こうTipを使えば、ネイティブ英語になります
こんにちは、ごっちゃんです。早速ですが、今日のお題です。
ぜひ考えてみてください。
♦今日のお題
「地球温暖化はもう止めることができないところまで来てしまった」
(tipを使って表現できればベストです)
♦今日の表現
直訳すると、「Global warming has progressed to the point where nothing can stop the trend anymore」といったところでしょうか。いや~長いし複雑です。(笑)
しかし今日ご紹介するtipを使った表現だと、こちら。
「Global warming has passed the tipping point.」
♦今日の解説
「Tip」もさまざまな意味のある言葉で、大きく分類するならば「何かの先端、先っぽ」「傾く」「有益な情報」それからウエイターに渡す「チップ」です。
この4つを名詞で使うか、動詞で使うかでそれぞれの意味が成立しています。どれも文脈で判断するしかありません。スラング的な使われ方もします。
今回は、「傾く」という意味が一番近いです。水の入ったコップを少しずつ指で押して傾けていくと、あるポイントで水は一気にこぼれてしまいますよね。そのポイントが、「tipping point」です。
この言葉は使われるようになったのは、カナダのジャーナリストであるMalcom Gladwellの2000年の著書「The tipping point: How little things can make a big difference」が出版されてからと言われています。
ちなみにこの本では、tipping pointを「あるアイディアや流行もしくは社会的行動が、敷居を越えて一気に流れ出し、野火のように広がる劇的瞬間」と指しており、話題となったビジネス書です。
♦今日の例文
ではいくつか例文を見てみましょう。
1)2016 may be a tipping point on the world.
「2016年は世界にとって大きな転換点となるだろう」
2) The smartphone market has passed the tipping point.
「スマホ市場は転換点を迎えた。」
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