見出し画像

ロックダウンした門前町

「来週から旅館と飲食店は営業自粛の要請をお願いします」携帯電話の市役所からの防災メールが入ってきた!

意外と早い対応だな。と私の頭の中は冷静に反応していた。

週の初めに隣町で感染者が出たというニュースが入ってきた。感染したのは、年金生活のご夫婦と普段は街中に離れて住んでいる息子さんのようでした。

これが東京の話ならば、数の中の一つということでさほど問題にはならない出来事であろう。

私の住んでいる伊豆市は、半島の中央の山間の温泉町で人口は4町合併して3万人を切ってしまう過疎地である。

隣町の感染者の情報は瞬く間に田舎に響き、闇の中に人々を包んでしまた。

東京での暮らしは窮屈だろうと知人を行為で招いた隣町のご夫婦にとってこの優しさが、辛い出来事を引き起こしてしまうなど考えもしなかったのだろう。

東京暮らしの招かれたお客さんが、帰宅後シンガコロナウイルス に感染していることがわかり。クラスターを追った厚生省の対策班により接触者として検査を受けなくてはならなかった。

症状などない、ところが三人ともあろうことに陽性反応が出た。

いや出てしまった、。いや陽性反応を出した。というように感じている。

田舎のことです、たまったものではありません、「新型コロナウイルス の要請者が出た。」と瞬く間に噂は広まりました。

すると、あちらこちらから、調子が悪いという相談が来た。

症状をできるだけ詳しく教えてと、聴きだすと、途中でイライラして怒り出す人達がいた。

それらの現象を目の当たりにしてのロックダウン要請、、、。

戸惑いは隠せない。

わずかだが、家賃とと光熱費が払えるくらいの協賛金がでる。


問題は2つ

1つは感染者が一人も出ていないのに、町の営業の自粛要請が市から出たこと

2つ目は田舎で感染者が出たことを公表して良いものなのか。

どうか感染が特別のものではなく、等しく罹患する可能性があるものであるということを理解して欲しい。

罹患した人が1日でも早く日常に戻れますように。