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おすすめ曲紹介:AMIRI DENIM / IO

こんにちは。
5月中旬、繁忙期の副業(農業)も少し落ち着いてきました。
忙しい日々が続くと、寝不足や疲労の蓄積で心が乱れやすくなってしまいます。忙しくない時期に比べて、心の安定感が崩れていることを実感します。
こんな時に仕事などで嫌なことがあると、心が折れそうになったり、ネガ
ティブな感情が続いたりします。
また、自分自身だけで悶々としているならいいのですが、周囲の人にイライラすることもあります。「これは質が悪いな」と自覚しながらも、そんなイライラを止めれない時もあります。

そんな時に、本日紹介する曲を聴くと、自分を戒めることができるので、この数日はよく聴いていました。
早速その曲を紹介していきます。

AMIRI DENIM / IO


「four」/ IO

本日紹介する曲はIOというアーティストの「AMIRI DENIM」という曲です。

IOについて


IO

IO氏をについて簡単に紹介したいと思います。
・1990年生まれ。東京都世田谷区出身。
・2023年に終焉を迎えた「KANDYTOWN」のメンバー。
・2016年にアルバム「Soul Long」でソロデビュー。以降、「Soul Long」含め4枚のアルバムを発表。
・自身の作品以外にも、多くのアーティストの楽曲に客演として参加。
・ファッションモデルとしても活躍。
・大橋リナと結婚。2児の父でもある。

ざっくりな紹介です。
もっと詳しく知りたい方は、ご自身で掘り下げてみてください。

IO氏といえば、
イケメン、スタイリッシュ、クール、お洒落、リリシストといった印象があります。
そこが人気の部分だと思いますが、もう1つ、何より、IO氏の魅力だと思うのが、
「芯があること」
です。
それはこの動画を観ていただけるとよくわかります。

自分の大事にしていることが明確です。
また、目標をもって、アーティスト活動に取り組んできたことがよくわかります。

これは男女問わず、憧れてしまいます。

おすすめ曲:「AMIRI DENIM」について

今回紹介する曲は、IO氏の2023年のアルバム「four」に収録されています。
アルバムには盟友のKEIJUやMUD、そして、若手注目株(もはやベテランかも)のWatson、Yo-Sea、kohjiyaなどが参加しています。
豪華なラインナップのアルバムの6曲目に「AMIRI DENIM」が収録されています。

そもそも「AMIRI DENIM」とはどういう意味なのか?

上記のAMIRIのWebサイトをクリックして確認していただくとわかりますが、「AMIRI」は高級洋服ブランドです。ジーパンの価格を見ると到底私が買えた代物ではないことがわかりました。(汗)

また、下記Webサイトを参照していただけると、AMIRIのことがよくわかると思いますのでチェックしてみてください。


何故、この洋服ブランドが曲のタイトルなのか?
それは、曲を聴くとよくわかります。
フックに曲名の「AMIRI DENIM」というワードが出てくるので紹介します。

AMIRI DENIM履いてるステージの上 Hater 愚痴ばっか履いてるけど全然
ダサい奴いつも人のせい みっともねえよ

「AMIRI DENIM」/ IO

IO氏はAMIRI DENIMを愛用していると思われますが、おそらくラッパーなりたての頃から、AMIRIのような高級ブランドを着用していたわけではないと思います。
努力して積み上げてきたキャリア故、AMIRIを着用できるまでになったのだと思います。それをこのフックで伝えたいのではないかと思います。

IO氏の考える努力とは、おそらく、
”自分との闘い”です。
”ライバルをなぎ倒して”とかではないと思います。
フックのリリックで「AMIRI DENIM履いてるステージの上」「Hater 愚痴ばっか吐いてるけど全然」「ダサい奴いつも人のせい」とありますが、
IO氏自身とHaterという存在を用いて、精進・成功できる(できた人)と、そうではない人を比較して表現しているように思います。
とてもカッコいいフックです。
「履いてる」と「吐いてる」をかけているところも非常にカッコいい。

IO氏が努力してきた証は、フック以外のバースでもシンプルに語られています。まるでパンチラインだらけの曲です。
個人的に好きなバースを紹介します。

忘れない自分自身一番のEnemy サボってる奴ほど口数ばかり
お前らが寝てる間に登ってく更に どこにいても本当の自分忘れない

「AMIRI DENIM」/ IO

良い時だけいる奴 信用なんかしない 比べない誰も 昨日の自分以外

「AMIRI DENIM」/ IO

このリリックから、IO氏が真摯に自分に向き合い、自分と闘ってきたことがわかります。
勿論この前後のリリックがあることで、このリリックの重みが更に増してくるのですが、ここだけピックアップしても、かなりのパンチラインです。

IO氏が言うように、文句ばかり、愚痴ばかり言う人は周りにばかり目がいって、自分のことはおろそかになっている気がします。
自分のことは棚に上げて、という感じです。

「会社の部下が失敗したせいで自分までひどい目にあった」とか、「こんなに働いたのにこれしか給料もらえないのかよ!」みたいな文句ばかり言っている人がいます。
そういう人は、”今まで人に迷惑をかけたことはないのか?”と問いたくなります。また、”勝手に期待したのはあなたですよ”と言いたくなります。
文句や愚痴ばかりの人は「自業自得」という言葉の意味を知りません。
人生、良くも悪くも自分次第です。

確かに、会社に勤めれば困った部下や上司は存在します。会社じゃなくても自分を困らせてくるような人もいます。
一生懸命仕事をしても給料がなかなか上がらないこともあると思います。
それもこれも、本来、全て自分の選択が故の境遇です。
それをわかっていないと、すぐに環境や人のせいにしてしまう。
そうすると自分がおざなりになり、自分と向き合うこともなく、成長もない。成長しないから、成長した周りを見て悔しくなる。
悔しくなった時に、自分が変わる必要があると気が付ければまだ挽回できる。
ただ、それでも尚、周囲のせいにしてしまう人もいる。そういう人は、周囲を嫉んで、挙句、自己否定に陥る。

これではいつまでたっても成長しません。

偉そうに書きましたが、恥ずかしながら、私も人のせいにしてしまうことが時々あります。
ただ、そんな時は振り返って、”自分にも問題がなかったのか?”と考えるようにしています。
特に人間関係のトラブルや仕事の失敗は原因が1つとは限りません。
相手にも問題はあるかもしれませんが、100%相手が悪いということはありません。大なり小なり、そのトラブルに直面している自分にも問題があるはずです。
自分の問題に気が付くことができれば、その改善を図っていくことができます。逆に問題に気が付かなければ、その先も問題はずっと問題のままです。

まとめ:人生は自分との勝負

最後に、この曲を通して私が共有したかったことは、
「人生は自分との勝負」ということです。
周囲の人、環境など、自分以外のことは容易にコントロールできません。
唯一コントロールできるのは自分自身です。
順位がつくことに周囲との勝負はつきものかもしれませんが、
自分の人生を良くするためには、周囲との勝負より、過去の自分との勝負だと思います。
昨日の自分より成長できた実感や、以前できなかったことができるように
なった喜びが自信をもたらしてくれます。
その自信が自分を成長させてくれます。

冒頭にも書きましたが、最近の私は周囲にイライラしてしまう状態が続いていました。
そんな時にこの曲を聴いてとハッとさせられました。
勝手に私のイライラの対象にされた人は甚だ迷惑だったでしょう。
イライラしてしまっていたのは、周囲のせいではなく、自己管理の問題です。
自分のコンディションと自分のやるべきことのバランスを取っていればよかったところ、勝手に無理をして、勝手にイライラしてしまっていました。
改めて自己管理について見直していこうと思います。

今回もだらだらと書いてしまいましたが、記事を気に入っていただけたら
フォローよろしくお願いします。
そして、是非「AMIRI DENIM」を聴いてみてください。
今後も不定期更新していきます。では。

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