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「たしかなこと」/BAKU & SHEEF THE 3RD

「たしかなこと」/BAKU & SHEEF THE 3RD



こんにちは。
本日もHIP HOPの気になった曲と、その曲から得られる学びを紹介します。
今日は全国的に夏日ですね。私の地元、新潟県も非常に暑いです。
半袖で快適くらいな感じです。
本日は仕事が休みの日でしたが、仕事が入ったので、午前中のみ出勤してきました。
最近は休日出勤が度々あり、丸一日休みの日がなかなかないですが、休日出勤分はしっかり超過勤務手当が出るので、次の給料を楽しみに休日出勤も頑張っています。
以前の私は休日出勤があると、「やってらんねー」と言った具合にテンションガタ落ちでしたが、最近はそんなことも無くなりました。
「時間をお金に換金した分、別な休みの時に楽しめることにお金を使おう!」といった具合に、ポジティブな捉え方ができるようになりました。
最近はなんだかポジティブです。「いつまでこのポジティブマインドでいられるかな?」と考えることもありますが、ポジティブにいられる時はポジティブなことに焦点を当てて、このポジティブマインドを維持していきたいと思います。

そして、今回紹介する曲は、まさしくポジティブな曲です。早速紹介していきます。

1、曲紹介:「たしかなこと」/ BAKU & SHEEF THE 3RD

今回は、4月3日にリリースしたばかりのシングル「たしかなこと」/BAKU & SHEEF THE 3RDを紹介していきます。
BAKUことDJ BAKU氏と、BLAHRMYSHEEF THE 3RD氏のコラボ曲です。
まずは簡単にお2人の紹介をします。

BAKU(DJ BAKU)
・DJ、トラックメーカー。
・般若、RUMIと、「般若」として活動していた。
・豪華客演陣を招いたアルバム「THE 12 JAPS」(2009年)や「MO' BETTER TRUTH」(2023年)、その他、MIX CDなど多数の作品をリリース。また、音楽活動の延長において、数々のミュージシャン達との交流に基づき作成された映画作品「KAIKOO/邂逅」(2005年)も手掛けている。

BAKU

SHEEF THE 3RD
・神奈川県藤沢市出身。
・MILES WORDと、「BLAHRMY」としても活動。また、DINARY DELTA FORCEのRHYME&Bとともにジョイントアルバムもリリース。グループとしての作品やソロ作品、参加作品等多数。

SHEEF THE 3RD

かなりざっくりな紹介なので、詳しくはご自分で調べたり、作品を聴いていいただければと思います。

もはやベテランであるお2人のジョイントですから聴かずとも間違いないであろうと思っていましたが、案の定、間違いありませんでした。
トラック気持よし、ラップも気持よし。
そして、SHEEF THE 3RD氏のリリックの内容が最高でした。
以下、気に入っているverseを抜粋して紹介していきます。

「時間の流れに負けないように 他の誰とも比べないように
俺は俺でお前はお前 今が最高ならそれが答え」

これです!最高です!
まさしく最近の私の心の持ちよう、そのものであります。
初めて聴いた時、”学んだ”というより、”ジャストフィット”といった感じでした。
以前の記事にも書きましたが、比較は本当に無意味です。無意味どころか、誰かと自分を比べて優劣をつけることで、自分の気持ちも乱高下してしまいます。なので、このシンプルな「比較しない」ということは、人生を楽しむうえで非常に重要なことなのです。
そして、「今が最高ならそれが答え」は本当にその通りだと思います。
以前の私は慢性的な不安に苦しんでいましたが、最近はそんなことはなく、さっぱりとした気持ちで過ごせています。
それは、「今」とか「今日」に集中できているからだと思います。
不安の大半は、先のことを考えて生まれるものです。

今、美味しい食事をしていても、先のことの不安で美味しさを感じない…
今、タバコでチルしているはずなのに、先のことの不安で知らぬ間にタバコを吸い終わっていた…
今、家族との休日を楽しんでいるはずなのに、明日の仕事のことで頭がいっぱいで、家族との楽しいはずの会話がままならない…
今、美しい風景の中、車を運転しているのに、頭の中は今後の不安でいっぱいで、美しい景色が目に飛び込んでも何も感じない…
今、五体満足で生きており、問題なく心臓が動き、呼吸苦もなく生きているはずなのに、そんな満足感は微塵も感じず、未来に対する不安で押しつぶされそうである…

こんな調子で、先のことで頭を重くして生きるのか、それとも、SHEEF THE 3RD氏が言うように「今が最高ならそれが答え」といった感じで、今この瞬間を楽しんで生きるのか、どちらの人生が良いのか?
答えは明白だと思います。
今の私は完全に後者が良いということをわかっていますし、実現できています。
「今が最高」という言葉に、”計画性がない”という反論を持つ方もいるかもしれません。その考えもよくわかります。
計画することはすごく大事ですし、人生完全ノープランというわけにいかないのもよくわかります。
ただ、計画していてもその計画が実行できる確証があるのか?と言うと、「100%ある」なんてことはあり得ないと思います。
極論かもしれませんが、いつ死ぬかわかりません。
通勤中に交通事故に遭って死ぬかもしれません。
心筋梗塞で急死するかもしれません。くも膜下出血で死ぬかもしれません。
死なずとも、多くの後遺症が残るかもしれません。
生死に関わることがなくても、明日、明後日に急な自然災害が起きて、色々な計画が台無しになるかもしれません。
そこまでいなかなくても、自分で考えていた計画が、他者や何らかの現象で台無しになるかもしれません。
そう考えると、計画は大事ですが、計画したり、先のことばかり考えたりするより、今この瞬間を楽しむ方が有意義な気がします。
最近、私は朝起きたら、ノート(本当の紙媒体の日記的な)を書いています。毎回「今日も生きて起きることができた。今日を精一杯生き抜こう。」と書きます。そう書くと、今日1日を強く意識することができます。
仕事の日なら、精一杯働きます。休みなら、精一杯休みを楽しみます。
そして、泥のように眠ります。寝る前に「眠っている間に死ぬかもしれない」とノートに綴ります。そうすることで、今日生きれたことがありがたく感じます。
長々と語ってしまいましたが、SHEEF THE 3RD氏の「今が最高ならそれが答え」には、私が語ったようなことが集約されている気がします。

続けて、他にもこんなリリックもあります。

「お前を倒す腕力は無いが、お前を許すこの愛があんのさ」

かっこよすぎます。完全にパンチラインです。
最近、私は、「生きている」というより、「生かされている」と感じています。
奥さんに食事を作ってもらい、子供達に元気をもらい、会社に雇ってもらって給料をもらい、友人に遊んでもらい、楽しく話をしてもらい、私が何もしなくても、素晴らしいアーティストの方々が素晴らしい楽曲を発表してくれて、極論を言えば、野菜や米を作ってくれる人がいて、車やコンピューター、家電など、生活を便利にする道具を作ってくれる人がいて、挙げればキリがないほどの恩恵を受けて「生かされて」いるんだと感じます。
そう思うと感謝しかありません。
これだけの恩恵を受けていて、充分過ぎるくらいなのに、以前の私は、「あの部下の働きっぷりはどうなっているんだ?」とか、「あいつの態度はムカつくわ」とか、イライラ、カリカリが日常茶飯でした。
そのような”怒り”は精神的に不衛生ということにも気が付かず過ごしていました。なんて勿体ない日々だったのでしょう。
ただ、今は違います。
誰かに怒るよりも、誰かの行動や過ちを許すこと、それがどれだけ自分にとっても幸せなのかということに気が付くことができました。
私なんかより幾分も前に気づいていたSHEEF THE 3RD氏のリリックには、私がずらずらと語ったことが集約されていると思います。
「お前を許す愛」
これこそが真の強さであり、相手も自分も幸せにできるものだと思います。

2、まとめ

長々書きましたが、最後にまとめます。
(まとめる程の記事ではないかもしれませんが…(笑))
・先のことに頭を悩ませるより、「今」というこの瞬間を存分に生き、楽しむことで、良き人生を歩むことができる。
・生かされていることに感謝することで周囲に対する愛情が生まれる。憎しみや苛立ちといった感情で己を滅ぼすより、愛情をもつことで、相手も自分も幸せにすることができる。

これは、まさしく「たしかなこと」です。
私は、明日からも「今」この瞬間や、「今日」を噛みしめて生きていきます。
皆さんはどう生きていきますか?

本日は以上になります。
読んでいただいた方、ありがとうございます。
不定期更新していきますので、今後もよろしくお願いします。
では。

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