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SARS-COV-2蔓延防止の為のプログラムを仕切り直す為の考察

SARS-COV-2蔓延防止の為のプログラムを仕切り直す為の考察

2020年4月11日

医療環境管理士 イサゴマサコ

A 目的 : SARS-COV-2の動体調査

B 効用:SARS-COV-2の蔓延防止、covid-19感染症の発病予防 と経過観察

C 方法
❶covid19 検査
①PCR検査
検体 :咽頭ぬぐい液、血清、尿、喀痰、肺液等。
メリット:ダイレクトにSARS-COV-2抗原の感染を把握できるスタンダード検査法。
デメリット:高価、検査時間がやや長い。感度、特異度が低い為、感度30から50の為見落としがある。

②迅速抗体検査
検体 :咽頭ぬぐい液、血清、尿、喀痰、肺液等。
メリット:①相対的に、SARS-COV-2の感染と発病が把握できる補助的検査法。②感度、特異度が90%以上である。③安価。④迅速最短10分で検査結果がわかる。
デメリット:あくまでも相対的な補助検査方法であり、病原体そのものの検出をしていない。

❷診断と対処
検査陰性、症状なし:通常生活、感染症標準予防策、生活習慣予防策を講じる。
検査陰性、症状あり:対処療法、喉、咳、嘔吐、下痢、など具体的に医師と相談。休養。
検査陽性、症状なし:不顕性感染者、抗体2度陰性まで施設等で隔離。
検査陽性、症状あり:隔離入院 。軽症、対症療法重症、人工呼吸器。重篤、ECMO。

❸回復者支援
経過観察:2週間後の抗体検査、結果の把握と陽性者は再度入院等の処置。

❹相談と支援体制
①保健所による電話相談では不十分だった心的な不安感を除く為の、基礎的な感染症の予防や蔓延防止策の啓発動画や、講習会の実施。
②疫学的な感染症発病の実態と予防策の啓発。
③感染症予防のための施設や地域リーダーの養成(医療福祉環境アドバイザー、医療環境管理士等の養成)
④リモート相談所の設置。
⑤カウンセラーの養成。

D 考察
①4月1週目のTwitterによるアンケートでは経済的や離職のダメージはまだ初期であるが、病状に対する相談所の対応の不満が特に目立ったように感じました。
②4月2週目に7都道府県に緊急事態宣言が発令されて、経済的なダメージを受けた人の心的なダメージが出てきたように感じます。
③4月10日金曜日北九州市役所の職員による医療従事者の3分間の拍手によるエールは感動を呼びました。 疲弊された医療従事者に活力の火種が見出されたのではないかと、想像します。
④政治的な支援に心的な不安の支援が追加できると、感染症の罹患と発病が抑止が期待できるような気がします。
⑤気づいたことや体験したことを寄せ合って、協議できる体制を構築できると良いのではと感じます。
⑥国民は、感染症予防と蔓延防止の政策に協力して公共の福祉を害さない努力を強く感じます。
⑦医療関係者は、感染症発病の防止に対するアナウンスをもう少し充実させて発信する必要があるように感じました。
⑧行政ならびに政治側は常に国民中心の立場を忘れずに、生命尊重の為の言動行動を意識してほしいと望みます。