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専門職大学のデメリット

こんにちは、藤本です。
今回は、私が様々な記事を読んだり、iUに通って感じた、専門職大学のデメリットを私なりにまとめてみようと思います。

まず1つ目、「社会的評価が低い」。
専門職大学という仕組み自体、つい最近できたものなので、知名度がかなり低いです。世間的にはFランや専門学校と同等に扱われることでしょう。学歴としては大卒になっても、周りからはそう見られないという懸念があります。

2つ目、「単科大学が多い」。
私が調べた限り、専門職大学というものは総じて単科大学であることが多いです。つまり、学部が会ってないと感じても、転学部が非常に難しい。やるとしても転入学か編入するしがありません。いずれにしてもハードルは高いです。

3つ目、「偏差値が低いところが多い」。
これもまだ専門職大学が新しい制度であることと関連するのですが、知名度が低いために優秀な学生は集まりにくい現状があります。実際に今年はiUもかなり入試日程を追加しまくっておきながら店員割れという状況に陥りました。そのため金さえ払えば入れる状態であることは否めないです。もしかしたらこれからの実績次第では偏差値が上がるかもしれませんが、希望的観測で終わる可能性も十分にあります。

4つ目、「アクティブラーニング」。
専門職大学は社会で活躍できる即戦力を育てるために、実践的な教育を多く取り入れています。その一環がアクティブラーニングなのですが、これが非常に賛否が分かれるところだと思います。話し合ったり発表するのが好きな人は成績を残しやすくて楽かもしれませんが、私のような人見知りは話し合いもままならず、発表を恐れるので成績を残しにくいです。私としては課題やレポート、期末テストで成績をつけてもらえる方が気が楽です。

5つ目、「クラス制と少人数授業」。
専門職大学は原則40人以下での授業の実施が求められているので、必然的に授業は少人数授業が主となり、iUはクラス制となっています(他の専門職大学は知りません)。これは学生と学生、学生と教授の距離が近いというメリットではありますが、私からしてみれば余計な人間関係に巻き込まれるというデメリットでしかありません。

5つほど私が思う専門職大学のデメリットを上げさせていただきましたが、結局は本人がどう感じるかにかかっていると思います。色んな人と交流したい人には合うと思いますし、1人が好きな人には辛いと思います。
大学は自ら学ぶ場なので、そういうのはどうだって良い!と割り切れる方なら意外と何とかなるかもしれません(私はそういうことができないので苦痛なのですが)。

大学は自分のやりたいことを突き詰められる場所だと考えています。しかし、自分が生き生きできる環境でないと、そのような自己実現も難しくなるとも考えています。
環境のせいにするなという批判は散々聞きましたが、それはあなたが環境に左右されない素晴らしいメンタルを持っているだけであり、そのようなメンタルを持ち合わせてない人はそうもいかないという現状を認知してください。

専門職大学はまだまだこれからの制度ではありますが、私としては正直上手くいかないのでは、という感覚が強いです。
そういった意見も参考にしながら、行っても後悔しない大学を決めるようにしてください。

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