本紹介「繊細さんの本」

【タイトル】
繊細さんの本

【著者】
武田友紀 HSP専門カウンセラー

【紹介】
HSP(繊細さん)の特徴の生き方についてわかりやすく解説している本です!

この本の伝えたいメッセージ
「繊細でストレスを感じやすい人が、繊細な感性を大切にしたまま、ラクに生きる方法」を書いた本
★繊細さを大切に生きよう

【目次】
◆1章:繊細さんがラクになれる基本
◆2章:毎日のストレスを防ぐカンタンなワザ
◆3章:人間関係をラクにする技術
◆4章:肩の力を抜いてのびのび働く技術
◆5章:繊細さんが自分を活かす技術


【感想まとめ】
各章で数ある中で響いたところを一部それぞれピックアップします(^^)

◆1章 繊細さんがラクになれる基本


「生まれつき繊細な人」
5人に1人 エレイン・アーロン博士

〈繊細さんの特徴の一部〉
・職場で機嫌の悪い人が気になる
・人と長時間いると疲れる
・小さなミスに気づいて仕事に時間がかかる

〈繊細な人がとる対策〉
・「痛い、つらいもの」ではなく、「いいもの」に気づき、深く味わう
・自分の本音をどれだけ大切にできるか
繊細な人が完璧主義という訳ではない。見えすぎて動けないだけ

例:意見が出ない人
★相手にとっての100%の答えでなくても伝える習慣をつくる

例:考えても行動に移せない人
★「とりあえず」という言葉を日常で使う

(感想・気づき)
自分はどれくらい当てはまるかの診断テストもありましたが、とことん当てはまってました笑
5人に1人という割合ということなので、街を歩けばすぐに繊細さんを見つけることができますね!
色々なタイプの人がいるということに気づきました!また、悪いものだからどうにかしたいではなく、それをどうプラスにして生きていくかが大切だと学びました(^^)
考える時のコツ「とりあえず」は確かに考えて一歩踏み出せない時に、発すると気持ちがラクになる言葉ので、改めて意識的に使っていきたいキーワードです👍


◆2章 毎日のストレスを防ぐカンタンなワザ

自分の鋭い五感から対処する

〈五感ごとの対策〉
①視覚-視力を落としたメガネやコンタクトレンズ、見えるものを最低限に抑える
②聴覚-耳栓、住む環境、驚く映画は観ない
③触覚-服の素材、明るい色、お守り
④嗅覚-におい、マスク、アロマ、好きな香りのハンドクリーム
⑤味覚-刺激の強い食べ物を避ける

〈その他〉
★全くの空白日を入れる
何も予定のない休日

(感想・気づき)
自分は視覚、聴覚、触覚が比較的強めかなと感じました!
人の細かい動きや話し声とかが無意識に頭に入ってくるので、勉強や仕事に集中できないことは多々多々ありました(⌒-⌒; )
服もネクタイやぴっちりしているサイズは落ち着かなくてストレスになる経験が多かったです!
ひとつひとつの行動の中での細かい工夫が大事だと学びました!


◆3章 人間関係をラクにする技術

・相手の感情を察しやすい
・その場の雰囲気を感じる

★本当の自分で生きる
「表に出している自分」に合う人が集まってくる

例:相手のことを優先してる人には、自分のことを優先して欲しい人が集まる

★苦手な相手をきちんと嫌って遠ざける
「誰かを嫌っちゃいけない」「人を嫌う自分がイヤ」という考えをやめる

★人に頼る
①まずは、「頼る」という発想を持とう
 洗濯の時に洗濯機を頼っているように
②推測せず言葉で確かめる
 想像してあれこれ考えるより、「どうかな?」と聞いてみる
③信じて任せる

(感想・気づき)
表裏で違う自分を出していると人間関係に疲れることはよくありました!ここ最近は比較的表裏一体で過ごしてきるので、本音と建前によるストレスが大きく軽減されている感覚があります(^^)
仕事も自分で抱え込まずに他の人にできるかどうか聞いてからお願いする習慣を実践していたことで抱え込みが以前より確実に減りました!


◆4章 肩の力を抜いてのびのび働く技術

・繊細さんの「疲れた〜。」は体ではなく、頭
・マルチタスクを乗り切る
→重要なものを1つだけやる
・「気づく」と「対応する」をわける
・自分が思ういいことができる仕事に就く
・不機嫌な人は放っておく
→不機嫌な相手から離れる行動をする

〈気づいたら選ぶ〉
・食器を今片付けるかどうか悩む
・上司に質問するかどうか悩む
・電話を取る取らないの葛藤による疲れ
 →ルールをつくり、際限ないシュミレーション  
  を止める

例:電話が鳴りすぎて仕事が手につかない
「3回に1回は出ない」などのマイルールをつくる

(感想・気づき)
今の仕事でも
・朝の9時まではいつも眠さで機嫌が悪い人が職場にいるので話しかけない
・電話は3回に1回は基本出ない
・窓口も3回に1回は様子見する
などのマイルールをつくっています!そのおかげで仕事中のことで悩み過ぎて疲れることが少し減っていると認識できました!
他のことにも取り入れていこうと思いました😊


◆5章 繊細さんが自分を活かす技術

★自分のままで生きることでどんどん元気になっていく
 →本音で生きる

〈本音への気づき方〉
①言葉で気づく
・「こうしなきゃ」は世間の声
・「こうしたい」は自分の本音
②繊細な感覚で気づく
・「こうしたい」と思った時の体の状態を感じる
③自分との会話で気づく
・幼い自分を頭にイメージし、迷ってることを聞いてみる

〈繊細さんの強み〉
①感じる力
・相手のニーズを感じとり、細かにケアする
・リスク察知
・小さな改善点に気づく
・聞き上手
②考える力
・深く考察する
・当たり前になってることに疑問を抱き、改善  
 する
・興味を持つととことんはまる
③味わう力
・いいものを受けとり、深く味わう
・味わったものを出力する
④良心の力
・信じることに真摯に取り組む
⑤直感の力
・自分に合うものを探し当てる
・仕事の問題点を見抜く
・ものごとの本質にたどり着く

(気づき・感想)
自分に対して本音で生きることが繊細な人には大切な要素であることを知りました!
また、繊細であるからの強みをどう自分なりに日々の日常に活かしていくか考えるきっかけになりました☀️
5章で挙げられている強みを実際に使ってる瞬間を客観的に自覚できるのもとても自信になります(^_^)


他にも読む人によって響くところは他にもあるので、気になった人はぜひ手に取ってみてください!


yoshi

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