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【デュエプレ】全決闘者さんに推したい黒緑速攻の回し方


初めに

この記事に目を通して頂いた方々、こんにちは!初めまして!
デュエプレチーム JOKER所属の鰺Saiと申します。
私事ですが今回のQED+CUPで黒緑速攻を用いて7度目の最終称号を取得することができました。
最初に黒緑速攻で最終を取得したのがちょうど1年前のガロウズゴクドラゴンカップでしたので、今回は1年間黒緑速攻を回し、7度最終称号を取得した私が自分なりに採用カードやプレイングを解説していきたいと思います。


このノートのターゲティング

  • ある程度、現環境でどんなデッキが強いのか把握している方。

  • カードの略語が何を意味しているのか理解できる方。

  • マスター未到達、マスター帯でレート1600、初最終を目指されている方

現在使っているデッキリスト(2024/2/16時点)

自分なりの使いやすさを追求したパワホ入りの黒緑速攻です。
テンプレの4×10とは違い、少し複雑かもしれませんがそこも出来るだけわかりやすく解説していきたいと思います。
次の項目では採用カードの解説、役割説明とそれが何故その枚数入っているのか紹介していきます。

採用カード紹介

ねじれる者ボーン・スライム 4枚

このカードを意識的に立てたい相手:モルトNEXT ブリザード 速攻デッキ

相手プレイヤーにアタック終了時、破壊されてしまいますが殴れる1コスのブロッカーです。
先攻1ターン目に優先して出すカードではありませんが、2,3ターン目の多面展開要員として場に出し、基本的に最後にアタックすることが多く、主に相手の最後のシールドを詰めたり、相手のリーサルをずらすのが役割のカードです。特にモルトNEXTのジャスキルを失くす蓋としても役割を果たしてくれます。

 孤独の影ロンリー・ウォーカー 3枚

このカードを意識的に立てたい相手:全ての対面(強いて言うならパワー2000を有利に働かせられる対面)

2ターン目から手軽に出せる1コス2000の頼れるアタッカーです。
多くの方々は4枚採用するカードですが個人的に先攻、後攻1ターン目に出せるカードに優先度を置いているので3枚にしています。
1ターン目に出して自壊したのちに次ターンデスマーチというプレイングは自分は基本取りません!(それでしか動けないなら別ですが汗)
単体アタッカーとしても強いですがパワー2000のブロッカーと相打ちパワー1000ブロッカーなら上から殴れるスクラッパーに少しでも抗えるカードと非常に器用に立ち回れるのがこのカードの魅力と言えます。

緊縛の影バインド・シャドウ 3枚

このカードを意識的に立てたい相手:MRC 黒単 5C シータ刃鬼 その他闇のクリーチャーが主軸のデッキ

効果がメリットにもなればデメリットにもなるカードです。
1ターン目から展開できるカードではありますが、先攻の際、常に場にいて殴れるカードがこのカードしかいない場合"以外"は、出すことを考えたほうがいいカードだと思います。
理由として青単リキピやブリザード相手の場合、自身の闇クリーチャーがタップされた状態で場に出され相手の小型クリーチャーに一方的に攻撃されて場が全滅なんてこともザラにあるからです。また、モルトNEXT相手でもせっかくブロッカーがモルネク召喚前に立てられそうなのに場にバインドシャドウがいるせいでタップされた状態で出るなんてこともあります。
理想の出し方は
相手が闇のクリーチャーが主軸のデッキ(MRC、黒単)とわかった時
次の相手のターンで「勝利のガイアール・カイザー」が出てきて自分のクリーチャーが除去されてしまう可能性が高い時
の2点です。
バインドシャドウのおかげで相手の闇ブロッカーや主軸の闇アタッカーをタップした状態で場に出させ、その間にシールドを叩く戦法を取ることができます。
現在はMRCが全盛期に比べて少なくなったため、3枚にしております。

死神術士デスマーチ 4枚

このカードを意識的に立てたい相手:全ての対面(強いて言うならモルトNEXT ブリザード 速攻デッキ)

1コスで進化速攻できるブロッカーです。
運が良ければ最速2ターン目から召喚することができるカードで、2ターン目から1ターン目に召喚したクリーチャーと合わせてシールドを2枚割れたり、相手の嫌な軽獣ブロッカー(アクアガード、オリオティスなど)を物ともせずにシールドに攻撃するキッカケを作ってくれる切り込み隊長的な存在です。モルトNEXTのジャスキルを止めてくれるカードでもあります。
ただ意識していることは初手に来た時で、2ターン目に確実に出せる保証がなければ初手で来てもマナに優先して埋めて、他の1コスクリーチャーを横並びさせることを優先させます。
ですが、手札が強い場合は上振れを狙うときがあり、 2ターン目にジオナスオを召喚しトップが闇のクリーチャーにかけることもあります。

2ターン目に確実に出せる保証がある場合とは
 ・1ターン目アニマベルギスチャージ、
 ・2ターン目闇のクリーチャーをマナにおいてジオナスオを召喚し1枚トップ単色のカードをチャージ、
 ・闇のクリーチャーを墓地に置いてデスマーチが出せることを指します。

闇戦士ザビ・クロー 4枚

このカードを意識的に立てたい相手:全体面(初手で出すときはリスクも考えて出すべし)

先攻でも後攻でも一定の勝率を担保するカードです。シンプルな効果がゆえに強いカードですが最近では先攻で出すカードの優先度としては2番目のカードだと思います。(後攻の場合は相手のデッキにもよりますが初手で出すカードとして優先度は高いです。)
理由として環境にブリザード、ツヴァイ、が一定数存在しているためです。
ブリザードは2ターン目からザビクローがシールドを殴ることで相手のオチャッピィが場に出てきて、2ターン目からブリザードを出されゲームセットまで持っていかれる裏目があります。
ツヴァイは後手1ターン目アクアガード出されるだけで厳しいです。
それでも相手の手札にオチャッピィやアクアガードがなければ充分にゲームを有利に進めてくれるカードではあるので序盤で出すカードの優先度としては高いと言えます。

スナイプ・モスキート 4枚

このカードを意識的に立てたい相手:全体面

先攻1ターン目に出したいカードNO.1
です。
1コスパワーライン2000、緑の単色と優秀で、基本3ターン目に殴るカードではありますがマナからカードを補充しながら速攻の欠点である手札枯渇を補ってくれるカードです。
先攻1ターン目に出したい理由として相手のデッキがなんのデッキかわからなくても様子を見ることができる点です。
初手にきて序盤マナに置いていたハックルキリンソーヤやパワホ、デスマーチをマナから回収し、4ターン目の攻撃につなぐことも可能です。
後攻の場合は1ターン目ではなく2ターン目に出して、3ターン目から攻撃するのが基本です。
1ターン目モスキートを出して2ターン目から殴ることは滅多にありませんが、手札にアニマベルギスが2枚あって相手のデッキのシールドトリガーが薄く、3ターン目にシールドを0にできる場合は2ターン目から殴るのも勝つ方法の1つとして、頭に入れておいてもいいかもしれません。

冒険妖精ポレゴン 4枚

このカードを意識的に立てたい相手:黒緑速攻ミラー、ツヴァイ

パワーラインが優秀な1コス2000緑単色のクリーチャーです。
相手のシールドを割ると手札に戻る効果がありますが、速攻デッキはどうしても手札が枯渇してしまう状況になりやすいなかでシールドを1枚割った後、安定して3ターン目にハックルキリンソーヤを立てられるカードでもあります。
また、ジョンを先攻で覚醒させるための2面展開を手助けしてくれる役割も持っています。
逆を言えば相手のクリーチャーに攻撃した後は手札に戻らないとも捉えることができます。これによって速攻ミラー時にパワーが500と1000のクリーチャーを上から攻撃することができます。
とにかくパワーラインと色と効果がハックルキリンソーヤ、ジョンと相性がいいのが魅力的です。

ヤット・パウル 1枚

このカードを意識的に立てたい相手:シータ刃鬼 ツヴァイ(基本2体ツヴァイランサーが立てられたら勝てないので4枚シールドがあればOKだと考えています。)

先攻時の手札枯渇を助けてくれるカード、手札事故の際に一筋の希望の光を見出すカードです。自分が先攻だった場合、マナに3マナためながら手札のヤットパウル召喚→シールドから1枚手札補充→それが1コスのクリーチャーだった場合召喚し、多面で圧をかけるプレイングが取れます。またこのカードも先攻でジョンを覚醒させる手助けをしてくれるカードでもあります。
2マナなので出す場面が限られてしまう、またスナイプモスキートなど他のカードでも手札枯渇を抑えることができるため、今回は1枚採用にしています。

ジオ・ナスオ 4枚

このカードを意識的に立てたい相手:全体面

墓地にカードを送りながら多面展開、闇のクリーチャーを落とせばデスマーチの進化元を手助けをしてくれるカードです。効果で落ちるカードが多色のアニマベルギスで使用可能マナが増えない場面も時々ありますがそれ以上に多面展開を行いながらシールドを攻撃し続けて勝利する試合が多いので緑の枚数を確保する意味も込めて4枚採用しています。

無頼封魔アニマベルギス 3枚

このカードを意識的に立てたい相手:全体面(強いて言うなら緑単サソリス)

相手のシールドを一気に詰める。苦しい状況下でもジャスキルを狙うことができるカードです。相手のシールドを一度に2枚割ることで圧をかける使い方はもちろんですが、例えば相手のシールドが2枚で場に「永遠のリュウセイカイザー」が存在し、自身のアンタップされているクリーチャーが2枚の時にアニマベルギスを出すことによって自身はタップされて出てきますが、殴れるクリーチャー1体がWブレイカーになり、ジャスキルを狙うことができます。まさに逆転の一手も打てるのがこのカードの強みです。
それ以外にも相手の場にブロッカーが1体いて自身の場にザビクローと他のクリーチャーが1、2体いる場合、アニマベルギスを出すことによってWブレイカーにする効果をザビクロー以外の他のクリーチャーに付与し、最初にザビクローで攻撃することによって
相手にザビクローをブロックして破壊するがシールドが2枚割られる択
・ザビクローの攻撃を通してWブレイカーが付与された方のブロックを優先する択
の2つの択を選ばせることができます。
本当は4枚採用したいカードですが多色ということもあり、ナスオの効果やトップ単色で勝てる試合で思うようにマナをチャージできない可能性もあるので泣く泣く3枚採用しています。

密林の総督ハックル・キリンソーヤ 3枚

このカードを意識的に立てたい相手:黒緑速攻ミラー シータ刃鬼 モルトNEXT(イージスブースト、アカギガルムスケア)

登場から長きにわたって黒緑速攻というデッキを支える総大将です。
3コスパワー5000の進化速攻ができるクリーチャーなうえにシールドフォースの効果で味方のクリーチャーがそれより小さいパワーのクリーチャーにブロックされなくなります。最近ですと3ターン目にハックルキリンソーヤを場に出すよりも多面展開することの方が強いので全盛期ほどの活躍はありませんがそれでもブロッカーを飛び越えられる進化速攻として重宝します。
具体的な例としてはシータ刃鬼などで相手のシールドを全て割った後にモスキートの攻撃時の効果などで手札に持っておけば、黒入りの刃鬼に入っている「ガチンコジョーカー」以外にハックルキリンソーヤを止めるカードが入っていません。そこで最近ではフィニッシャーとして手札に温存していることが多いです。

ですが最近は白単のオリオティスやサインシュゲ、トリーヴァに採用されているキリンよりパワーが高いブロッカーのエメラルーダというカードが環境に一定数いるため、キリンの強みを最大限生かせない場合があるので3枚にしています。

超次元パワード・ホール 3枚

このカードを意識的に使いたい相手:白単 ツヴァイ 速攻デッキ MRC

苦手な対面を有利に進めてくれる器用なカードです。
超次元から相手に選ばれないアタッカー兼フィニッシャーの「時空の英雄アンタッチャブル」を場に出せたり、ツヴァイ、ブリザード、速攻ミラーに強く出れる「時空の探検隊ジョン」を出せたりするので状況に応じて対応できる部分が強いです。
これだけでも強いのですが一番は「このターン、自分の全てのクリーチャーのパワーを+2000しパワー4000以下のクリーチャーにブロックされない」効果を得ることです。これによって白単や青単のブロッカーをひょいひょい飛び越えながらシールドを削り、超次元から出すクリーチャーで次の攻めを強くしたり相手の次の動きを邪魔することができます。
またパワーを+2000にする効果も馬鹿にできなくて相手のブロッカーを飛び越えながらクリーチャーに上から攻撃出来たり、炎獄スクラッパーで破壊される数を減らすことができます。呪文という所が唯一の欠点で緑マナがこのカードのみでハックルキリンソーヤが出せないなんてこともありますが今の環境上、引きたい対面が多すぎるため3枚採用しています。

優先して出していきたい超次元カード:【アンタッチャブル=ジョン>ヤヌス=サコン=キル>ザビガンマン】
アンタッチャブル=選ばれないフィニッシャー
ジョン=進化クリーチャーの妨害
ヤヌス、サコン=パワーラインを意識したい時
キル=バウンス予防(特にスパイラルハリケーンというカードのピンポイントメタ)
ザビガンマン=一応超次元から出せるブロッカー、出す際は緑の方から出すので相手を攻撃する必要あり(墓地にクリーチャーがいることが多いので高パワーで相手クリーチャーを攻撃して破壊する要員としても一応使える)

不採用カード(採用候補)

次にこのデッキには採用しませんでしたが環境によってはデッキに採用されるカードを今回は3枚紹介いたします。

ダンディ・ナスオ

墓地に送るカードをおおよそは操作できるカードです。闇の3コストのカードを多く採用することによって2ターン目のデスマーチ召喚の動きをより確実にすることができ、序盤から有利な展開へと導いてくれます。
ですがデッキからマナに送られるカードが探索という不確定な要素であり、墓地に送るカードもランダムであるため、闇の3コストのクリーチャーをデッキに採用していないこのカードは不採用になりました。
逆に下で紹介するタイムトリッパーやドルゲドスを採用している黒緑速攻では活躍が見込まれるカードですのでダンディナスオは入れ得と言えます。

停滞の影タイム・トリッパー

相手の次の動きをある程度抑制してくれるカードです。このカードのおかげで最速モルネクへの対抗策をとれるようになりました。他にも先攻であれば速攻ミラーにおいても相手の行動を制限してくれます。
またブリザード対面においてもブリザードやカスケードのマナをタップして出す効果を持ち合わせているのが特徴です。
個人的に「デュエマの鬼!キクチ師範代」よりもタイムトリッパーの方がデッキに入れる優先度としては高めだと思っていて、理由として速攻デッキのキクチ師範代が止めてくれる相手の動きがマナブーストのみで相手の元々使えるマナを抑制しているわけではないため、相手のマナ全体の動きを止めてくれるタイムトリッパーの方が強いと判断しました。
デッキに採用しなかった理由は全盛期に比べてモルネクが少なくなったため、タイムトリッパーが刺さる相手が限られてきたと思い不採用になりました。

死神竜鳳ドルゲドス

キリンと違ってマナ進化ではなく墓地進化で動けるカードです。ハックルキリンソーヤはそのクリーチャーのパワーより小さいクリーチャーにブロックされなくなりますが、ドルゲドスはパワーに限らず相手のクリーチャーをブロックできなくする効果を持っています。単体の高パワーブロッカーがいるときは頼りになりますが現環境では活躍の場が限定的であり、またデスマーチとバインドシャドウとの兼ね合いもあるので不採用です。

一応ですが先ほど紹介した3種類のカードを採用したデッキもご紹介いたします。このデッキは環境をモルネクが牛耳っていったときに使用したデッキリストでこれでレート1600まで上げることができました。

超次元は中盤に使えるカードを相手の手札に残させたいのでシータモルト偽装です。

特徴といたしましては
・ダンディナスオで2コス、3コスの闇のクリーチャーを墓地に送り2ターン目のデスマーチ召喚の動きをより確実にすることができ、序盤から有利な展開へと導いてくれる。
・タイムトリッパーで相手の動きを妨害し、ドラゴンを出すターンを1ターン遅くすることで先手後手変わらずモルネクに高い勝率を叩き出すことができる。

この2つです。
モルネクには強く出れますがそれ以外の対面(白単、ツヴァイ、黒緑速攻ミラーなど)にはあまり勝率がよくなく、環境初期のトリッパー型の黒緑速攻となります。

各対面解説

解説するにあたってデュエプレ環境調査を行ってくださっている「BEANS」さんの統計データを元に、今回は現在の環境で主に使用されている5C、モルトNEXT、速攻、ツヴァイ、白単の解説を行っていきます。

5C

 有利

自分のキーカード
バインドシャドウ
超次元パワードホール(ウルソフィアケアのため)
時空の英雄アンタッチャブル

気を付けるカード
超次元リュウセイホール
調和と繁栄の罠
支配のオラクルジュエル

1ターン目優先してプレイしたいカード
先攻:モスキート>ザビクロー>バインドシャドウ>ポレゴン>ボーンスライム
後攻:ザビクロー>バインドシャドウ>ポレゴン>モスキート>ボーンスライム

割り切る、負けてもしょうがない時
・最後のシールドからオラクルジュエル、DNAスパーク、クロックなどがトリガーした場合。
・最速3ターン目にリュウセイホールからガイアールカイザー出されて相手のシールドが残り3枚以上の状態で自身の盤面が全滅した場合。
・序盤のSトリガーでウルソフィアが出てきてシールドを攻撃できないまま自身のクリーチャーが除去されていった場合。

基本的に序盤からシールドを殴っていくプレイングになります。
理由として終盤で引かれたら嫌なトリガーを事前に割っておくことで被害を最小限に抑えることができるためです。また、相手のマナに5色溜まるとSバックとして発動する「界王類邪龍目ザ=デットブラッキオ」の条件を満たす前にトリガーを割っておきたいのも理由の1つです。
キーカードとして取り上げたバインドシャドウはすぐ召喚するのではなく、次の相手のターンでリュウセイホールから勝利のガイアールカイザーが飛んできそうな可能性がある場合に召喚するのがベストです。序盤から出してしまうとせっかくデスマーチが召喚できるのにバインドシャドウの効果でタップされた状態で場に出ることになるのでお勧めは3ターン目です。(相手のシールドからライフなどのマナブーストのトリガーを引くことを加味したうえでの3ターン目)
これは相手が1ターン目マナチャージ→2ターン目マナチャージライフなどで1マナブーストで3マナになっている前提のお話です。
また余裕があればパワホからアンタッチャブルを出しておきましょう。そうしながら相手の有効トリガーを徐々に限定的にしながら立ち回ることが大切です。

単色のデッキが多く環境にいることから最近見るようになった受け札です。
5Cや刃鬼のデッキに入ることが多いのでそれっぽいデッキに当たった時はクリーチャーの色を意識して召喚するようにしましょう。
アンタップしているクリーチャーを破壊してくるだけじゃなく、全てタップしてくる嫌なカード。是が日にも序盤に割っておきたいトリガーの1つ
速攻というデッキを使っている以上、赤青緑の色が見えていて5マナがたまったら100%リュウセイホールを打たれる前提で私はプレイしています。

モルトNEXT

5分

自分のキーカード
ボーンスライム
デスマーチ
アニマベルギス
超次元パワードホール(イージスブーストケア)

気を付けるカード
メンデルスゾーン
フェアリーギフト
モルトNEXT
ミツルギブースト

1ターン目優先してプレイしたいカード
先攻:モスキート>ザビクロー>バインドシャドウ>ポレゴン>ボーンスライム
後攻:ザビクロー>バインドシャドウ>ポレゴン>モスキート>ボーンスライム

割り切る、負けてもしょうがない時
相手先攻2ターン目メンデルゾーン2ブースト→次のターンギフトモルネクもしくはミツルギブーストで1ブースト1除去、その段階で自身の場にブロッカーがいない場合。
・序盤のトリガーでイージスブーストを引いた場合。
・7マナでガイムソウマナ武装5発動→モルト王召喚→ギガハートとガイオウバーン出された場合。

個人的に先攻後攻、相手の初動にかなり依存する対面だと思っています。
相手が先攻で2マナメンデルスゾーンで2ブーストされた場合、ブロッカーを立てられていなければほぼ負けます。
警戒する相手の動きは初動のブーストと5マナからの動きで、5マナからフェアリーギフトを使えば最速でモルトNEXTが飛んできます。

こちらの動きは序盤から小型クリーチャーを並べながら相手の手札にメンデルがない、或いは2ブーストされないことを祈ります。またブロッカーを出すタイミングですが次のターンにモルトNEXTが召喚されるタイミングで出しましょう。そうすることによってミツルギブーストで破壊されるのを未然に防ぐことができます。全体に効果を及ぼす受け札が採用されるケースが少ないため多面展開を意識していきましょう。

最速3ターンで5マナからモルネクを場に出せるやばいカードです。こんなのもう赤緑速攻じゃん…
5マナ1除去、1ブーストで次のターンモルネクを出すことを確実にするカードです。
6マナからモルネクを場に出すカードです。確実に延命してくるダイハードリュウセイを召喚できるのも非常にやっかいです。

速攻

相手の練度に依存(先攻微不利後攻有利)

自分のキーカード
2000打点のクリーチャー
超次元パワードホール
デスマーチ
ハックルキリンソーヤ
ジョン

気を付けるカード
バインドシャドウ
ボーンスライム
進化クリーチャー

1ターン目優先してプレイしたいカード
先攻:モスキート>ザビクロー>バインドシャドウ>ポレゴン>ボーンスライム(相手が速攻を使う前提の場合、モスキート>ポレゴン>ボーンスライム>バインドシャドウ>ザビクロー)
後攻:ポレゴン>モスキート>ボーンスライム>バインドシャドウ=ザビクロー

割り切る、負けてもしょうがない時
トップ解決(ハックルキリンソーヤ、パワードホールで相手が自身のブロッカーを飛び越えてきてジャスキルを組まれる場合)
・リーサルをかけるときにSトリガーで攻撃を妨害される(ザビデモナ、チャケの応援、DNAスパークなど)

対速攻相手には基本的にジャスキルが通るまでシールドは殴りません。(先攻の場合は別)多面展開を意識しつつ、ブロッカーやパワードホールでジョンを召喚し相手の進化クリーチャーの動きを抑制しながら勝つことが重要です。この時もバインドシャドウの立て方が重要で次のターン相手に闇のブロッカー(主にボーンスライム、デスマーチなど)が出されて嫌な時に召喚するようにしましょう。
後はパワーラインを意識しつつキリンやパワードホールでブロッカーを飛び越えながらシールドを攻撃するだけです。

先攻の場合は手札枚数で負けてしまうため、溜めてジャスキルを作るプランが取りづらいです。どこかのタイミングでシールドを割らないといけないのでその場合殴り返されないポレゴンがキーカードになってきます。
先攻での理想ムーブが1ターン目バインドシャドウ→2ターン目アニマベルギス→3ターン目アニマベルギス→次ターンキリンorデスマーチを手札に加えていることです。

また黒緑速攻以外の速攻である赤単速攻や赤黒速攻も一定数いますが基本的なプレイングは変わりません。ですが赤が入っている場合、Sバックで「デュアルショックドラゴン」を出されて次のターンにジャスキル組まれて負ける試合もあるので殴るタイミングが重要になってきます。

速攻デッキにも入るパワー8000のWブレイカー、種族がドラゴンなのもこのカードの強み

ツヴァイ

微不利

自分のキーカード
2000打点のクリーチャー
超次元パワードホール
デスマーチ
ハックルキリンソーヤ
ジョン

気を付けるカード
アクアガード
ツヴァイランサー
アクアエリート→進化ジャパジャック

1ターン目優先してプレイしたいカード
先攻:モスキート>ザビクロー>バインドシャドウ>ポレゴン>ボーンスライム(相手がツヴァイを使う前提の場合、モスキート>ポレゴン>バインドシャドウ>ザビクロー>ボーンスライム)
後攻:ポレゴン>モスキート>ボーンスライム>バインドシャドウ=ザビクロー(相手の1ターン目にブロッカーが出てこなかった場合、ザビクロー>ポレゴン>モスキート>ボーンスライム>バインドシャドウ)

割り切る、負けてもしょうがない時
自分先攻ザビクロー召喚→相手アクアガード召喚
・終盤に覚醒したジョンがヴィルヴィスヴィードやクリスタルスーパーパラディンなどでバウンスされ、ツヴァイに対抗できなくなった時。
・入っていることは少ないがたまに採用されているサーファーやクロックといったトリガーを引いた場合。

序盤から小型クリーチャーを並べつつ、ツヴァイランサーをコスト0で召喚して一気にシールドを殴ってくるデッキです。
1ターン目からアクアガードやアクアティーチャーといった小型ブロッカーを召喚し攻撃を阻害してくるのが厄介で、このデッキが存在しているせいで先攻ザビクローが強くない原因になっています。

こちらはパワー2000のクリーチャーを意識して立てながら相手にブロッカーが立っていたとしてもシールドを殴っていきましょう。
理由として相手の狙いがリキッドピープルを5体並べてツヴァイランサーを召喚してくることを重点に置いているため相手も場のクリーチャーを破壊したくないので攻撃を通してきます。だから、多くの対戦相手はブロックしないはずです。その心理の裏を突いて相打ち覚悟でシールドを殴ることが勝負のカギです。
次に3マナあって手札にパワードホールがある場合は必ずと言っていいほど優先的に発動してジョンを召喚しましょう。ツヴァイがコスト0で何体も飛んでくる以上、早いにこしたことはないからです。またジョンを覚醒させることも意識しましょう。パワードホール1枚で有利に戦いを進められるのがこの対面です。

ブロッカーなのも嫌ですが効果でどんどん相手の手札が増えていくのも厄介です

白単

不利

自分のキーカード
超次元パワードホール
デスマーチ

気を付けるカード
オリオティス
サザン
聖霊龍王アガピトス

1ターン目優先してプレイしたいカード
先攻:モスキート>ザビクロー>バインドシャドウ>ポレゴン>ボーンスライム
後攻:ポレゴン>モスキート>ボーンスライム>バインドシャドウ=ザビクロー

割り切る、負けてもしょうがない時
相手先攻1ターン目キュベラ召喚→2ターン目オリオティス召喚
・序盤にSトリガーでバロンアルデを踏んだ場合
・2ターン目にムルムルを出された場合

序盤から出てくるブロッカーが厄介で常にシールドを守られながら最終的にサザンで手札補充しつつエバーローズやアガピで盤面を制圧されて負けます。自身が後攻の場合、相手の手札事故がない限りほぼ勝てないといってもいいでしょう。

こちらの対抗手段は小型ブロッカーに対抗するべく2ターン目にデスマーチを召喚すること、意地でもパワードホールを引くことが重要になってきます。
少しでもサザンやアガピトスが召喚される前に相手のシールドを2枚以上減らし、パワードホールでパワー4000以下のブロッカーを飛び越えてジャスキルを狙うことが勝利に近づきます。

最近キュベラ入りの白単が流行ってますがこのカード強すぎでは?
3マナでキリンのマナ進化を止めてくるカード。パワーが2500なのも厄介です。

攻撃順について

・基本マナから次のターンに活かせるカードを回収するモスキートから殴る。

・闇のカードが主軸のデッキはバインドシャドウから殴る。(除去されて、相手のクリーチャーがアンタップで出てくるのを防ぐため)

・シールドからブロッカーが出てきそうなときはザビクローもしくはトリガーを引かないことを信じてモスキートから殴る。

・スクラッパー系統が入っていそうなデッキは下から殴ってなるべく後続のクリーチャーのパワーが高い状態を意識する。(最後にシールドを割った時にこれから攻撃するカードがキリンとパワー2000のクリーチャーなど)

・クロックを警戒したい場合はクロックのパワーである3000よりもパワーが大きいクリーチャーから殴る。

・フィニッシャーは大体アンタッチャブルかハックルキリンソーヤ。(選ばれないアタッカーを残す、またパワーラインが高くブロッカーを持つトリガーの裏目を消せるため)

その他ちょっとしたプレイングのコツ集

・モスキートが殴るときは一度冷静になってマナが何枚あるのか確認しよう!焦ってマナチャージを忘れてる時があるかも汗

・デスゲートが入っていそうなデッキにはバインドシャドウ→次ターン1コスの闇クリーチャー(ザビクロー、ロンリーウォーカーなど)を2体出そう!そうすることによってデスゲートの効果をほぼ無効化できるぞ!
(1ターン目ザビクロー→次ターンバインドシャドウ、闇の1コスクリーチャー召喚でもよし。バインドシャドウは必ず先に出すべし)

・フェアリーライフ、フェアリーシャワーなどマナブースト系のSトリガーを侮るべからず!踏むタイミングによっては脅威になりえる!(相手が3マナの時にライフを踏んで、次ターン5マナのリュウセイホールを使われるなど)

・ハックルキリンソーヤとパワードホール、どちらかをマナに置くか迷うときはマナに緑のクリーチャーを確実におけるならキリン、おけないならパワホキープで基本良い。

・ポレゴンとロンリーを同時に出す場合はポレゴンから先に出すべし!デュエプレの処理順が右からのため、場にポレゴンとロンリー、他クリーチャー1体いてその他クリーチャーが除去されたとしてもロンリーは生き残る。(taigaさんのノートより引用)

・アクアスーパーエメラルは非常に厄介!出そうなデッキ(UK、祝門など)はできれば出される前にシールドを全て割るべし。(シールドがなければスーパーエメラルはシールド交換ができないため)

・シールドを仕込まれたときは逆に何を仕込まれていたら自分が勝てるのか考えるべし!(スパークならしょうがない、1除去カードなら勝てる、こっちにリーサルがないのに仕込んできたということは今このタイミングで踏ませたいトリガー、例えばフェアリーライフで次のターンの動きを有利に進めたいのかなど)

・サインシュゲ、UKは厳しい!先攻でエメラルを出される前にシールドを5枚割り切れたら可能性アリ。シュゲも同じ。

・天門のミルザムは無理だ!勝てない!

ランクマで速攻のみを使ってレートを上げる潜り方とは

これは個人的な解釈ですが速攻というデッキタイプは環境に一定数居続けるデッキではありますが、毎日安定して勝てるデッキとは言えないと思います。というのも良くも悪くも速攻は日々の環境の影響を直に受けるからです。有利対面に当たりまくるおかげでレートが爆上がりする日もあれば不利対面に当たりまくってレートが一気にとけるなんてこともあります。速攻を使う上で試行回数の多さはとても大事なことですが確実な勝利が欲しい時は潜るタイミングも重要になってくると思います。

筆者が思う速攻デッキのレートの上げ方は
・勝てると思ったときに潜りまくる。

・勝てなくなったと判断したら一切潜らずに環境の情報収集を行い、環境が変わるのを待つ。

・最終TOP100を狙う場合、レートが高い相手とマッチングしやすい最終日に勝てるとは限らないので勝てるときに勝ち、最終日前には最終ボーダーまで上げておくのが理想的。

・後1勝だけしたら最終に残れそうな時は人が少ない時間(深夜早朝)を選ぶのも手。人が多い時間帯だとレート差マッチが起きにくくなり必然的に高レートの相手と当たりやすくなる。(高レートだと環境で強いデッキが多い。現環境で言えば白単やツヴァイなど速攻だと苦しく、勝てる保証がない。)
人が少ない時間帯であればレート差マッチが起きやすくなり、負けたらレートが一気に減るリスクはあるが、カジュアルで遊ぶ人達が環境外のデッキで遊んでいるところにマッチングできて勝てる可能性がある。

この4つが大事になってくると考えます。
情報収集のやり方がわからない方はX(旧Twitter)で調べたり、Youtubeでランクマッチのライブ配信を見たり、BEANSさんが毎日投稿してくださっている環境調査レポートを見ると主にどんなデッキが環境で多いのかわかるのでお勧めです。

終わりに

初めて書いたノートでしたがいかがでしたでしょうか?文章はわかりやすかったでしょうか?このノートで少しでも黒緑速攻のみならず速攻デッキの魅力が伝われば幸いです…!
文章だけだとわからない部分もあるかと思いますのでリプレイとして残っていた試合を全部録画してyoutubeで限定公開しております!
プレイングが全てあっているわけではありませんが少しでも皆さんの参考になれば幸いです!
また記事について疑問に感じたことや聞きたいことがあればX(旧Twitter)のDMに送っていただければ自分なりにお答えしようと思いますのでお待ちしております!
リプレイの動画は下記URLから見ることができます!!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではAllDivisionのランクマッチでお会いしましょう!
鯵Saiでした!



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