症状により考えられる病気(咳をする)


こんにちは、
アミナです。


咳は、呼吸器官での刺激物を取り除くための
防御的な反射運動です。

大きく分けて、乾いた感じの咳と、
湿った感じの咳の二つに分けられます。

前者は「ケッケッ」、後者は「ゼーゼー」といった感じです。
猫は犬と比較するとあまり咳をする様子は見られませんが、
気道内の異物、肺や心臓の腫瘍により、咳をすることがあります。

乾いた咳では、気道が過敏な状態になるため、
喉や首の内側を触ったりすると咳をしたり、
咳をした後に吐き気のような症状を示すこともあります。

乾いた咳の代表としては、
喉頭炎、気管支炎、期間虚脱などがあります。

最初は乾いた感じの咳をしていても、症状が進むにつれて
気道内の分泌物がたまって湿った咳に変わっていきます。

湿った咳の代表としては、慢性気管支炎、肺炎、
心臓弁膜症,心筋症による肺水腫などがあります。

原因は、気道内に異物があると咳が出ます。
また、感染症に掛かっていたり、
気管などの呼吸器系に異常があると
症状のひとつとして咳が見られます。

咳をする時がどんな時かをよく観察してください。
安静時にするのか、運動をしたり興奮をしている時に咳が出るのか、
または、夜に沢山出るのか、朝方に出るのかなどです。

咳の仕方も、発作的なのか、繰り返しなのか、
長く続くのかなどを観察します。

ケアのポイントとしては、
咳をあまりさせないような姿勢を保たせることが大事です。
咳を頻発すると気道内の炎症を余計に助長させてしまいます。

また、病原菌を巻き散らかすことにもなります。
長く続く咳は、血圧や心臓、肺のためにもよくありません。

安静を保つようにしてあげましょう。
首輪や衣服などを付けている場合は外して、
呼吸が楽になるような姿勢にしましょう。

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