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【寄付者インタビュー番外編】真摯に活動しているか、真摯に伝える努力をしているか【男性/30代/WEB系】

寄付する人ってどんな人?


寄付する人ってどんな人なんでしょうか?また寄付をしない人ってどんな人なんでしょうか?
自分の財布から自らお金を出すという点では、消費と一緒ですが、「ずっと賃貸でお金を払い続けているのが、勿体ないから資産となる不動産の購入を検討している」や、「パソコンを壊したから、なるべく早く新しいものが欲しい!」や、「のどが渇いたから、飲料水を購入する」とは、動機付けのされ方や、実際に支払うというアクションの起こし方が、全く違うように思います。
今回の企画である寄付者インタビューは、なぜ寄付をして、どのように寄付する先を選んで、何を期待してなど、寄付について様々な観点から、お話を伺うことで、『寄付』について、解き明かし、「寄付しようかな」という人が、「寄付しよう!」と思えるようにお力添えが出来ればと考えております。

今回寄付についてのお話を聞いたのはどんな人?


性別:男性
年齢:30代前半
職業:NPO×WEBマーケティング
在住:東京
出身:石川
・・・はい、自分です。

私が寄付した団体は?


NPO法人Hoomdoorさん、ホームレスの再出発支援をしている団体です。

http://www.homedoor.org/

寄付先の団体とはどう出会って、なぜ寄付したのか?

最初に団体名を認知したのは、2,3年前の前職時代です。
前職では、非営利法人を700団体以上、WEB上にプラットフォーム化しているgooddoで働いていたので、自社サービスを取り扱う中で、団体名だけ認知していたというのが正しいです。(たくさんの中の1つという認識)

http://gooddo.jp/

その後、社会イノベーター公志園というイベントで、代表の川口さんのプレゼンテーションを聞き、その想いと行動力に、感銘を受け。(複数ある推し団体の1つに!)

http://koshien-online.jp/

Googleインパクトチャレンジで、その活動の広がりが社会に対するインパクトを与えるであろうと、強くイメージが湧きました。(期待と尊敬する団体に!)

初回認知から、活動内容やその想いを知り、社会にもたらす影響まで、理解はしてますが、まだここでは寄付してません。笑

下記キャンペーンを知ったのがきっかけです。

サポーター1,000人キャンペーン特設サイト
http://www.lp.homedoor.org/1000campaign

(出典:http://www.lp.homedoor.org/1000campaign)

まずハッとされたのは、「ハッキリと明確に寄付を必要としていることを社会に示すこと」が重要だということ。

心の中で「良い団体!」「期待できる団体!」「尊敬してる!」「社会に必要な団体だ!」「私にできることあるかな?」と思っていても、『寄付をする』というアクションへの心理的ハードルは高くて遠い。

ハッキリと「社会をより良くするために、これまで何をしてきて、何が足りなくて、だから○○円必要なので、ご支援(寄付)をお願いします」と示すから、「おお、なになにちょっと話し伺いましょうか?」となる。

そして興味付けされた私が読み進めて行くなかで、飽きて離脱する前に『寄付をする』というアクションに繋がるように、共感を積み上げていくわけです。

寄付者インタビューを始めたキッカケに書かれているように、人が共感し、動機付けされる要素な多様にあります。

・社会課題の背景、原因、構造
・受益者のストーリー
・支援活動を始めたキッカケ、想い
・課題解決のためのアクション、必要なこと
・第三者の応援メッセージ、評価、表彰

私が共感したのは、

(出典:http://www.lp.homedoor.org/1000campaign)

の部分です。

思ったのは「もし自分がホームレスになったら、ここに住みたい」です。
共感の高まりが、受益者に(まだ自分が味わったことのないのに)自分を重ねていったわけです。
そして「なんかしなきゃと」気持ちが盛り上がり。

そしてダメ押しがこちら。

(出典:http://www.lp.homedoor.org/1000campaign)

それを成すために、どれほど費用が掛かるのか。
なるほど、例えば毎月1,000円払えば、これが実現するのか。

ここまで具体的に説明されると、伝えるために真摯に向き合っているなと尊敬しました。
そして私は寄付する気満々で、スマホを閉じたわけです。

それから数週間、色んな人に「良い団体ありますか?」「いい伝え方ないかな?」と質問されるたびに、この団体を紹介してました。
要するに『勝手にセールスマン』化してました。

幾人かに紹介したところで、「あれ、そういえば俺まだ寄付してないじゃん」と思い出し、サイトを探し、寄付しました。

社会課題と真摯に向き合い、真摯に活動し、真摯に伝える努力をしていること。

これが私が寄付した理由です。

サポートされるとすごく喜びますし、もっと頑張ります。