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堀江貴文さんの「多動力」から突っ走ってICLを受けてみてよかったという話

昔から肉体的な痛みを伴うものが嫌いだ。その代表的なものが注射である。だから、予防接種はあまり受けたくないし、採血もしたくない。針を見るだけでちょっとした恐怖心を感じるのだ。私の痛みに関する恐怖心ははっきりいって常軌を逸している。

そんな私が、最近、意を決してICLという眼の手術を行った。

ICLというのは「眼内コンタクトレンズ」で、目の中に半永久的に使えるコンタクトレンズを入れてしまうというものだ。

最近は、HKTの指原莉乃さんが手術をしたことでも話題になっている

手術費用は安くはない。
だが、今後コンタクト(1Dayタイプ)を買い続けることによる費用よりは安くなることは確実だった。また、朝起きてコンタクトをすること、寝るときにコンタクトを外すことという時間が省けることも魅力だった。
しかも、これまでコンタクトをつけっぱなしで寝てしまうことが多いことも問題だった。目に悪いことは間違いないし、コンタクト付けっぱなしで寝ても疲れはとれない。
コスト面のみならず、自分の健康のこと、そして時間のことを考えれば、手術は大変魅力的な選択であった。

ICLや従来からある術式であるレーシックについては以前より興味を持っていた。もう15年くらい興味を持ち続けている(だったらさっさとやれよという話だが。)。
しかし、である。
「手術は痛みを伴うのではないか」という妙な思い込みが私の行動を阻んでいた。
たしかに麻酔はするだろう。だが、麻酔が切れたときに激痛が伴うのではないかという妙な思い込み。
また、合併症の不安もあった。失明したら仕事できねぇなと。

このようなさまざまな「思い込み」により行動に移せなかった私の背中を押してくれた本がある。それが、堀江貴文さんの「多動力」である。

この本は、

・言いたいことを言ってみよう。
・食べたいものを食べてみよう。
・やりたいことをやってみよう。
・自分で自分を縛る必要はない。周りの目など気にせず、生きたいように生きればいい。

として、さまざまな視点で読者の背中を押してくれる本だ。
一つ一つの言葉が心に染み入った。
そして、この本のなかで、


レーシック手術を受ければ、コンタクトレンズやメガネから解放されてQOL(クオリティ・オブ・ライフ)が格段に向上する。


という指摘もあった。

この本の影響で、私は、「やりたいことをやってみよう。」と意識して行動するようになった。今年の元旦には「今年やりたいことリスト」を作った。このリストは、今年やりたいことを書いたもので、「やりたい」という気持ちで終わらせず、とにかく今年やるという決心で書いたものだ。
そのなかに、
・視力矯正手術を受ける。
も書き入れた。

書いてしまったら、3月にはあっという間に行動できてしまった。
今は裸眼で信じられないほどに見える。

日本人にはわりと慎重に行動する人が多いように思う。脳科学者の中野信子さんによると、それには科学的な理由があるんだとか

でも、そんな「科学的理由」を飛び越えて、堀江貴文さんの「多動力」は間違いなく、多くの人の背中を押す。
そして、押された人の行動によって、多くの日本人の生活が変わるのだ。
それは、日本を変えることにつながるのではないか、とも思う。

手術の話に戻る。
レーシックやICLという視力矯正手術では、術前に丁寧な説明と検査がある。私はまずはこのことに驚いた。
これまたイメージでサクッとした説明がされて終わりだと思っていたが、事前の診察におけるICLの説明は相当丁寧だった(1時間くらい診察室にいた記憶がある)。
また、検査の数がかなり多い。面倒ではあるが、かえって安心材料につながった。

そして、実際の手術。
ICLは約3mm角膜を切開すると聞いていた。
目にライトをあてるので眩しいということはあったが、痛みは0(ゼロ)であった。
いや、より正確に言おう。
いつ切開されているのか分からなかった。

冒頭で述べたとおり、私は痛みに相当敏感だ。
その私が、痛みが0であったと言うくらいの手術だった。
もちろん、特段の合併症はない。
行動する前の様々な「不安」は全て杞憂であり、私が勝手に作り出したものだった。

昨日、たまたま「TED×Talks」で長岡秀貴さんのスピーチ動画を見た(これ、すごくいいスピーチだから、多くの人の目に触れればいいと思う)。

そこで言及されていて、興味深かったのが「諦めの理論」である。
多くの人が「やりたい」ことについて「諦めの理論」を考えついて諦めるということ。

例えば、
・お金がない。
・経験がない。
・学歴がない。
・才能がない。
・コネクションがない。
そして
・時間がない。

である。

私にとって、これまでの視力矯正手術の「諦めの理論」は
・痛いし結果が怖い
というものであった(実際には痛くないことは前述のとおり)。

これだけに限った話でないが、実際のところ、「やりたいこと」があるのに、多くの人がそれを妨げる「諦めの理論」を作り出してしまっているのだと思う。

堀江貴文さんの「多動力」は、頭の中に作った「諦めの理論」を根底から破壊してくれる。
それだけの、よい意味での破壊力を持った良書だと思う。

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