遠くにいる家族を
まぶたに想い浮かべたら

何にもできない
無念さに胸が締め付けられるよう

でもあんまり近いと
想いの強さに
火傷するから

きっと　遠くから
祈るくらいで
ちょうどいい

暑いなか無理してないか
寒さをこらえていやしないか
ちゃんとご飯は食べてるか
眠れぬ夜を過ごしてないか

ぬぐえぬ不安から
いらぬ心配つのらせるより

信じる勇気を
ひねり出そう

負けるもんかと闘う雄姿を…
満たされて輝く笑顔を…
想い浮かべて
祈ろうか

苦しみが抜けて
喜びを味わえるように

心を分かりあえる友に
恵まれますように

経験という宝が
健やかに幾重にも
積み重なっていくように

空に向かって
祈りを放ったら
やっと不安を手放せた

私の中の弱さにある
支配の芽を摘むことを
教えてくれているんだね

生きる力を信じる勇気
ひねり出せた分だけ
私は少し強くなれた

元気でいてくれてありがとう