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そば打ちはROCKとリズムだった話

小学生ぶりにそば打ち体験に友人と行ってきました。


そば打ちと言うとそば粉をねりねり生地にして
薄く平たく伸ばして、ほそーく切る。
と、至ってシンプルなイメージですよね!


もちろん工程は至ってシンプルでしたが
どの工程もお蕎麦を美味しく綺麗に仕上げるためには、とっても繊細な作業の連続。


その日の気温や湿度によってそば粉に混ぜる水分量も変わってくるし、慎重にそば粉と水をねりねりしないと上手く生地として固まらないしで、途中から壊れ物を扱うようにそっとそば生地と向かい合っていた私と友人でした笑


そしてそば打ちの醍醐味といってもいいのが
最後のお蕎麦を切っていく作業。


この切っていく作業をそば打ち名人さんが説明中
私と友人は大盛り上がり!
(名人騒いですいませんでした…)


ROCKだ…!


思わず2人で顔を見合わせてキラキラしてしまったのは、お蕎麦を切っているスタイルとポイントが予想もしていなかったROCKな見た目だったのです!

お蕎麦を切る際には、大きい蕎麦切り包丁と、まな板、お蕎麦を上から抑えておく駒板を使って綺麗に均一な太さに切っていくのですが、その駒板を抑える手がまさに人差し指と小指を立てるROCK ON!なハンドサインだったんです。


しかも名人はROCKなハンドサインのまま「リズム良くね〜」と、とんとんリズムよくお蕎麦を切って行くのを見て、もう私たち2人は我慢できなかったわけです。
(すみせん…名人…)


もちろんROCKなハンドサインにもちゃんとした理由があって、手で抑えすぎてそば生地を潰さないように力が入りにくい抑え方ということで、私と友人は真剣にROCKスタイルでリズムを刻ませていただきました。


そば打ちなんて練って切る!シンプルでしょう?
とイメージしていましたが、やってみないと難しさや面白さ、そして意外な発見はできないものですね。


知ってそうな事でも体験した事の無いものにはどんどん挑戦して行きたいなぁと思った素敵な体験でした。


それにしても、全く印象に残っていなかったROCK ON!なハンドサイン。
小学生の私はそんなに気にならなかったのかな?


それともちゃんと話を聞いていなかったのか…
その辺はそっと見ないふりをしておきます…

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