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地獄体験レポートについてわかりやすく解説

地獄と言うものは実在するかは知りませんが…

悪い事をした人が、永遠の責め苦を受ける場所として知られています。

西洋でも、東洋でも…その世界観は共通で
終わりのない罰を与えられます。

今日も、其処へ新入りがやって来ました。

鬼「これから、地獄を案内してやる…その中から永遠に続く責め苦をお前に選ばせてやる…フハハハハハ」

初めてやって来た地獄に、男は終始オドオドしながら鬼について行きます。

まず最初に案内されたのが、針の山地獄です。

其処には、大小の針からなる小高い山を
素足で、ただ延々と行進して行きます。

針が足の裏を突き刺し、痛くても…またその足を抜いて針の山に突き刺し進んで行かなくてはいけないのです…

足からはどんどん血が溢れて出します。

苦痛と悲鳴が交錯する阿鼻叫喚の世界です…

男「こ、これは痛そうだ…他の所にします」

次に案内されたのは、大釜地獄です。

人が何人も入る大きな鍋に落とされ、鍋の下では地獄の業火が焚かれ釜茹でにされます。
熱湯で苦しみ、足を底に着こうものなら灼熱の鉄が待ち受けます。

男「これも、たまったもんじゃない…」

そう言って、次の地獄に向かいます。

次の地獄は刃物地獄
お互い刃物を持ち、お互いに延々と相手を切り続けるのだそうです。

傷は塞がる暇もなく…来る日も来る日も相手を傷付け、そして傷付けられます。

その途中で、ある光景を目にします。

ボロボロの椅子に、見すぼらしい老人の男性が下半身を露出して座らされてます

この地獄ですから、数百年はお風呂になんてものに入ってないでしょう。
その、おちんちんと下半身のあらゆる箇所を
地獄のモノとは思えない様な、美しい出で立ちの美女に舐められていました。

なんと綺麗な女性なんだ…
いや…そんな彼女も鬼に違いない

老人は時折、恍惚にも似た表情を見せますが…ここは地獄…
それはきっと苦痛の表情で、気持ち良い訳がありません。

しかし、今まで見て来た光景を思い出すと
そんなもの、比べ物になりません。

男は、咄嗟に鬼に懇願します
「どうか、永遠に、あの責め苦を受けさせて下さい」

すると鬼は
「よし、わかった!」
と言うと…

美女の元に行き

「交代が現れた、替われ」
と言い、美女を何処かへ連れ去り

代わりに、男が老人の足元へ引きずられていった…

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