナ
GX技、ジージーエンド
この技は相手の場のポケモン1体を
トラッシュ送りにする技
追加でエネがあれば2体落とせます

そしてエクストラには
【ダブルドラゴンエネルギー】という
インチキエネルギーが存在する

ドラゴンタイプにつけば
全てのタイプ2個分として働くエネルギー
これをアーケオスのプライマルターボで
つけるだけで簡単に追加条件を
成立させる事が出来ます。

そしてこのジージーエンドがヤバすぎる
ドラゴは基本どの型にも限らず
ドラゴを二面建てて育成し、
攻撃するのが基本の動きです。

なんならドラゴ4枚採用してる事
自体が珍しいですからね

そしてその戦術とジージーエンドが
本当に相性が悪い。

先程言った通りドラゴは二面建てて
育成して殴るので
その育成したドラゴを落とされてしまうと
リカバリーに2.3ターンは
かかってしまいます。

エクにおいて殴り合いにおける
2ターンはサイドレースに
大きな差をつけます。
そうなったらもう勝ち目ほぼなし

リカバリーしようにも
サブアタのガブリアスが
後ろで育成しなおしのドラゴを
狙撃してきます。

なんなら正面の殴り合いで
ルギアがパワフル無色エネをつけて
ドラゴを上から叩いてきます。

ここまでの結論『ルギアに勝てん』
もうルギアは割り切っていこうとすら
思っていましたが(何言ってるんだろ)

こんなに強いデッキ
流行らないわけがない
そしてこのデッキに気づくのが遅すぎた

仮にドラゴからルギアに移行して
今から練習したとして間に合うのか?
もう既に開発進めてる勢には勝てないかも

様々な葛藤を抱えながら
ある結論に至りました。

『ダストで蓋をしよう』

結局ダストダスを入れることになりました
そうでもしないとアーケオスの
理不尽加速を止められないわ
しかしトレーナーズポストは入れたまま
構築を練り直していきます。

こうして完成したのがこのリスト


各種カード採用理由

ドラゴ✖️3

進化元、ドラゴの技マシン
2体育成して一体余った時に使えます
単純に進化元の技が強い
顔面130点に後ろ30点なので
痒いところに手が届きます。
stall(カビゴン)に強いって点も
評価できます。

ドラゴスター✖️3

このデッキのエースカード
ありとあらゆるトラッシュのドラゴンの技を
攻撃していきます。
レガシースターでトラッシュの好きなカード
2枚を手札に戻せます
使い所が非常に大事になる特性
見極めて使いましょう

キリンリキ✖️1

ドラゴミラー最終兵器
相手のドラゴの技マシンをロストにおくり
決定力を失わせることが出来ます。
相手がアーケオスを落とした時なんかにも使えるので非常に有効
他にもLO全般におけるサポートをロストに
送る動きも強いです。

ソーナンス✖️1

これがとにかくルギアにブッ刺さる
もちろん他のデッキに対しても
黒馬以外はそれなりに刺さりますが
先行1ターン目にどれだけ早く
ナンスを相手に押し付けられるか
それが今回のCL愛知で
勝つか負けるかの
ターニングポイントかなと
僕は思いました。

ヤブクロン✖️1

当然ごみ集めのヤブクロン一択です
ダストの進化元、逃げエネ1
技が汎用性高い
今後これを超えるヤブクロンはいない
過去未来永劫、最も優秀なヤブクロンです

ダストダス✖️1

対ルギア決戦処理袋型兵器

タイムレスでタイムラグを作れるため
実は案外簡単に建てることができる
これがないとアーケオスからの
ガブやガブギラが暴れ出すので
それを防ぐため採用しました。
他にも黒馬を止めたりも出来るので
棚ぼたです。

Mリザードン✖️1

レジドラゴスター最大火力
力のハチマキつけて殴るだけで
ダイマ黒馬がワンパンで沈められます。
これを受けれるポケモンは基本いないため
落とすだけでかなりの圧力をかけれます。

ガブリアスV✖️1

今回のおしゃれポイント
テンプレならここの枠をMレックにして
300点技を2枚にすることで
キリンリキのロスト送りに対して
強く出れるようにするのですが
今回はキリンを出す暇をなるべく
与えないようプレイングを心掛けて
むしろフィニッシュの手段を増やしたく
ガブリアスを採用しました。

皆さんもこんな経験はありませんか?
ドラゴミラーでサイドはお互い2枚
手札にはグズマがなく
前にはアイアンローリングを決めた
レジドラゴが前にいて突破は難しい

そんな時にガブリアスのソニックストライク
エネ全部トラッシュして
相手ベンチ1体に220点与えられる
基本今のエクはデデクロを建てざるを得ない
そこを突けば簡単に勝ちを取れる
グズマを使うより簡単に勝てます。

さらにこの子は逃げエネがないため
運悪くバトル場に出さざるを得なくても
問題なく立ち回る事が出来ます。
変にディアルガ出るよりマシですからね
何より気絶させたら
ドラゴの技ストックが増えるという
プレッシャーもかけれます。
実に合理的

ヒスイヌメルゴンスター✖️1

安定した打点と80点軽減と破格の性能
力のハチマキ込みで220出せるので
相手の進化元である
ドラゴ、黒馬、ルギアを
ちゃんと落としながら軽減を貼れます。
雑に撃って相手にあなぬけ、グズマ
レンジャー要求するのも強いです

ディアルガ✖️1

このデッキで一番強い技、タイムレス所持
追加ターンを最速先行2ターンで
打つ事が出来て
ゲームを終わらせることもあります。
例え追加ターンでゲーム終わらなくとも
相手に壊滅的状況を押し付けられます。

ヤブクロンをタイムレス前に建てて
追加ターンで進化させるという
プランもあるので抑えておきましょう。

それと技、『ひきさく』が
相手にかかってる『効果』を貫通するので
チルタリス、アローラペルシアンGXへの
ある程度の回答になります。
完璧な解答とまではいきませんが
一応力のハチマキひきさく二発で
アロペルが落ちるので
状況次第では付け焼き刃以上の成果は
出せますね。

オンバーン✖️1

タイムレス後の進化元を処理する際
グッズを止めることが出来ます
LO相手にも有効で
ラウンドソニックはミラー対面で
ダブドラを貼れなくすることが出来ます。

またダストオキシン中に
グッズロックすることで
相手によるブロアーでの
ダストオキシン解除を不可能にします。

大会中盤は結構グッズロックを忘れがちに
なるので使う際はお互い気をつけましょう。

デデクロライン✖️1

ここはピン刺しで問題ありません

【グッズ】

ミステリートレジャー✖️4

デデクロ以外はなんでも持ってこれる
このデッキのメインサーチカード
ミストレで技マシン【オンバーン等】を
回収してクイックやもう一枚のミストレで
落とすプレイングも基本になります

クイックボール✖️4

たねならなんでも回収出来て
チップ効果【出た時〇〇する〜効果】持ちを
手札に加えられるため
デデクロが活きます。
メインサーチカードが
どちらもメリットデメリットがあるので
使うには慣れが必要です。

バトルサーチャー✖️3

決め手、サポート回収
なんでもござれのエクストラにおける
最強格のグッズ
もはやこれをいれないエクのデッキが
珍しいとまで言われるレベル
安定の3枚採用で回しています。

かるいし✖️3

ダストダスを採用してるため
今回は3枚採用しました。
主につけたいカードとしては
ダストダス、ソーナンス
ここらへんの妨害カードに
つけてあげたいです。

1/20から『ポケモンの道具』という
カテゴリに分類されたため
相手のグッズロックによる妨害を
受けなくなったという利点があります。

バトルコンプレッサー✖️2

技マシン、サポートを落とせる
山札圧縮カード
相手のデッキを見て落とすカードを
決めましょう
ルギアだったらわりと技マシンを
ポンポン落としても問題ありませんが
黒馬相手だといつキリンが飛んでくるか
分かりません。
落とすカードは計画的に

トレーナーズポスト✖️2

今回のCL愛知レジドラゴの回答の1枚

元々は4枚採用でガンガン回してましたが
ダストラインに2枚枠を割いて
最低枚数の2枚になりました。
欲を言えばどこか一枚枠を割いて
3枚にしたかったですが
流石に厳しかった。

力のハチマキ✖️2

こだわりベルトやこだわりハチマキ
負けん気ハチマキじゃあダメなんです。

この力のハチマキがとにかく大事
現時点のエクストラ環境における
体力が一番でかいポケモンって
ダイマ黒馬の320、これがベースです。
さらに今は進化、ダイマやスターを
中心に環境が構成されてます

進化元Vにはアイアンローリング
ダイマ、スターにはワイルドブレイズ
これら2種をジャスキル【丁度倒す】
出来るようにするために力のハチマキです

でもそれならベルトでよくねって意見も
分かりますが

例えば相手のバトルポケモンが
カプテテフ、もしくはデデンネGXの場合
力のハチマキを付けて
タイムレスを打てば倒せるんです。

要はこの力のハチマキが見れる範囲が
220.320.170
進化元のV、ダイマ、テテフデデンネ
これらを全て突破できるのは
適した技+力のハチマキです。
サイド落ちや相手に割られた時のケアとして
2枚採用にしています。

フィールドブロアー✖️1

現在の黒馬に採用されてるスタジアム
シンオウ神殿を破壊するために採用。
他にも自分のダストオキシンを
無理やり解除して特性を発動し
勝負に出ることも出来ます。

あなぬけのひも✖️1

対wall stall【カビゴンLO】のために採用
他にもミラーの際に
相手がナンスを立てた場合
それを解除するためにも使えます。
stall相手ならレガシースターで
もう一度拾えるので結構殴り合いで
解決できます。

ヒスイのヘビーボール✖️1

ディアルガGXをサイドから拾うため
採用しています。
サイドにディアルガ落ちたら
結構出力が落ちますからね。

タイムレス+αで基本何でも落とせるため
いわばレジドラゴデッキの伝家の宝刀とまで
言えるディアルガGX
それがサイド落ちした際に拾えるように
ヒスイのヘビーボールを採用

サイドに落ちたデデクロラインを
拾えるのも優秀な点

さらに初手でヘビーボールがきた場合
サイドを見て戻せるので
山札確認の時間を省けます。
これがstallや長く考える系の人に対して
少しでもタイム短縮出来る
メリットがあります。

レスキュータンカ✖️1

対ルギア戦において
このカードの切るタイミングで
勝敗が決まると言っても
過言ではありません。

ドラゴ三面用意できず
二面でジージエンドで落とされた場合
タンカで山に戻せばまだなんとか
リカバリー出来るかもしれません。

ポケモン回収サイクロン✖️1

このデッキのエーススペック枠
前に出てしまったディアルガを戻したり
デデクロラインを再利用したり
ダストオキシンを無理やり解除したり
ダメージ受けたドラゴを戻して
実質回復したりと
かなり優秀なエーススペックカード

正直ドラゴ使う上で回収サイクロン以外の
エーススペックはあり得ないと言ってもいい
ギリギリ過言になるかならないか
そのレベルで今のドラゴのエーススペックは
このポケモン回収サイクロンが
レジドラゴというデッキタイプに
適合しています。

【サポート】

アララギ博士✖️1

最大値ドロー札
もはやいれない選択肢などない
特にこのデッキは自分で特性をとめる関係上
トップ解決や、回答札を引けるよう
山圧縮するわけですが
とどのつまり、大量に引けば引くほど
その場の回答札を引ける確率を上げられ
十分なパフォーマンスを発揮できます

N✖️1

終盤において相手の手札を減少させ
動きを鈍らせることが出来ます。
特に特性ロック中の終盤でのNは
脅威そのものです。

あとは自身の手札にサーチャーや
レジドラゴスター等
なるべく落としたくないカードが
手札にあるとかに手札リセットできるという
メリットが存在します。

マリィ✖️1

対wall stall兵器
前回のCL愛知で優勝したデッキタイプ
製作費もレジロックさえ抜いて仕舞えば
エクの環境デッキで一番安い点
煮詰めるまでの時間
それを加味して多くいるであろうと
判断してマリィを採用
ダイゴの決断で手札に揃えたカードを
まとめて山札の下に
島送りにすることができます。

他にもマリィからのディストーションで
結構動きを制限出来ます。

グズマ✖️1

エクストラの決定札
特にこのデッキはかるいし採用のため
自由に盤面を行き来出来るので
すごい使いやすいです。
最初は2枚採用してキリンリキや
サイド落ちケアを考えてましたが
枠を削って1枚にしました。

ポケモンレンジャー✖️1

最近は環境から消えたオルジェネ解除枠
他にもミラーにおけるアイアンローリング
ディストーションなどを解除するため
採用されており、必須枠の1枚

ザオボー✖️1

ミラーにおける解答の1枚
他にもシンオウ神殿をテテフから
ザオボーをサーチして破壊したり
フュージョン相手には
フュージョンエネを割って
壊滅状態にしたりと
かなり今のエクストラに合ってるサポート

キバナ✖️1

レジドラゴデッキの貴重なエネ加速枠
トラッシュにあらかじめ基本エネを
落としておくと、発動しやすいです。

気絶したらエネつけてダブドラを
持ってきてすぐさまカウンターするという
これは一年前に流行った
カイリューのカウンタープランに似てますね
それとほぼ同じ動きができます。

ちなみに山札ない時に
キバナは打てますので
山ない状態でも気絶条件とトラッシュに
基本エネがあれば発動できます
覚えておきましょう。

ナタネの活気✖️1

同じくレジドラゴデッキの
貴重なエネ加速枠
溶接工も考えましたが
こっちの利点は最初に2ドロー出来る点
最悪草エネなくてドロサポも
これしかない時に2枚ドローになる
申し分程度ではありますが
溶接工だとドロー出来ません。
本来であればオドリドリと合わせて
加速するのがオーソドックスですが
あいにく枠がないため妥協

レガシースターで草エネ回収して
ナタネで加速もできるので
なんとかそこで賄いましょう。

【スタジアム】

混沌のうねり✖️1

相手のシンオウ神殿、サイレントラボを
貼らせないために採用
神殿を貼られるとこっちはかなり辛い
なんせドラゴはダブドラに依存して
攻撃しないといけないため
無力化されると何も出来ません。

サイレントラボに関しては
現在流行のドラゴンルギア
こちらがいくらナンスで
時間を稼ごうにも
ラボで止められてしまうと
我慢の壁が消えてしまい
後1アッセンブルを決められて
ゲームの流れを掴まれます。

ピン刺しなので基本縦引きで引けたら
ラッキーです、引けたら迷わず貼ります

【エネルギー】

ダブルドラゴンエネルギー✖️4

恐らく来年には禁止カードになる
ダブルドラゴンエネルギー

ドラゴンタイプについていれば
全てのタイプ2個分として働き
ドラゴにつけて、あと一枚草、炎がつけば
簡単に技が打てます。
龍無双に必要なエネは草草炎
条件が厳しいこのエネ要求を
たった一枚で半分を担えます。

来年規制されます。てかした方がいい

基本草、炎エネ、各種✖️2

基本エネは本当に最低限
一時期は草3で回してましたが
トレーナーズポストの枠
軽石の枠
もろもろ考慮して2枚にしました
苦渋の決断でしたよほんと

以上が採用カードの理由になります。

【基本立ち回り解説】

理想盤面はバトル場ソーナンス
ベンチにドラゴ2体
1体には基本エネがついてる状態
手札にドロソ、もしくは軽石と進化先
混沌のうねり展開

これが一番の理想盤面です。
ここまで行かなくとも
最低ボーダーラインとして
基本エネつけたドラゴと
何もついてないドラゴ
それさえ揃ってれば問題ありません。

先行後攻に関してですが
絶対に先行を取りましょう。
ルギア相手だと勝手に先行渡してくれます

死なないように祈りましょう。

各種立ち回り解説

【黒馬】
もちろんいるであろう黒馬
最近はシンオウ神殿一色になり
ムゲンダイナ型が猛威を奮っています。
そこで心がける立ち回りとして

・キリンリキを出すタイミングを失くす
・サイドプランは2-1-3を狙う
・ダブドラを前のドラゴにとっとと貼る

従来のドラゴだとザオボーに弱いとか
言われますが
真に脅威なのはレンジャー引けずに
ダブドラ貼れずに黒馬の出走準備が整う事
ならばダブドラの一枚くらい献上して
相手のサポ権を失わせた方が
まだテンポを遅らせられます。

シャドーミストされて動けないうちに
あっちはワンパンできますなんて
笑えない状況ですからね

タイムレスGXを切るタイミングは
相手のバトルポケモンが150以下

手札に力のハチマキがある時なら
170(カプテテフ、デデンネGX)
追加ディストーション込みで
220ライン(黒馬、ルギア、ドラゴの元)

ダイマ黒馬が3エネついて前にいる時
この三パターンの時に切りますね

無論他にもパターンはありますが
基本はこの三つに分かれます。

【ルギア】

ぜっっっったいにナンス前にしましょう
ナンスが前に立たないと
余程相手の手札が事故ってない限り
後1アッセンブルスターからの
ジージーエンドで役満です。

ナンスを前にする事を心がけつつ
出来れば盤面にドラゴを3面フルで
出してあげると
ジージーエンドに移りづらいです。
仮に移られてもその後の出力は落ちるので
あとは気合いで何とかしましょう。

ナンス前の際にうねりを貼れるとなおよし!
サイドプランは基本
2-2-2
2-1-3
1-1-2-2

この三つになります。
積極的に狙いたいのはやはりアーケオス
タイムレスで落とせるので
落としつつ、次の番控えのアタッカーを倒す
もしくはアーケオス二体目を処理する
すると大分ルギア戦が楽になります。

【wall stall】

これが一番難しい対面です。
大前提として

・デデクロラインを建てない
・余計なポケモン建てない
・トラッシュにたねを置かない
・バトル場はレジドラゴ(進化前)
・手札にマリィ、Nを抱え
 相手のダイゴに合わせて使う
・あなぬけ、サイクロンの切るタイミング

これらを大事に立ち回ります
前回のCL愛知2022で
有名になった【wall stall】

去年と比べて対stallの意識が上がり
またそれに対しての対策なども
練られてきています。

ちなみにstall相手ですが
これだけ対策してギリギリです。

デデクロラインや余計なポケモンを建てると
カビゴンの的になってしまい
まずはロックされてしまいます。
実はこれのほうがまだ楽です。
ナンスで適度に縛られてるほうが辛いです

何故ドラゴを進化させずに戦うのか
この対面で大事なのは
いかにドラゴンレーザーで
相手ベンチを削れるか
特にこの対面で削りたいのは

【オメガバリアラクライ】

体力50で逃げエネ1
古代能力【オメガバリア】によって
トレーナーズの効果を受けない
凄い簡単に言うと
グズマが効きません。
これを使って相手のグズマを封じ
カビゴンの特性、とおせんぼで
にげる行為を封殺し盤面を縛る
stallの基本戦術

レジドラゴでは
このラクライをstall突破の鍵にします。

レジドラゴの技、ドラゴンレーザーは
相手のバトルポケモンに130点
後ろのポケモンに30点与えます。
これで前のカビゴン、ソーナンスを
攻撃しつつ、ラクライに30点与えます

基本stallの盤面は
バトル場にカビゴン、ソーナンス
ベンチにラクライ、レジロックなどの
オメガバリアで固めます。
余程の事がない限り
これで盤面を形成します。

とにかくまずはドラゴンレーザーで
ラクライに30点与え
あとは相手ベンチが2体(ラクライ含む)
手札に穴抜けがあったら

もう青信号です。必死に抑えてた速度を
上げに行き、勝ちに行きます。

前をタイムレスで倒してあげた後
相手がラクライを出してきます。
相手からすると
傷ありラクライをベンチに残すと
ドラゴンレーザーで負けますからね

追加ターンであなぬけのひもを使い
強制的にレジロックを前に引っ張ります

あなぬけのひもはオメガバリアじゃ
防げないです。覚えておきましょう。

ちなみに僕はstallもかなり練習したので
心得はそれなりにあるのですが
stall対ドラゴは
エネ破壊が間に合わないと
結構厳しい印象でした。

【レジドラゴ】

じゃんけんに勝て、話はそれからだ
じゃんけんに負けて相手が先行と言ったら
相手が動かないように
神に祈りなさい

ミラーなんて
先に動いたら勝ちなんだよ。

ただそんな事誰でも言えるので
一応ミラーにおける意識を一つ
ドラゴを二面建てて
キバナからのリカバリーを
狙えるようにします。
そうでもしないとじゃんけんです。

【その他のデッキ】

相手の嫌がるプレイングをすれば良い
そうすればデッキパワーの出力の差で
簡単に勝てるのです。

CL愛知戦績概要

ここから先は僕、高崎実が
実際にCL愛知で戦った時の
お話をしていきます。

一戦目 ドラゴンルギア  6-2

じゃんけんで先行を取り、
しっかりナンス前でドラゴ二面用意出来
相手はクレッフィ前にして
ナンスの特性を消した後に
後手1アッセンブルを決めて
エネ加速をして殴られず終了
そこをついてタイムレス
そこからは流れを完璧に掴んで
お相手が投了。

二戦目 ドラゴンルギア 2-6

こっちも先行取れて
ナンスを前に建てられました
さらに相手は後手1アッセンブル不可
盤面はルギア2体
タイムレスしてからのダストオキシン発動
勝ったなガハハ

しかし技マシンがディアルガしかなく
タイムレス後のひきさくで
無理やりルギアを突破

お相手は次の番にブロアーで
ダストオキシン解除からの
アッセンブルスター
パワフル無色3枚と二個玉を
プライマルで加速し
ドラゴをワンパン
カウンターしようとドラゴを
準備したものの間に合わず

前には打点280のルギア
後ろにはダブドラ2枚のガブリアスV
残りサイド2枚で自分のベンチには
テテフとデデンネ
ヒスイヌメルゴンが盾落ちしてなければ
まだグズマからのガブ処理で
ワンチャンありましたが
回答がないため投了。

三戦目 メロゲノ 6-0

前試合での敗北により1-1
CL愛知エクストラの本戦に上がれる人は
予選八試合で7-1が最低条件
8-0が4人、7-1が12人という
7-1の人もオポでギリ受かるかです
つまり僕がここで本戦に上がるためには
これ以上負けは許されません。

正直に言います。
かなりこの時メンタルやられてます。
いやメンタル弱すぎと思うかもしれませんが
年に一度の大舞台
練習してきた日々、いつも見てくれる方
そんな皆に、ちゃんと僕はやれるぞ
エアプとか言われてるけど
見返してやるって気持ち
それらがプレッシャーとなり
席に着く際、普通に心臓バクバクでした。

そんな気持ちで迎えた三戦目
対戦相手はメロゲノ
正直この対面はじゃんけんに
勝とうが負けようがドラゴ先行になるので
基本こちらがしたい動きが出来ます。
この時もちゃんとナンスを前に
建てられたのですが
ベンチはドラゴのみで基本エネ手張り
メロゲノはあなぬけのひもや
カスタムキャッチャーなどを駆使し
相手の後続をむりやり引っ張り
カミツレでエネ加速をするデッキ

正直ナンス建てたとはいえ
動かれて殴られて負けだなと
気持ちの面で負けてました。
しかし思いの外ナンスがブッ刺さりました
マジでコイツ最高

ドラゴンレーザーでメロエッタを倒し
後続も用意完了
その際に後ろのメロエッタにも30点
一度殴られはしましたが
何とか耐えて
タイムレス宣言からの
傷ありメロエッタを
ハチマキディストーションで
処理、相手の場はゲノセクトのみ
フュージョンエネは盤面に一枚のため
絶対にドラゴは生き残ります。

グッズ止まってるからスペチャ打てない
カミツレ打つにしてもエネがない
殴るにしてもエネがない
ミュウがいないから
クロステクノバスターもない
ちゃんと番が返ってきて
アイアンローリングで軽減はりつつ
最後はソニックストライクで処理

メロゲノは良くも悪くも素直なデッキなので
相手にロックを押し付けられないため
試合中はそこを心配しなくて良いのは
デカかったですね。

四戦目 ドラゴンルギア 6-0

この試合はとにかくバグってました
先行取れてガブが前に立ち
ナンス前にしてドラゴ二面、
入れ替え札もあり基本エネもドラゴに貼れて
ドロサポもあるという理想状況
相手はガブギラスタート
相手はテテフ出して
Nで手札をリセット
ルギアは一面建って終了
しかしこの時の相手のサポートによる
僕の引きは尋常じゃなかった
デデンネに力のハチマキ
グズマ、ダブドラとドラゴスター
欲しかったカードがとにかくあったのを
覚えています。
グズマでテテフを引っ張り
バトコンでリザードンとディアルガを落とし
ハチマキタイムレスでテテフを落とし
次の番ガブギラを落とす
先行2ターン目(?)に
サイド5枚取ったのは流石に初めて
この試合が僕のCL愛知のベストバウトです。

五戦目 ドラゴダスト 0-6

完全に勢いづいた
じゃんけんも先行取れた
ミラーというのもわかり
これは行けると確信を持ったのですが
お相手のドラゴがミラー意識がかなり強く
プルメリでエネ破壊され
せっかくの先行アドバンテージが台無しに
その後はこちらがもたつき
お相手はドラゴ三面用意しダスト展開
ザオボーとデデンネを手札に抱えてて
ザオボーでダストのかるいしを
落としてデデチェンジ出来れば
まだ回答できたかもしれませんが
残り時間6分、
焦りと盤面のダブドラ破壊して
時間を稼ごうとしてしまい完全にプレミ

相手の盤面にはドラゴ三面
とてもじゃないが間に合わないと
無念の投了宣言

この瞬間、本戦出場は叶わぬ夢になりました

Discord、エクストラボのメンバーに
本戦不可という事を報告
それでもなんとか完走しよう!と
仲間から鼓舞され
次の試合に挑みます。

六戦目 ミライドン 6-4

この試合、少し面白い事がありまして
隣の卓の方を見たら1人しかおらず
もうそろそろ試合始まるかなというとこで
『息子がドロップ(ジュニア)してしまって
 息子みないといけなくて
 棄権します』

なんとも凄い光景を目にして
みんなで試合開始といったタイミングで
隣から聞こえたのは
『勝ったプレイヤーさんは〇〇さんですね』
という声。
普段の大会では見ることができないものを
みれましたね。

試合に関してはナンスは
建てられなかったものの
ドラゴ二面建てて順当に回ってました
途中クワガノンのロックに阻まれましたが
そこは持ち前のデッキパワーでゴリ押し
しかしザオボー、改造ハンマーで
ダブドラをことごとく除去
残り最後のダブドラは破壊
アタッカーは処理され
残りはドラゴスターに炎エネのみ
手札には草エネとその他諸々
山札は残り一枚
万事休すかと思った最後の山
引いたのはキバナ!

皆さんデッキ解説でキバナの紹介の際
【山札がない状態でキバナは打てるか?】
ということに触れましたが
ここでキバナが打てるため
手札のエネとキバナでの加速
これで殴る体制万全
ソニックストライクで気絶させ
なんとか勝利

ここで休憩が入りましたね
初見の僕は随分中途半端な
所で休憩するなと思いました。
普通四戦目の後じゃないのか?

七戦目 ドラゴダスト 6-0

みなさんご存知の通り
じゃんけんゲーです
とにかく速攻仕掛けて後続のドラゴをしばき
見事勝ち取りました。
あまりにも一方的でした。

八戦目 ドラゴダスト 0-6

ちなみにこの段階で5勝したプレイヤーに
ヒスイバクフーンのプロモがもらえます
ここで僕は
『本戦も不可能だし、ヒスイバクフーンも
 手に入ったし気が楽だな、完走確定だし
 この試合は楽しんでいこう!』と

完全に油断しています。
試合の流れはじゃんけん勝ち
先行取ってドラゴ二面にナンス
理想盤面を作り上げて
お相手はドラゴにエネを貼る動きも取れず
こちらの番に
僕の手札にはかるいし、クロバット
ダブドラにドラゴスター
トラッシュに技マシンを落とせば
この試合、行ける!!

そこで僕はかるいしをナンスにつけ
ダブドラつけて進化!
クロバットッ!セット!

お相手はポカンとしていました
僕はその反応を見て自分の盤面を
見ました。

何ということでしょう
自分で出したソーナンスが
前にいるではありませんか
クロバットである程度引く前提で
戦うつもりだった僕
そのまま動けず番を返し
そこから動揺しまくり
流れを完全に失い
轢かれて終わりました。

皆さんCLいくら本戦あがれないとはいえ
絶対に油断しないでください。
本当に家に帰るまでCLです。

戦績
ドラゴンルギア 6-2
ドラゴンルギア 2-6
メロゲノ 6-0
ドラゴンルギア 6-0
ドラゴダスト 0-6
ミライドン 6-4
ドラゴダスト 6-0
ドラゴダスト 0-6

総評

いやドラゴダストとルギア多すぎな?
めちゃくちゃ練習したstallどこ!?
黒馬もいない!
マッチング運が結構上振れでたのも
あるかもしれないですね
しかし最終戦は勝てるかもしれない
試合だったのでそこだけが心残りです。

集中して八戦もガチ試合するのは
初めてというのもあり
その疲れもあったのかなと思います。
次のCLまでには体力、集中力を
改善できたらと思ってます。

環境読みに関してはかなり良かったです。
去年の僕じゃ半分も環境読みは
できてなかったと思います。
ただ今年は12月からエクストラバトル
新たな情報発信者の存在
これらのおかげで環境は結構わかる
今年は環境読みも大分しやすかったのでは
ないでしょうか?

現に上位プレイヤーのデッキは
ほとんど予想していた通りでした。
ただ僕としてはもっとドラゴ多いと
思ってましたが
想像の倍ルギアの上位入賞が多い
Twitterでの報告のほとんどが
ドラゴンルギア
下手したら今回のCLエクの4割は
ルギアなんじゃないか?とすら思います。

出来れば分布見てみたいものです。
しかし何はともあれ
チャンピオンズリーグ愛知2023
オープンリーグエクストラ
完走することが出来ました。
初完走した感想としましては【激寒】
まぁとにかく疲れました。
最初はとにかく緊張して手が震えたし
一敗した時は本当に悔しかったし
普段の大会では味わえない
そんな大会でした。

会場内では『高崎さんですか!?』と
ファンの方にお声がけいただき
サインもらってもいいですか?
写真撮ってもらってもいいですか?と
まさかこの僕がそのような事を
言ってもらえるとは思っておらず
感動で胸がいっぱいでした。

ファンサービスも出来
まあ満足のいく結果を出せて
今回のCL愛知エクストラ
本当に楽しかったです。
来年こそは本戦出場
あわよくば世界
狙いにいきたいと思います。
待ってろTDSさん!!(CL愛知エク3位)

これを以て〆とする!
以上、高崎実CL愛知エクストラ2023
結論デッキ
ポストドラゴダストです。


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