見出し画像

【デュエプレ】インスタント解説 赤単ガトリングのすゝめ


初めに

この記事に目を通して頂いた方々、こんにちは!
デュエプレチーム JOKER所属の鰺Saiと申します。
この度、ヘルボロフカップのADにおいて自身9度目となる最終称号を取得することができました。そこで今回記念として、ランクマで使用していた赤単ガトリングを簡潔に解説していこうと思います。

このノートのターゲティング

  • ある程度、現環境でどんなデッキが強いのか把握している方。

  • カードの略語が何を意味しているのか理解できる方。

  • マスター未到達、マスター帯でレート1600、初最終を目指されている方

使用したデッキリスト

超次元はなんとなく黒単偽装にしています。他に良い偽装方法があったら教えてください。
追記→超次元は刃牙偽装だと相手がミラーだと思いこみ、早めにエターナルトラップをマナに送ってくれる可能性があるため白刃牙偽装でもよいかもしれません。

リストは紙のGP1stでベスト8になった赤単ガトリングのニトロフラグの枠1枚をアイラホップに変えた構築です。
理由は主に2つあり、2ターン目に出せる最低限のヒューマノイドであることと、Sバックでミラーにも少し有利に動くためにピンで入れています。
ランクマにおいてどうしても数潜っていると最初の手札に1,2コスのカードがない手札事故が発生するため、その可能性を少しでも減らす構築にしています。
現在はデュアルショックドラゴンを3枚にしてニトロフラグ4アイラ1の構築を使用しております。

速攻使いとしての赤単ガトリングの魅力

侵略が楽しい

デュエプレとしては新しい侵略という能力を使った新時代の速攻デッキです。2ターン目からパワー6000の召喚酔いをしないWブレイカーを召喚でき、上手くかみ合えば2ターン目で相手のシールドを3枚割ることができます。

3キルルートが3つ存在している

・1つが1ターン目ブレイズクロー、ボロック召喚→2ターン目2コスのSAヒューマノイド召喚してガトリングに侵略盾3枚割る→3ターン目3コスのSA出せばジャスキル+1打点生成
・2つ目が1ターン目ブレイズクロー、ボロック召喚→2ターン目コダマンマ召喚、デュアルショックドラゴンの能力で回収した盾を墓地に置いて召喚、1コスクリーチャーで盾1枚割る→3ターン目3コスSA召喚してジャスキル
・3つ目が1ターン目ブレイズクロー、ボロック召喚→2ターン目1コスクリーチャーを2体召喚、1コスクリーチャーで盾1枚割る→3ターン目2コスSAガトリング侵略でジャスキル

トップSAの確率の高さ

デッキの性質上、DJショー、キルホルマン、ニトロフラグも合わせると15枚のSAが採用されているので相手にトドメを刺しきれずともトップSAを狙えるのが他の速攻デッキとは違う赤単速攻らしい部分だと感じました。

採用カード紹介

凶戦士ブレイズ・クロー 4枚

このデッキの切り込み隊長です。1コスパワー1000、デュエルマスターズ環境初期から今もなお現役。因みに私はブレイズクローをキーカードに設定しておりました。

螺神兵ボロック 4枚

2枚目の1コス初動です。今の環境では現状白単、ツヴァイ以外に序盤からボロックが使えないデッキがいないためしっかり初動の働きをしてくれます。見た目もカッコいい!

炎舌実況DJ・ショー 4枚

2コスSAになる可能性があるヒューマノイドです。ガトリングの侵略元にもなりますが2コスSA、パワー7000にもなる可能性があるのが強みです。
このカードのおかげで白単サザンにも序盤から強気に攻めていくことができます。ミラーにも強く出れるのが良いですね。

斬斬人形コダマンマ 4枚

2ターン目にデュアルショックドラゴンを出すのに必要なカードです。デュアルショック以外にアイラのSバックや3ターン目の動きを強くするカードを引く役割があります。

爆襲アイラ・ホップ 1枚

2ターン目に動ける最低限のカードとSバックの能力を持ったヒューマノイドです。コダマンマの効果でも素出しでも召喚できる手軽さが強みです。

爆冒険キルホルマン 4枚

2コスSAになる可能性があるヒューマノイドです。DJショーと比べるとSAになる確率が高く、手札にガトリングがいる場合はこちらを優先したいところです。

鬼切丸 4枚

このデッキではパワー4000のSAです。ガトリングの進化元としても強いですが単体でも相手の軽獣ブロッカーの上から攻撃できたり、トンカチされない強さがあります。

爆炎シューターマッカラン 4枚

相手の軽獣ブロッカー、クリーチャーを除去できるヒューマノイドです。
マッカランのおかげで先攻の動きをより有利に進めることができたり、相手の動きを邪魔したりすることができています。

音速ニトロフラグ 3枚

見た目がちょーカッコいいヒューマノイドです。真の力を発揮するのはゲーム終盤で、相手のシールドが2つ以下なら自身の火のクリーチャーすべてにSAを与える能力を持っています。これによって相手の盾が2枚以下であれば4マナ使ってニトロフラグ、1コスクリーチャーでSAのクリーチャーを2体出すことができます。シンカイヤヌスのような能力を赤単で出せるのはすごいですよね。

音速ガトリング 4枚

このデッキのコアとなっている3キルが出来るカードの1枚です。2ターン目から出せる可能性があるWブレイカーであることと地味にパワーアタッカー+1000なところが炎獄スクラッパーで破壊されなかったり相手のガトリングを破壊できる点が強いです。

デュアルショック・ドラゴン 4枚

3キルが出来るもう1枚のカードです。Sバック持ちのパワー8000Wブレイカー。パワーが8000なのがとても強力で、序盤で召喚できるカードとしては最強だと思います。またミラーに対しても終盤に出せれば逆転にもつなぐことができる自身の練度を試されるカードです。

不採用カード(採用候補)

ハンマー野郎オニドツキ

3コスブロッカー1除去の能力を持つヒューマノイドです。
マッカランでは除去できない、エルドラードやミルザムを破壊することができるカードですが、環境に天門が少なかったため、今回は不採用となりました。

早撃人形マグナム

Sトリガーや天門などから出てくるクリーチャーを妨害できる4コスのSAです。性能はとても強いのですがトップギアが入っていないので3マナで出せないことや、ガトリングの侵略、デュアルショックドラゴンのSバックも妨害してしまうため不採用となりました。
ランクマッチでは天門に勝てずとも他のデッキに勝てれば良いという理論です。

よく悩む2択への自分なりの回答

・1ターン目、ブレイズクローとボロックの優先度は?

どんな対面にも安定して出せるのがブレイズクローです。しかし相手のデッキに光や水のカードがない確率が高い場合は殴るのか殴らないのか選べるボロックの方が軍配が上がります。ですが先攻の場合は青単ツヴァイのアクアガード以外後手でボロックへの回答がないため、ボロックでしか動けないのであれば召喚してもいいと思います。
優先してボロックを出したい対面→黒緑ブリ、緑単、黒単、モルネク、赤単ガトリング

・キルホルマンとDJショーの優先度は?

基本的にキルホルマンの方がSAになる確率が高いため、ガトリングが手札にある場合はキルホルマンを優先します。しかし相手が白単で手札にガトリングがない、もしくは相手がオリオティスを召喚してガトリングが出せない場合はDJショーの方が小型ブロッカーに勝てる可能性があるためDJショーを優先します。

・2ターン目、ガトリングかデュアルショックドラゴン両方でプレイできそうな時、どちらを優先するか?

相手のデッキにもよりますが基本的には確実にプレイできるコダマンマ→デュアルショックドラゴンで動きます。またガトリングであれば3ターン目になっても3コスSA召喚→侵略の動きができるためです。
しかし、早くから盾を割っておきたい対面(UKなど)はガトリングを出して3ターン目には盾を割り切るプレイングがあることも頭の片隅に入れておくと良いかと思います。

・初手の鬼切丸とニトロフラグのキープ優先度は?

基本的にはパワーラインが高くSAになる確実性がある鬼切丸を優先します。
ニトロフラグは相手の盾が2枚以下になって初めてSAになるため、3ターン目に出したとしても相手のSトリガーによっては攻撃する前に破壊される可能性が出てきます。
それに比べて鬼切丸3はパワー3000以下のクリーチャーを破壊するカードの効果を受けない強みもあるため確実にガトリングにつなげたい場合は鬼切丸で良いと思います。
ニトロフラグはパワーラインを意識する必要がなく後続のクリーチャーをSAしたい時に優先して出すカードだと筆者は思います。

終わりに

前回の黒緑速攻の記事に比べてだいぶあっさりした内容にはなってしまいましたがいかがでしたでしょうか?
個人的に今回の赤単ガトリング登場により、速攻というデッキタイプが大幅に進化し世代交代がされたように感じます。私は黒緑速攻のような昔ながらの速攻も好きですがガトリングのような新時代の速攻も全て好きです!
今回のノートを通して少しでも新時代の速攻デッキの魅力が皆様に伝われば幸いです。
それではまたADのランクマッチでお会いいたしましょう!
最後まで見ていただきありがとうございました!鯵Saiでした!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?