【名探偵141ちゃん⑤】

ここは、正垣邸

応接室に晶子と、執事のたく爺が呼ばれていた。
道端は厳しい形相で、晶子に近付き
『えー加減に自供せーっ!ネタはあがってんねん』
いつもの温和な道端では無かった。

たく爺は、表情ひとつ変えず…そのやりとりを見ていた。
そこに、少し遅れて141がやって来た。
『いやぁ…皆さん、大変お待たせしました』

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