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"ムズング"として暮らすこと

最近、これ日本語でなんて言うの??と聞かれることが増えてきた。

私があまりにも英語も現地語も上達しないからかな...

今日も村で焼きメイズを齧りながらそんな話をしてたら、たまに会うドライバーさんが

Mr.ナカムラがたまに日本語教えてくれたよ~アリガトウ、サヨウナラ。

って。Mr.ナカムラって誰?!?!って聞いたら、彼が中学生のときに協力隊で派遣されてた先生だと教えてくれた。

日本人が誰一人いないこの町に住んで3週間、昔むかしの協力隊の名前を聞くのは二人目。

日本から12000kmも離れてて、ポケモンもドラゴンボールもキティちゃんもポピュラーじゃないこの国の、さらに田舎のこの町で、かつてザンビアの国の人々のためにもがいた若者の名前が時代を越えて彼らの後輩である私の耳に届く。

彼らがもがいた証がこの国の発展や人々の幸せに直接的に成果を残したかは分からない。でも、確かに彼らの記憶の中にひとりの日本人が生きている。

日本語を聞いて、テレビで日本のニュースを見て、Mr.ナカムラやMr.サイトウのことを思い出しているザンビア人がいる。

私は未熟なムズング。期間限定でやってきた、大した知識も技術もコミュニケーション能力も持ち合わせていない外国人ボランティア。そんな私ができることはきっと一緒に働く同僚や村の子どもたちの記憶の中で日本人として生き残ること。

どんな風に語られる人になれるだろうか...

”ムズング”じゃなくて、"日本人のミナ"としてだれかの記憶の中で生きられれば十分なのかもしれない。

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スキがアフリカまで届きました🌏️💗!
8

み。

青年海外協力隊員としてアフリカで暮らす未熟な看護師の日々の記録。
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