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初めての面接。ありがとうの気持ちでいっぱいになった。

 先日、初めての面接に行ってきた。
 すっっっっっっっごく緊張した。
 前日は得体の知れない恐怖で涙が止まらなくて、当日は見事に目が腫れた。結局そのまま行ったけど…(トホホ)


 初めての面接を乗り越えて最初に思うことって、「ほっとした〜」とか、「解放だ〜」とかそういう事かなって思ってたんだけど、意外とそうじゃなかった。

 感じたのは、
 私って、色んな人に支えられているんだなってことだった。


 前々日の模擬面接をしてくださったキャリアセンターの方。すごく優しくて、親身になってアドバイスしてくれて、そのおかげで当日は言いたいことをしっかり面接官に伝えられたと思う。


 当日の朝、仕事先からLINEしてくれた母。

「バス停の場所、間違えないでね!
きっと大丈夫。頑張って!」

 ガチガチに緊張していた私を心配して、バス停の場所が書かれた画像まで送ってくれた。結局、バス停見つからなくてバス逃しちゃったけど…(ごめん…)


 で、パニックになった私を面接会場近くまで送ってくれたタクシー運転手さん。
 バスを逃したことと緊張で心ここに在らず状態の私に、ゆったりと話しかけてくれた。

「そろそろ台風ですねぇ〜。」
「今日はお仕事ですか?」
「就活でしたか。それも面接。そりゃあ緊張しますよねぇ〜。」
「面接、頑張ってくださいね。行ってらっしゃいませ。」

 なんだかその一言一言があったかくて、嬉しくて、安心して。涙うるうるになりながらも、目的地に着く頃には少し心が落ち着いていた。


 こうして挑んだ初面接。受付の方も、面接官も、なるべく就活生の緊張をほぐそうと声をかけてくださって、なんとか乗り越えることが出来た。
 そして結果は、合格だった。



  改めて、人はひとりでは生きていけないなぁと思う。色んな人にちょっとずつ背中を押してもらって、勇気をもらって、進んで行けるんだなって思う。

 いつも周りにいる人も、その日たまたま会った人も、互いに影響し合って、溶け合う瞬間がある。それが不思議だし、ご縁だし、尊いなって思う。


 色んな人に支えてもらって、私は一歩前進できました。心からのありがとうで胸がいっぱいです。

 私も、知らぬ間に誰かの背中をそっと押せてたらいいな。そんなふうに思えた初面接の思い出でした。

 

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