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通関士試験に合格したので、財務省へ得点の情報開示請求をする話

①はじめに

通関士試験に合格しました

2023年11月、わたくしtomohisa11は通関士試験に合格いたしました!
試験日の10月1日から発表日の11月7日まで不安な時期が1か月以上続くのですが、無事に合格できてよかったです。

普通のNoteであれば勉強法とか当日の体験談とかを記事にすると思いますが、今回はそこではなく、合格してからの話になります。

私は結局、何点取れていたのか?

通関士試験では、試験後に問題・正答が公表されて、合格者の名前が官報に掲載されるのですが、公表されるのはその情報だけなので、「自分の得点が何点だったのか」はわからないのです。

試験問題はすべてマークシート式のため、公表された正答から自己採点をして推測することは可能なのですが、マークミスなどで得点がずれていたりする可能性もあり、本当のところはわからないですよね。

開示請求をしてみよう

ただし、自分の得点を知る方法が全くないのかというとそんなことはありません。↓の説明の通り、「財務省に情報開示請求を実施する」ことにより、自分が今回の試験で何点を取ったのかが正確に知ることが可能です。

https://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/pdf/FAX8010.pdf

↑の資料に沿って、開示請求をして入手した書類は以下の通り。
・今回の試験で僕が回答したマークシート用紙のコピー(全科目分)
・採点結果表(紙ペラ1枚)

この「採点結果表」について、まぁ見にくくて分かりにくいのですがこんな感じです。(僕の受験番号だけ消しました)

A4の紙一枚で、下部分がめっちゃ余白でした

2とか1とか0とか書いてあるのはその問題の得点ですね。
(不正解なら0、正解ならその問題の配点に応じた得点になってる)

めっちゃわかりにくくないですか??
財務省から封書が届いてウッキウキで開封したのですが、見にくくて思わず『は?』ってなりました。まあ自己採点通りだったのでよかったのですが。

とにもかくにも、僕の今回の通関士試験の得点は以下の通り確定しました。
通関業法:38/45
関税法等:36/60
通関実務:31/45
(合格ラインは各科目60%なので、関税法等は合格ラインぴったり、1問でも間違えてたら不合格でしたね。。危なかった。。)

有料エリアについてのご説明

と、ここまでだと完全な僕の日記になってしまうのですが、このNoteでは僕自身が情報開示請求の手続きを実施した流れを順を追って記録することで、必要な情報の整理をしたいと思っています。

一応この後は有料エリアとしていますので、当方の交通費や切手代の足しにカンパしていただいてもいいという方がいらっしゃれば、記事を購入いただけると幸いです。(交通費がバカにならなかったので。。)

当然ながらこれらはだれでもアクセス可能な制度なので、当方の記事なぞ買わなくても手続きは可能です。国民の権利ですので、どんどん開示請求してしまえばいいと思います。

この記事を読まれている中には、これから通関士を目指す方も多いと思いますが、皆様の努力が報われるよう祈念しております。今年の年末はみんなでニコニコしながら開示請求を掛けましょう!

ちなみに、財務省の人に「こういう(通関士の得点)開示って結構あるものなんですか?」って聞いたら、『それなりにいらっしゃいますね』って言われました。ホンマかいな。


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