誰かと一緒に成長すること


昨日まで、一緒に住んでいる彼の先輩が、引っ越し準備で家がないとのことで
我が家に1週間ほど泊まっていた。

私たちが住む家は2DKで、
でもリビングルームと寝室しか使っていないから、
残りの一部屋はほとんど空き部屋で
基本的に誰か泊りに来たいと言ったら、「全然OK!」という感じで受け入れていて。


この前は私の地方の友達が宿がなくなったと言うことで泊まりにきて
そのときも、この通称「空き部屋」を貸していて。
いずれAirbnbでもして少しお小遣い稼ぎにもしようかな〜なんて少し考えていたりする(語学の勉強にもなりそうだし・・・!)

じゃ、この一つ余った空き部屋は普段どうしてるの?と言われると

普段は、喧嘩したときの避難所とか。
(同棲前は、1DKとかでいいかな・・なんて思っていたけど、同棲経験者の人に質問すると「いや、ずっと同じ空間だとめっちゃ苛々することがあるから!絶対仕切り必要!2DKくらいにしとき!」と熱弁されて2DKに。)

拗ねたりしたときは、この部屋に籠ったり
普段はダブルベットだけどソファーベットがあるので、一緒に寝たくないときはこっちで寝たり。


最近この部屋を誰かを泊める以外で使ったのは
ホワイトデーの日。

バレンタインの時、私はヒソヒソと手作りチョコレートも作って(同棲しているとチョコレート作って隠すの大変なんだ・・・!)、プレミアムのプレゼントも手に入れるために仕事の合間に走ってデパートに行ってゲットして渡したのに、

一方の彼は、
3月14日の夜、

「あっ、今日ホワイトデーじゃん!忘れてた!はははっ」


・・・・・・


「はははっ」ってなんだよ



とその発言の瞬間に瞬足で移動し私はその部屋に籠った。(露骨)(あとで超謝られて許したけど、いまでも思い出すと少し胸が痛い)

この具合だと・・・・今年は私の誕生日すらも忘れられるのでは?
覚悟し始めているこの頃です。



話が逸れてしまったけど、
そんな我が家に彼の先輩が泊りに来ていて

その先輩と、彼がお風呂に入っている間に2人で話すことがあって。

彼の先輩「俺は彼女と遠距離だから、半年に一度くらいしか会っていないんだよね」

私「え、そんなに頻度少ないんですか・・・!」

彼の先輩「うん。できることなら毎日会いたいけどね」


「毎日会いたい」

(大事なことなのでもう一度書きました)



一方この発言を聞いた時の脳内の私:


うおおおおおおおおお!!!!!!!

毎日会いたいって言われてる遠距離の彼女さん、めっちゃ幸せだろうなあ!たまらん!たまらん!!!!!!うひゃーーーー!!!!!!

しかも第三者にそれを言っているんだよ!ぎょーーーーー!

これは本物だー!本物の愛だ!!!!!!

遠距離だけど、こんな風に思われている彼女さん幸せすぎる・・・・!

だってだって、それにそれを聞いた私も幸せになってますから!(一体誰なんだ私は)


こんな具合に

彼の先輩の「できることなら毎日会いたいけどね」と言う発言に脳内キュンキュンキューン!!!しまくっていた私にその彼の先輩は続けて、



彼の先輩「あ、恋人と一緒に住むってどんな感じ?一緒に成長できるって羨ましいなぁ。」



と尋ねられて、ちょっとハッとしてしまう自分がいた。

一緒に成長。

・・・


果たして私は彼と一緒に成長出来ているのだろうか。

そして少し凹んでしまった。

それは、

たぶん、私の感覚として、少なくとも一緒に成長しているという感覚がないから。

私は彼のことを応援してる。
大学院で研究している彼を少なくとも応援している。

でも、それはなんだろう。。


「一緒に成長」という感覚はない。


彼は私とは違って、完璧主義だし、前に出て行くタイプの人間だ。
小さい頃から、成績もトップ、高校もトップ、学級委員とかも引き受けるタイプで、でも嫌味な感じの人じゃなくて、困っている人がいたら自ら手を差し伸べるような人。で、ちょっといじられキャラな感じ。

大学院を卒業したら、
マイクロソフトとか、グーグルとか、そういう外資系で働いて、そのあとは起業したい。というのが彼の考えらしい。

本当にそうなるのかどうか未来のことは確実にはわからないけど、
彼がそう思っている以上、それに近い未来は来ると思う。

そして、そんな彼に私は相応なのだろうか、とたまに少し悩む。

彼はまだ就活を経験したことがないから、今は研究に飲み会に研究に・・・という感じで、理系だし就活をあまり知らなさそうで

だから、今は半分学生感の残っている社会人みたいな私と一緒にいても違和感ないけど、
彼の目指すような企業に本当に彼がフィットするようになったら、
きっと私たちのキャリアや人生観は違うようになるんじゃないかなあって思って


彼のことを応援しているけど、
「じゃ、私は?」って。たまに思う。

本当はもっと自分のために時間を使いたくなる(使うべきだな)と思うときがあっても、
私はどこか彼に合わせてしまうときがある。


彼と一緒にいて、たくさんのことを知って、学んで
家族親友以外で、こんなに長い時間を過ごした人はいないし、
今まで出会った人の中で、一番落ち着く相手で、
出会ってから長いけど、未だに毎朝ブッサイクな鼻毛の見えている彼の寝顔見ても「それがイイ!!」と思えるし、毎日好きだと胸を張れる。


けど、毎日焦る。

好きな人なのに、ちょっとライバルのような。


私は中国語の勉強もWEBの勉強も、仕事以外の時間を作らないと出来ない
だから仕事終わりに取り掛かるけど、進歩は早くない。


でも彼は全額両親のサポートのもと学業に専念できて
バイトもしていない。
金銭的な部分は気にせず、自分の欲しいものは手に入れることができる。

彼にとっての当たり前の生活と
私にとっての当たり前は、少し、大きく違う。

ちなみに私のなかで結構苦い思いなのは
彼の仕送り>私の月収
ということ。(情けねぇ・・・)


でも外の場で、私は社会人だから、
大体私の方が多く払って暮らしているんだよね。

これは私にとって一応「社会人」であるという意味での見栄も少しはあるけど、
やっぱり男性側にエスコートされたいなって思っちゃうし
なんかあらゆる面で私、損してるんじゃないか・・・ってたまに。

お母さんのような気分になることもありますよ。ぐへい。

社会人になると決めた時に思ったこと
『学生時代は良かった・・・。』なんて言ってしまう社会人にはなるまい。
ということ。

でも今は、
院生の彼が隣にいて、彼の生活が羨ましいなと思うこともしばしば。 
(飲み会の翌日は昼まで寝て、大学に行く。サークル楽しい。みたいな)  


社会人を楽しみたいのに。
「学生時代はよかったのかもしれな・・」と喉元まできてしまっている自分がいてハッとする。

自分の選んだ道を、今は全うしたいのに。



私は誰かと一緒に成長ができるのだろうか。

毎日一緒にいても、
肝心な部分は避けて、表面で関わろうとしてしまうのはいつもの癖で、
相手を知る努力はするけれど
自分を伝える努力にはどうしても臆病である。


誰かと成長できるようになる。

こんな生活ができるといいな。









この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

サポートしていただいた場合は、「もっと書こう!」と単純なのでやる気が出ます・・・!

ありがとうございます!
37

kinako。

#エッセイ 記事まとめ

noteに投稿されたエッセイをまとめていきます。 photo by 横田裕市( https://note.mu/yokoichi )
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。