マガジンのカバー画像

青年海外協力隊🌍

40
2019.1~2021.1 ザンビアで暮らす2年間の記録
運営しているクリエイター

2019年7月の記事一覧

高熱に魘されながら考えたこと

高熱に魘されながら考えたこと

日本を離れて半年。
日々を過ごすなかで確信が強くなっていることは、2年間で私が変えられることはなにもないってこと。

国が変わらなければ、住民の暮らしは変わらない。
住民が変わらなければ、国は変わらない。

どんなに大金を投入したってドナーはドナーであって、外国人があれやこれや口だししたところで動くのはお金だけ。

ましてやなんのスキルもお金もないボランティアがたった2年間で変化を起こせるわけなん

もっとみる
知ってほしいこと伝えなきゃいけないこと

知ってほしいこと伝えなきゃいけないこと

今日はじめて全くの他人にお金を渡した。
なにもせずにはいられなくて、あれこれ考えても私にできることはお金を渡すことしか思いつかなくてお金を渡した。

今日はアウトリーチに出かけた。
今日のコミュニティーを訪問するのは2回目だった。
前回訪問したとき、重度の低体重の双子の赤ちゃんがいた。1歳を超えているのに体重は6キロ程度で、二人ともぐったりとしていて哺乳する力は弱弱しく歩くことも立つこともできない

もっとみる
6ヶ月が経って思うこと

6ヶ月が経って思うこと

1号報告書を提出してから3か月が経ち、2号報告書を提出するときがきた。
1月28日に日本を経ち、ザンビアに来て6か月が経った。
2年間の任期のうち4分の1が過ぎた。
早いような
遅いような
やっとのような
あっという間のような
そんな6か月間。

海外に出ることに抵抗はなかったし、国際協力に携わることはずっと前からの夢だった。
ある程度の過酷な状況は十分覚悟してきたつもりだったし、なにがあっても揺

もっとみる
活動計画!

活動計画!

果たしてこのなかでどれだけのことが実行できるのか
果たして残り一年半でどれだけ変更が繰り返されるのか

字数制限と英訳が課された公式の活動計画では、想いや活動の詳細まで言葉にすることができず、消化不良というかやっつけ仕事というか、自分のなかでも靄がかかったままだった。

大勢の実習生のおかげで、手持ちぶさただったのでひたすらペンを動かした1日。

中間報告まであと半年。
改めてスケジュールを確認し

もっとみる