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災害のときにnoteユーザーができること~北海道地震を受けて~

9月6日,北海道で大きな地震があったことは皆さんご存じのとおりだ。

マグニチュード6.7
最大震度7
相当数の死傷者,行方不明者。
大規模な土砂崩れ。
通信障害。
そして停電。
交通の大きな乱れ。

現地では,多くの方が泣いているはずだ。
あるいは,先の見えない未来にきっと心から怯えているはずだ。

私も,この震災についてはニュース等での断片的な情報しか知らない。
断片的な情報で,当事者でもない私が,それなりの焦燥感を抱いているのだ。
現地の人が受けたショックは想像さえできない。

◇◇◇

私は北海道が好きだ。

特に密接な縁があるというわけではないが,親戚がいる。
はじめての修学旅行は北海道だった。
あのときに食べた味噌ラーメンの味は今でも忘れていない。

成人してからも,しばしば一人でも北海道にいった。
一人で登別の「クマ牧場」に行き,のんきに待ち構えるクマにえさを投げるのが楽しくて,何度か訪れている。

函館,札幌,小樽,富良野など,様々な観光名所を訪れた。
道中にはさだまさしの楽曲を聴いた。

利尻・礼文には昨年,今年と2度訪れた。夕日の沈み方が美しい場所で,なぜだか山崎豊子の「沈まぬ太陽」を思い出した。
波の音,風,太陽の光,全てが幻想的だった。
北海道でビールを飲みながら海に浮かぶ花火を眺める時間は,至高の贅沢だった。

国内でプライベートという条件を付けると,実家以外では一番訪れている場所が北海道かもしれない。
それくらいに,私は北海道が好きだ。

だが,北海道という大地が好きであるということもさることながら,私をざわざわさせるのは,北海道に人のつながりがあるからだ。
元気でいてほしい,と思う具体的な「人」がいるからだ。

それは親族であったり,依頼者であったり,オンラインサロンのメンバーだったり様々であるが,私にとっては誰もが元気でいてほしいと願う「人」だ。

人とつながると,その人が住む大地にも余計に愛着が湧くから不思議だ。
大地への愛着というのも,結局のところ,人に対する愛着が基盤にあるのかもしれない。

◇◇◇

災害があったときに,現場の外からできることはなんだろう。
そう考えたときに,私がまず浮かんだのは「文を書くこと」だった。

文を書くことで達成したい目的は,次の2つである。

1 現地の人たちにとってマイナスの行動をする人が減ること
2 現地の人たちにとってプラスの行動をする人が増えること

◇◇◇

1(マイナスの行動)として私が考えているものは「自粛」だ。

「自粛」については,最近の日本では少しは薄れてきたが,まだまだ「こんなに大変なときに浮かれやがって」といった言説が目に付く。
どこかが災害にあったら楽しいことを「自粛」する。あるいは「自粛すべき」という言説が飛び交う。

だが,自粛する必要は全くない。

お笑い番組を放送したって,
旅に出たって,
ツイッター廃人を続けたって,
Noteを普段通りに書いたって,
焼き肉を食べたっていいのだ。

はっきりいって,(この代弁が違っていたら申し訳ないのだけれども)災害の中にいる現地の人は,外の人が自粛せずに行動することについて「こんなときに浮かれやがって」などとは思わない。むしろ,「自粛なんてする必要ないのに」と思っている人のほうが多いはずだ。

客観的に考えれば,自粛により経済活動が停滞すれば現地にも悪影響が及ぶ。

現地が大変なら,せめて私たちが自粛せずに日本の経済を活性化すべきなのだ。あるいは,普段どおりに稼いで,その稼ぎを現地に回すべきなのだ。

面白いツイートをしたいと思ったら,普通にすればいい。それを自粛するよりも,現地の人がそのツイートをどこかのタイミングで見て笑ってくれるかもしれない,と想像しながらツイートするほうが健全だ。

「自粛」それ自体が現地の人に与える価値はない。
自粛は「祈り」ではない。
普段どおりに活動をし,日本を元気にし,1日の終わりに現地の回復を祈ろう。

◇◇◇

2(プラスの行動)は何だろうか。

私は,気軽にできる応援は,「伝えること」と「寄付」だと考える。

「伝えること」というのは,SNSで「心配しているよ」「無事を祈っているよ」と伝えることだ。内心でテレビをみながら「心配だねぇ」とつぶやいてみたところで,現地の人には伝わらない。

今はSNSが発達している。
自由に,誰もが発信できるようになっている。

心当たりはないだろうか。
心細いときの「大丈夫?」「心配しているよ?」という声は,予想以上に支えになるものであるということを。

この文章を読まれている皆さんはnoteが好きかもしれない。
読むのが好きかもしれないし,書くのが好きかもしれない。

そして,同じように,noteを愛しているユーザーのなかにも今回の災害の当事者が相当数いるはずだ。
彼ら/彼女らはいわばnote仲間なのだ。
どこかで,noteを読んでいるかもしれない。
だから,私は彼ら/彼女らに届けばいいと思って,この文章を書いている。

読んでいる皆さんも,この文章を読んで何かを感じたら,自分の思いをnoteで発信してみてほしい。

もう一つ気軽に出来ることは寄付だ。
応援の言葉もきっと力強いはずだけれども,被災地に最も必要とされているのは経済的な資源であるはずだ。

この機会に書いておくと,稀に,寄付をすると「売名だ」という批判を受ける著名人を見かけることがある。
しかし,私はいつもその議論を不毛なものだと思って眺めていた。
それが売名かどうかは現地の人にとってさしたる問題ではない。
いかなる経緯であれ,支援が現地の人に届くこと以上に優先されるべきことはないはずだ。

だから,そんな声は無視して,堂々と寄付すればいい。
そして,SNSでもなんでも寄付したよと発信すればいいのだ。
その発信が,「私も」という新たな寄付を生むはずだ。

なんならnoteで寄付の波を作ったらいいのだ。それができるプラットフォームであるはずだ。

今回,私はとりあえずの支援として3万円の寄付をした。

しかし,100円でも10円でも1円でも等しく現地にとっては力がある。100万人が100円ずつ寄付すれば1億円になるのだ。

もしニュースに心を傷めているのなら,金額の多寡は気にせず,ネットで然るべき寄付先を探して寄付をしてみたらどうだろうか。その声は,必ず現地に届くはずだ。

◇◇◇

落ち着いたら,あらためて北海道に行き,現地の経済に貢献してこようと思っている。北海道が好きだから。

現地の方の無事と一刻も早い復興を願う。
そして,この声が現地の方にも届けばいいと思っている。

かんねこ H30.9.7 

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かんねこ(弁護士・石橋靖己)

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