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Д30 ギャップにとどまる

再びパパジの本を読んでいて見つけた(すでに一回読んでるくせに、なぜに気付いていなかったか本気で不思議)想念と想念の間にとどまる方法。

サラッと書いてあるけど、早い話が覚醒する方法です

想念とは、想像と置き換えてもいいし、思考、頭の中のお喋り、ナレーション、雑念、記憶、と呼んでも良いと思います

本の中で
想像が起こった時、どうすれば良いのでしょうか。と言う質問に対して

その想念が現れた時、ただそれを見なさいと答えています。

そして、初めの想念が消え失せ、次の想念が現れるまでの合間を見なさい。今しなさい。

と続きます。

さらに、
以前の想念は去った、それがどこへ行ったのかを見なさい、その消滅を見極めなさい。

あなたはそれを成し遂げなければならない。何度でも試みることだ。あなたがものにするまで。

そうすれば次の想念は現れないだろう、と言っています。

これは抑圧ではなく、
もし想念が来るならこさせなさい、それがなんであれ来させればいい、想念はあなたと戯れに来たのだ。それがなんなのかは問題ではない、(←ここ大事です、その考えに捕われて、掘り下げたりしちゃダメ。触っちゃダメなのです。お花畑に飛んできた蝶々みたいに勝手に戯れさせて、でもそれを眺めるにとどめます)それに来させて遊ばせるがいい。

と、これまた余裕の発言!

これね、「今しなさい」と書いてあるところを読んで速攻でやったのですが、つい最近発明した「息と息の間の空間ゲーム」と同じです。

きゃー、このまま続けたらものにできるかも。

想念と想念が「吸ったり、吐いたり」の部分で、そのギャップが吸う直前と吐く直前のギャップの部分に当たります。

最初はその一瞬のギャップに気がつくだけなのですが

やってるうちに、吸ったり吐いたりしているのを無視している時にも、ギャップの時の状態を少し維持できるようになるのです

つまり、ずらずら続いてくる頭の中のお喋りを流れるがまま右から左へと雑音のような扱いをしているうちに、一つの考えとそれに続く考えが一連ではあるものの、間に間があることが見えます。

その間を捉えるのです

ちょうどテニスの打ち合いみたいに、ボールがあっちにポーンと飛んで、それを一瞬打ち返したら再び反対側にボールが飛ぶように

そのうち返す、ボールがガットに当たる瞬間に注目し続ける感じです

ボールがどう跳ぼうが、どんなプロフェッショナルかつ的確な解説や意見が浮かぼうが

無視

それらは思考にしがみつこうとする自我のあがきです

思考や呼吸の合間にある何もない状態、あの「みょーん」とした自分が何者でもなくなってしまったような、無の中に自分を身投げするのです

今は自分で意識してその状態を作り出し、そこに身を置く時間を増やすことをしているのですが

だからと言って何が起こるかは未だ謎です

ひょっとしたら、良い子は真似しちゃダメなのかもしれませんが、興味をそそられた人はぜひお試しください。


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