相手に興味を持つということがコミュニケーションのほぼ全てだと思っている

 インタビューライター丘村奈保子さんの「人生が変わる会話術」を読んだ。


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 目から鱗の落ちる本で,コミュニケーションに苦手意識のある人には特効薬となる可能性が高い。

 いくつか,私の学びになったところを紹介してみる。

1 「違い」を話の軸にする

 「共通点」を探せというメッセージはコミュニケーションのノウハウ本で溢れてる。私もそう書いたことがある。

 この本では,逆に「違い」を探し,その違いが生まれた理由を質問にしてしまう,ということの大切さが説かれていた。

 なぜって,人はそれぞれ違うはずで,共通点を探すのは大変だから。人は「違っている部分」のほうが圧倒的に多い。だったら,「違い」を話のネタにしちゃったほうがいい,という考え。

 これは,なるほどなぁと頷いた。

 「違い」をちゃんと軸にして質問するためには,ある「気持ち」が必要。

 それは,ちゃんと相手に興味関心を持っているかということ。

 興味関心を本当に持っていれば,少なくとも義務教育を受け,数十年の人生経験を蓄積してきたあなたなら,質問が生まれないはずがない。

 もし,相手に対して質問が生まれないなら,その理由は2つあると思うのだ。

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